ヨハン・シュトラウス2世 オペレッタ「こうもり」序曲(その2:クラウス)
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最近のワタシは長大な交響曲を聴くことが多いです。マーラーだ、ブルックナーだ、などと。そうした曲の合間に聴く機会が増えているのがこの曲でございます。モーツァルト(作曲当時16歳!)に期待する、舞うような愉しさと美しさがしっかり楽しめるし(^^)♪明るく美しい旋律と、とてもわかりやすい曲進行が『箸休め』にピッタリだと思います。なにしろ明快なので、クラシック聴かないヒトにも、この曲は割と聴けるんじゃないかしら。
1.トン・コープマン
トン・コープマン(指揮)
アムステルダム・バロック管弦楽団
録音年月:1988~1989年
当初は、モーツァルトの最有名曲”アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク”を知らないのは恥ずかしい!と思い、ゲットしてたCDです。が、なぜかその曲にはピンと来ず、しばらく放ったらかしにしてました。最近になってディヴェルティメントを気に入ったわけで。しばらく眠ってたCDで”おお、いいじゃ~ん(^^)♪”になると、なんだかとても得した気分です(笑)。
なんといっても、各弦楽の旋律の美しくて爽快なこと!そして、とっても瑞瑞しいのです。聴いていると、なんだか頭がスーっとしてくるような気がします。んでまた、別の曲を聴きだして夜更かししてしまう・・・のが最近のワタシのパターンであります(^^;。
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本日は勝手にクーベリックの日と聞いたのですが、ワタシはまだクーベリックの演奏を聴いたことがない! なので急遽一枚ゲットしてきたのですが、まだゼンゼン聴きこめておらず、今回の参加は断念。。。ワタシは未だに勝手にクライバーの日状態なのだ(爆)。
ヨハン・シュトラウス2世の曲は、ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートを見てから、好きになりました。2006年のヤンソンスさんは演奏もややオーバー?な指揮もとっても楽しかった!2007年のメータさんは地味な感じでワタシ好みではなかったけど。。。
この曲は、オペレッタのあらすじに沿って美しい響きや軽快なテンポが次々に繰り出されて、非常に楽しい曲だと思います。オペレッタを含めてワタシは歌劇はまったく見たことがないですが、しかしこの序曲を聴くと見てみたい!想いが強まってきます。。。まずは、クライバーさん指揮のDVDが出ているので、これを見たいです(^^)。
1.クライバーさんのライヴ
カルロス・クライバー(指揮)
バイエルン国立管弦楽団
録音年月:1986年5月
このCDはイタリアのレーベルから出ているものですが、正規盤でありません(汗)。同年の来日公演の録音との説もあるようです。。。しかし、正規盤と比べても見劣りしない音質なのにはタマげます。最初はやや粗い?と思ったけど、それは熱狂度を高めるプラス方向に作用しているようにも思えるし。
こうもり序曲はアンコールで演奏されています(メインはベトベン4番+7番!こちらも素晴らしい)が、起伏のある美しさと勢いがあり、大変楽しいです。もう一曲のアンコール「雷鳴と電光」も怒涛の勢いがスゴい。クライバーさんもオケの皆さんも、きっと笑顔+ハイテンション+汗ダクで演じられてたんだろうな~(^^;。
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リムスキー=コルサコフはロシアの管弦楽の大家だそうです。チャイコフスキーの4歳年下。このお方に興味を持ったのは、「なぜこのお方だけフル・ネームなの?」と思ったこと(笑)。同姓でまったく無関係の同業人がお出でならわかる(ヨハン、リヒャルトのシュトラウスなど)けど。。。リムスキー=コルサコフでファースト・ネームなのでした。なーんだ(^^;;。海軍軍人の家系に生まれ、実際にその道に進んだものの、音楽への道捨てがたく、海軍楽隊を率いた後、楽界にどっぷり身を投じられたのだそうです。
この曲はスケールがとても大きく、大音量のオーケストラをメインに、美しくドラマチックなヴァイオリン・ソロとの緩急もあって、とてもドラマチックな大曲。「千一夜物語」を題材とした曲だそうですが・・・「千一夜物語」はワタシ知らない(汗)。しかし後追いで読んでみようか、という気にさせる聴き応え抜群の曲かと思います。
1.カラヤン+ベルリン・フィル
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音年月:1967年
壮大なオーケストレーションが快感!出だしのズシンと重い管楽の咆哮には、なんだかゴジラ・キングギドラ系の古い怪獣映画を思い出してしまいます(ゴジラで有名な伊福部昭さんは、リムスキー=コルサコフさんのお弟子さんに師事していたそうな)。まずここに着目しますが、しかしその後の展開はもっともっと楽しいです。オーケストラの、特に管楽器群のテンションの高い大音響には、ゾクゾクするものがあります。いっぽう、ヴァイオリン・ソロの美しさ。この落差の大きさも魅力かと思います。
しかし、カラヤンがこうゆう明快な演奏をなさってたのは予想通り。あれ?という演奏をされている指揮者・演奏者はきっといるはず。そういうテイクを探して聴くのも、また楽し(^^)。
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新日本フィルハーモニー交響楽団
すみだトリフォニーホール
1.ドヴォルジャーク スラブ舞曲第1番ハ長調 OP 46-1
2.ドビュッシー 牧神の午後への前奏曲
3.ヴィヴァルディ 協奏曲集「四季」~第2番「夏」 OP 8-2より第3楽章
4.ヨゼフ・シュトラウス ポルカ「風車(水車)」
5.ヨハン・シュトラウスⅡ世 ポルカ「クラップフェンの森で」OP 336
6.スタイナー 夏の日の恋 映画「避暑地の出来事」より
7.成田 為三 浜辺の歌
8.ドヴォルジャーク 序曲「謝肉祭」 OP 92
錦糸町のすみだトリフォニーホールでは、活発にコンサートが開催されているらしい。。。と聞き、調べたらこの催しを見つけました。チケット代も手頃だし、浴衣姿でポスターを飾る井上さんにも興味があったので、行ってまいりました。
すみだトリフォニーホール(大)室内は、ベージュ色と深い茶色のツートーンが印象的。木製の側壁や客席が深い茶色で統一されていて、落ち着いた雰囲気です。今回は思いがけず前から5列目の席。ステージがやたら近い!びしばし聴こえてくるかな?と期待。
リラックスした催しってこともあってか、オケのみなさんもTシャツ姿で登場。ちなみにTシャツは井上さんデザイン(バックステージで販売してたけど開演30分くらい前にほとんど売り切れ)。で、井上さんは浴衣姿・・・ではなく、グリーン迷彩色のジャケットで登場!登壇するや、ハイテンションなスラブ舞曲が始まってビックリ(^^;。いきなり分厚い音ではじまりました。
井上さんの指揮は、全身でしなやかに表現されているように思いました。曲の流れをなぞるという感じではなく、ここが!というポイントをビシバシ指示されている感じ。
ヴィヴァルディの「夏」は弦楽器数人での演奏でしたが、コンマスの崔さんをはじめとする、みなさんの激しく力強い演奏に惹き込まれました。今までヴァイオリン主体の曲はあんまり聴かなかったワタシですが。。。先日聴いたアーノンクールのCDもヨカッタけど、う~む、これもヨイなあ~。
「浜辺の歌」の懐かしさにじ~んとしてたら、ラストは再びドヴォルジャーク(ザークじゃないのね^^;)の謝肉祭。ぐいぐいと気分を高揚させるジャンジャカした音とリズムがゴージャスでとても楽しい。開始と締めは、やっぱオーケストラのスケールの大きさを実感できる曲ですね。
アンコールは?ジャケット脱いだ井上さんがステージに再登場し、うちわ持って蚊を追っ払い終にやっつける!という一連の動きを弦楽器のみなさまがユーモラスにフォローしたのが、それだったようです(笑)。
なかなかに面白かったです。すみだトリフォニーホールの今後の公演もチェック必須と思った次第です。
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出だしからどこか不気味な感じで始まり、やがて優雅で伸びやかなワルツが展開。なかなかゴージャスな感じがするのですが、楽天的な雰囲気がない。そこへまるで大砲のようなティンパニーが響く。すると、また気を取り直したようにワルツが流れていきますが、さらに優雅さはなくなっていきます。やがてまた大砲のようなティンパニーが数発炸裂し、テンションの高い分厚いオケの咆哮が来た!と思ったら曲はスパっと終わり。約13分の管弦楽曲です。
たまたま入手したCDに入ってたので聴いたわけですが、「なんだ、こりゃ?!」とタマげながらも、オケの迫力と響きの多彩さで、また聴きたくなってしまう不思議な曲です。ホラー的な魅力があるということ?ラヴェルは第一次大戦に従軍したそうで、戦場を目の当たりにして受けた衝撃を、この曲に表現したとも云われているようです。
ピエール・ブーレーズ(cond)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音年月:1993年3月
音がとても厚く豊かで、とってもゴージャスだと思います。しかしそれらは、不気味さや特異な緊張感を高めることに貢献しているようです。ラストの激しい演奏は息の呑むほどの迫力。。。しかしながら、嫌~な後味は残らないのだから(不思議な余韻は残るけど)、不思議なものです。
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タッ、タタタタッ、タタタタッ、タッ・・・ワタシは20年くらい前にホンダ・プレリュードのCMで覚たんですが、この曲がラスト以外このリスム・メロディを延々15分繰り返している曲だとは知りませんでした、「のだめ」読むまで(^^;。しかしながら、異なる楽器がソロまたは複数の組合せでとっかえひっかえ演奏して行くため、とっても多彩です。徐々に編成が増えていってテンションが高まっていき、やがて大編成のオケ演奏で最高潮となります。ほんとにカッコイイ曲だと思います。
いっぽうで、オケの実力があからさまに出てしまう恐ろしい曲とのこと。「のだめ」では、千秋がル・マルレ・オーケストラでのデビュー公演(3日前に急遽決定)で演奏、散々な結果になってましたね。ル・マルレ・オケ、オーディションがうまく行って、ぜひ建て直し・リベンジしていただきたいものです。
1.カラヤン+ベルリン・フィル
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音年月:1966年3月
のっけから高い緊張感のもと、格調高くソロが繰り返されて行きます。着実にテンションが上がって行き、聴いてる方もワクワクしてくる。やがて、力強くてよ~く響くオーケストラ演奏へ。これだよ、これ!という感じ。これがベルリン・フィルの音なのね♪と素直に喜んで聴いてます。
ちなみにこのCDは昨日の「パヴァーヌ」と同じものです。特定の作曲家のオムニバス版"PANORAMA"シリーズです。元々個々に発売されて高い評価を得た演奏をまとめており、演奏家も有名なお方ばかり。それで2枚組1500円。有名な作曲家のテイクはほぼ出揃っている模様です。特定の演奏家の曲をいろいろ聴いてみたい!でも、どこから手を出せばいいのかわからない・・・という場合にかなりお役立ちかと。ちゃんと解説もついてて勉強になるし、ここから深みにハマって行くのもよろしいかと(^^;;。(購入年月:2006年3月)・・・ワタシはレコード会社の回し者ぢゃないよ(汗)。
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「のだめ」で、千秋がプラティニ国際指揮者コンクールで振った曲です。千秋はこの次の曲でミスってしまい激しく落ち込みますが、レストランでコンクール見たというムッシュに出くわし、「最高に良かったよー。本選頑張れよー。」と励まされるのでした。ムッシュは「亡くなった自分の娘を夢見てるようだった。。。。実は娘は生きてるんだけど」。。。て、おい!って思いましたけど。ラヴェルご本人も「亡き王女」への深い想いがあったわけではなく、フランス語での語感がいいからって命名したんだそうで、そうゆームッシュの楽しみ方は正解なんでしょうね。
心に染み渡るような、悲しげだけどゆったり優しく、とても感動的な曲。じ~ん。。。と来て、思わずよよよ。。。と涙腺が緩んでしまう。これはわかりやすい曲だと思います。主題が何度も繰り返されるけど、そのたびにジーンと来てしまうので、「またやられた!」と思うこと請け合いです(^^;;。ピアノ版と管弦楽版があるそうです。
1.小澤征璽+ボストン交響楽団
ボストン交響楽団
録音年月:1974年10月
出だしからの、ほろっとしたホルンの独奏が心地いい。なるほど、ここでのホルンは弱く吹かないといけないんですね。千秋が「もっと弱く!」と奏者と険悪になってまでこだわったのがわかるような気がします。
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