オフ会無事終了♪

第一回『クラヲタ友の会』、ぶじ終了致しました(^^)。

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聴くべ聴くべ(^^)

12連休も、本日で終了です。

 

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久々の新品買い♪

このところ中古店に入り浸っておりましたが。。。

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クラシック・アーカイブ

を見ておりました、今夜は(^^)。

 

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2008年の振り返り

もう年末なのね(^^;。

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指揮のおけいこ

面白くて、あっという間に読んでしまいました。。。(^^)。

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SHM-CDを聴く

話題のサンプラー、入手いたしました。。。

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これは。。。?!

先日見つけたCDですが。

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クラヲタへの100の質問

minaminaさんのブログでお見かけしたコレ、やってみました。。。

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なぜかクライバーさんの日

となりました。。。本日は(^^;。

 

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チャイコフスキー 交響曲第4番(その1:ムラヴィンスキー)

今日の千葉は雪がしんしんと降っております。自分は雪国育ちなので何の問題もないですが、街がドタバタしてますので、外出は控えております。で、マラソンを横目に見つつ音楽を聴いておりまする。(ちょっと仕事もせんとイカンのだが・・・)
で、ロシアを思わせる外の景色につられて?チャイコフスキーの4番です(こじつけ^^;)

この曲、昨秋のN響アワーでの演奏が印象に残っております。指揮者不在でコンマスの堀正文さんが指揮兼任で演奏し切った姿が。激しくてダイナミックなこの曲を、緊急事態で皆さん一致団結して演奏しておられたように思います。

1.ムラヴィンスキー(DG1960年盤)

Tcha_sym46_mra_wien

  エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
  レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
  録音年月:1960年9月

ムラヴィンスキーさんの指揮演奏は、とっても個性が強いようですね。なにしろ、キリリと引き締まった峻厳な演奏!物凄さがクラシック初級者のワタシにもわかりやすく、惹きこまれやすいところです。反面、聴いた印象が曲自体の特徴なのか、この指揮者ならではなのかが、わかりにくくはあります。それと、この方のCDを聴くと、他の方の演奏が『ゆるふん』に聴こえがちなのも、困ると言えば困るような。。。特に悲愴とショスタコ5番は他のCDやライヴを聴いてもピンと来ず、ムラヴィンスキーさんにどっぷりという状況です(^^;。ベト4はこれまた個性派筆頭のクライバー盤があるから、そうはなりませんが。

このCDもホントに壮絶!という印象です。第1・第4楽章・・・特に第4楽章でしょうか。運命に翻弄され自殺未遂まで起こしながら立ち直り、前向きに進んで行こうとするチャイコフスキーの心象の激しさがよおく伺えるかと。。。ですが、ちょっと激しすぎないか?とも思えます。これもムラヴィンスキーさんならではなんでしょうか。他の演奏も聴いてみないと。。。

 

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モーツァルト 交響曲第39番(その2:クーベリック)

本日2回目の更新です。このところ飲み食いの記事ばっかってこともあり(汗)

ワタシは、夜お酒飲みながら音楽を聴いてる・・・ってことが多い。つまり音楽と飲み食いは繋がっているのですよ(^^;。

2.クーベリック

Morz_sym3941_kubelilk

  ラファエル・クーベリック(指揮)
  バイエルン放送交響楽団
  録音年月:1980年6月

楽曲に誠実な演奏、とのことで興味のあったクーベリックさんの39番です。ワタシはこれまでは、個性を出す指揮者を好む傾向にありますが、じっくりしっとりと楽曲に向き合う指揮演奏にも惹かれつつありです。ブーレーズのマーラー2番の影響かな。
じっくりとした、厚みと深みのある演奏だと思います。でもそれは、モーツァルトの瑞瑞しさや躍動感にひたすら奉仕しているように思います。また、アンサンブルがとても力強くて、とても美しいと思います。

   

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ドヴォルザーク 交響曲第8番(その1:セル)

ドヴォルザークの代表曲といえば、交響曲第9番『新世界より』。しかしワタシの場合、CDも持ってるし生演奏も体験しましたが、もうひとつハマっておりません。そこにこの8番を聴いたらば、ビビビッ!と来るものを感じたわけで。。。9番のような超有名な旋律はないけれど、とても力強くて活気のある旋律がズンズン快調に進行するのが、とても気持ちいいのです(^^)。そんな中で第3楽章がせつなく美しかったり。とても充実感のある曲だな~と思います。

1.セル & クリーヴランド管

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  ジョージ・セル(指揮)
  クリーヴランド管弦楽団
  録音年月:1970年4月

帰省時の往復車中でよく聴いていたCDです。何しろダイナミックでとても力強い演奏なので、聴いてて生き生き・ワクワクしてきて、眠気も吹っ飛ばしてくれるのですよ(^^;。また、特に弦楽群の音が非常にも分厚いように思います。ライヴ演奏は、さぞかし凄かったんだろうな~と思います。

  

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モーツァルト ディヴェルティメント K136(その1:コープマン)

最近のワタシは長大な交響曲を聴くことが多いです。マーラーだ、ブルックナーだ、などと。そうした曲の合間に聴く機会が増えているのがこの曲でございます。モーツァルト(作曲当時16歳!)に期待する、舞うような愉しさと美しさがしっかり楽しめるし(^^)♪明るく美しい旋律と、とてもわかりやすい曲進行が『箸休め』にピッタリだと思います。なにしろ明快なので、クラシック聴かないヒトにも、この曲は割と聴けるんじゃないかしら。

1.トン・コープマン

Morz_divk136138_eine

  トン・コープマン(指揮)
  アムステルダム・バロック管弦楽団
  録音年月:1988~1989年

当初は、モーツァルトの最有名曲”アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク”を知らないのは恥ずかしい!と思い、ゲットしてたCDです。が、なぜかその曲にはピンと来ず、しばらく放ったらかしにしてました。最近になってディヴェルティメントを気に入ったわけで。しばらく眠ってたCDで”おお、いいじゃ~ん(^^)♪”になると、なんだかとても得した気分です(笑)。
なんといっても、各弦楽の旋律の美しくて爽快なこと!そして、とっても瑞瑞しいのです。聴いていると、なんだか頭がスーっとしてくるような気がします。んでまた、別の曲を聴きだして夜更かししてしまう・・・のが最近のワタシのパターンであります(^^;。

  

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今年の振り返り。

本日で仕事納め。明日から秋田に戻ります。。。ってことで、今年聴いたCDとコンサートを振り返ってみようかと。おのおのマイベスト上位3位まで。

まずはCD。
昨年のような、4ヶ月でタワレコのポイントが満杯になるようなことはなく(爆)。でも結構買ってしもうた。
以下は『今年聴いた』という観点につき、新譜とは限りません(今年買った今年の新譜は2枚だけ^^;)。

1位: ブーレーズ指揮 ウィーン・フィルハーモニー
    マーラー 交響曲第2番「復活」
Mah_sym2_boulez
  正直、今もハマっております。
  バーンスタイン盤が猛追中ですが(^^;、
  自分的には、ゆったり余韻のある響きが
  とても気に入っております。

2位: マタッチッチ指揮 チェコ・フィルハーモニー
    ブルックナー 交響曲第7番
Bruckner_sym7_matacic
  自分には縁遠い?と思っていた
  ブルックナーとの距離が急激に
  縮まりました。恰幅のいい演奏(笑)。

3位: ポリーニ+ベーム指揮+ウィーン・フィルハーモニー
  モーツァルト ピアノ協奏曲第23番
Morz_p2319_bohm_pollini  
  とても瑞瑞しいウィーン・フィルの旋律が
  大変美しい。ポリーニのピアノもしっとりと
  じっくりと聴けて、聴くたび本当にうっとり(^^)。

お次はライヴ。今年は9回行きました。
だいぶ生の聴き方に慣れてきたかな、というところ。逆に言えば昨年行ったウィーン・フィルは猫に小判だったかも(滝汗)。

1位: 上岡敏之指揮 ヴッパタール交響楽団
  10月13日 横浜みなとみらいホール
Kami_wup200710_2
 強~い表現意欲がビシビシ伝わってくる、大変に素晴らしい、印象に強く残る公演でした。近々での再公演を切に希望いたします。チケット価格が前回比大幅上昇するかも・・・ですが。

2位: 小山 実稚恵 華麗なるピアノ
    4月22日 横浜みなとみらいホール

 小山さんのピアノソロ・リサイタルは初めてでしたが、力強~く訴えかけてくるピアノに、とても驚き、感銘を受けました。特にワタシ的には、ショパンのバラード第1番とワルツ第1番が印象に残りました。

3位: パーヴォ・ヤルヴィ指揮 ドイツ・カンマーフィル+諏訪内晶子
    7月16日 東京オペラシティ

 諏訪内さんは見ても聴いても美しかった(^^;。ヤルヴィさんの英雄はズンズンと縦のリズムが力強くかったと思います。その後CD試聴しましたが・・・ライヴで聴こえる魅力が、CDにはもうひとつ入ってないような気がしました。

来年は、まだ3公演しか予約してません(汗)。CDは・・・ビッグな中古店を知ってしまったんで、また買い漁ってしまうかも。。。(^^;。

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マーラー 交響曲第2番「復活」(その2:バーンスタイン1963)

2.バーンスタイン+NYP(1963年録音)

Mah_sym2_bernstein1963

  レナード・バーンスタイン(指揮)
  ニューヨーク・フィルハーモニック
  録音年月:1963年9月

『復活』に限らず、マーラーならバーンスタイン!との評判が非常に高く、当然マークしてました。が、2枚組新品で4000円前後が相場でやや躊躇。そしたら中古店で5番アダージェットと8番(千人の交響曲)第1部も入ったコンピものを1600円で発見♪さっそくゲットしました。この指揮者+オケの録音は2種ありますが、これは1963年録音盤です。

予想通り・期待通りというか。。。とっても情熱的!!!

ストレートに、想いがビシビシと伝わってくると思います。テンポも要所要所で遅くなったり一気に加速したりするし、金管もまさに咆哮!という感じですね。しかし、それでも下品さなど全く無く、かつ表面的でもなく、ビシッと心に響いてくると思います。特に第4楽章!!

いや~、これは好きですね(^^)。

・・・でも、冷静でしっとりコクのあるブーレーズも、いいと思いますよ。

 

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蒙古タンメンとチャイコ一番

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ベートーヴェン 交響曲第2番(その1:シェルヘン)

ワタクシ、ベトベンの交響曲の聴き方には偏りがヒジョーに多いです。4番や7番は何種類も聴き漁る一方で、1番・2番・8番はろくすっぽ聴いておりませぬ。巷の知名度を鵜呑みにしちゃイカン!と思いながら、ついつい他の曲へ行ってしまうのです。しかし、すっごい面白い↓盤をきっかけに、全9曲制覇への足がかりを掴んだかも。。。(^^;。

1.シェルヘン+ルガノ響

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  ヘルマン・シェルヘン(指揮)
  ルガノ放送管弦楽団
  録音年月:1965年1月(ライヴ)

噂には伺っていた、シェルヘンさんのライヴ。なかなか入手できなかったのよね。
その異様なほどのテンションの高さにタマげます。それも怒気を含んでいるかのような。。ホントに鬼気迫る、切り刻むような激しい演奏!ワタシはかなり惹き込まれております。一方で、かなり刺激的で荒っぽくもあるかと。なので、ヒトによって好き嫌いがはっきり別れるんじゃないでしょうか。優雅なはずの第2楽章まで、ドスンとした迫力だし。
第1楽章2分過ぎにいきなり、第9第1楽章主題?と思う一節が出てくる(もちろん通常はそんなんじゃない)のも、なんじゃコリャ?で楽しいです。

 

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タンメン喰って第9を聴くのだ。

今日は初めて第9ライヴを聴く日。
千葉→都内に向かう電車に乗ってて、んん、あれは!?お店発見!!
途中下車して、蒙古タンメンで有名なそのお店へ。ここにあったのか!しかし蒙古タンメン・・ではなく「初めての方はこちらをどうぞ」のお奨めに安易に乗り、味噌タンメンをば(^^;。だって、昨日の健診後に飲んだ下剤の余韻が残ってんだもの(爆)。

Image168

味噌タンメンは、辛さはどうってこともなく。家系のような太い麺も、くったり煮込んだ野菜も、チョイ辛スープも、なかなかでござんした。次は体調整えて蒙古タンメンだ!北極ラーメンはムリっす。。。

・・・さてさて本題。

Tokyo_sym_200712

東京交響楽団 特別演奏会 スペシャル第9

 2007年12月15日(土) 東京芸術劇場

 1.J.S.バッハ カンタータ 第12番
  「泣き、嘆き、憂い、おののき」BMV.12より
  ”シンフォニア”
 2.マルチェロ オーボエ協奏曲 ハ短調「ヴェニスの愛」
 3.ベートーヴェン 交響曲 第9番 ニ短調 OP.125

待望の生第9でありますが、見渡すと客層の雰囲気も、ちょっといつもと違う。年末恒例なので、というお方、一遍生を聴いてみっか!というノリのお方など、クラシック好きっでわけじゃないお客さんが多い感じ。それは、演奏中にもパンフをバサバサめくってたり、小声でしゃべくってたり・・・ってのに現れる。ワタシの近辺のソレ(怒)は、睨みつけたりして牽制。それで空気読んでもらっただけ、まだいいけど(^^;。

さてさて、第9!合唱の皆様がゾロゾロと入場し、舞台後方にビッシリ。100名様くらいか。
東響は今年4回目ですが、今回もしっかり聴かせてくれる、という印象です。スラリとカッコいい大友さんのしなる指揮に呼応して、第一楽章はしっかりドラマチックに進行。なかなかの手応え。でも右横のオバチャンが隣の旦那にのたまう。「これって第9なの?」(笑)。
第2楽章もイキのいい演奏(特にティンパニー)で楽しい。
第3楽章の前に、独唱の4名様がご入場・着席。このタイミングなんだ~。森麻季さん、とても綺麗でひときわ目立つ!
で、第3楽章は。。。ワタシ的には非常にヨカッタ(^^)。ゆったりと美しい旋律で、しっかりと聴かせていただきました。今度からはCDでも第3楽章をじっくりと聴きたいと思った次第です。

お待ちかね、第4楽章!ここでもオケの皆さん、テンション上げて演奏を展開。そして、歓喜の歌の旋律を弾き始めたとたん、客席の雰囲気が明らかに変わった(爆)。「やっとキター!」ってな雰囲気(^^;。そして、いよいよ独唱へ。
バリトンの堀内さんの声が、ホールに響く。一人の声が、こんなに力強く響くとは驚きました。しかし、さらにワタシの驚きはその後・・・

合唱の威力、響きの凄さ!
衝撃波のような。。。目の前にズンズンと響いて、存在感がとても大きい。
これは、生じゃないとわからないと思う。

力強い合唱は、楽器とは異なる、強~い説得力があるんですね。これほどの存在感とは、思いませんでした。正直、目が潤んだ。最終楽章の締めもバシッ!と決まり、自分的には、とても満足感のある演奏でした(^^)。もちろん、拍手喝采。ブラボーも頻発。

・・・そこで隣の壮年夫婦。「さんざん待たせて、(独唱・合唱が)あれだけか。。」ってなことを周囲としゃべくってる。結局、こいつらは拍手の間中、文句タラタラしておりました。他にも、こういうお客が少なくなかった模様。

彼らをバカにするのは非常にたやすい。しかし、それでいいのか?
ふだんクラシックのコンサートに行かないヒトが来る、数少ない機会が年末の第9、ってことを考えれば、そうした方々をリピータに取り込んでいくべきでしょう、クラシック業界が厳しいといわれる折。
たとえば第9以外の曲目を、モーツァルトやヨハン・シュトラウスの親しみやすい曲にするとか、パンフをもっと初心者向け解説を充実させるとか。しっかり聴きたいクラシック・ファンからは不満が出るかもしれないけど、年末の第9は、それでいいんじゃないの?

・・・などと、余計なことを考えながら、劇場近くの馴染みの居酒屋さんへ向かうワタシでありました(爆)。

 

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タクトのクラシック音楽館

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クラシックお笑い芸人の好田タクトさん。「お笑いサドンデス」で優勝し、ビートたけしから芸名をいただいてデビューされたそうな。大道芸の修行をしながらヨーロッパを歩き回られた(チェリビダッケ最後の公演もご覧になっておられる)そうで、現在も指揮者の大道芸やコントで活躍中。。。ワタシ、この本を目にするまで、このお方を存じておりませんでした。。。m(_~_;)m。

ご自身が現在に至るまでのプロフィールから始まり、仕事やヨーロッパ修行中のエピソード、音楽家のぶっちゃけ解説などなど。。。とっても快調なテンポで進行。なおかつ随所に、思わず吹き出してまうネタがたっぷり。さすがはお笑い芸人!
しかし、終始一貫、タクトさんのクラシック音楽への造詣と愛情の深さが感じられます。クラシック音楽の入門書としても、とっつき易くて大変よろしいのでは。
200ページ強の新書ですが、テンポがよくサクサク読めるので、あっという間に読み終えること請け合いです(^^)。

表紙にも、タクトさんによる、4人分指揮者の物まね姿が。
チョン・ミュンフン、山本直純、小澤征爾、コバケン・・・でしょうか。一部自信なし(汗)。まだワタシも、パっと見てパっとわかるほど詳しくはなってないな~(^^;。

 

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マーラー 交響曲第2番「復活」(その1:ブーレーズ)

師走は第9の季節。去年の今頃はまさに第9に聴き狂っておりましたが、今年は同じ合唱付きでも、この曲をよく聴いております。こちらは歓喜の歌ではなく、生と死をテーマとした、しっとり感のある曲ですが。激しい箇所も随所にあるんですが、一貫して静かな空間を感じるような気がします。そして、魂の不滅を歌い上げた終楽章の独唱・合唱!じっくりと心に響いてきて、じわ~っと感動してしまうのです。
第5楽章中の、舞台裏?に配された楽団を交えた立体的な演奏など、実演をぜひ観て(聴いて)みたいものですが、実演機会は少ないのかな。。。

1.ブーレーズ+ウィーン・フィル

Mah_sym2_boulez

  ピエール・ブーレーズ(指揮)
  クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ)
  ミシェル・デヤング(メゾ・ソプラノ)
  ウィーン楽友協会合唱団
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  録音年月:2005年5~6月(ムジーク・フェラインにて)

なんというか、終始一貫、音がしっとりしているように思えます。おとなしい、というのではなく、とてもバランスが取れている、というか。なめらかなのに、深みと味わいがあるというか。。。なんだかお酒のインプレみたいですが(^^;、まさにそんな感じかと。第1・第3楽章、第5楽章前半の激しい箇所も、ダイナミックなのに突出せず、じっくりと聴きこめると思います。
ワタシはこのCD、リリース直後に国内盤で購入しておりましたが、最近DGから廉価盤が出たようで。やれやれ(^^;。

 

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ベートーヴェン 交響曲第4番(その5:クライバーさんの日本ライブ?)

一日遅れで、トラコミュ勝手にベートーヴェンの日に参加です♪
クラシックにハマり出して日が浅いワタクシですが、ベートーヴェンの曲は好きなものが非常に多く(今後も増え続けるであろう)、何書こうか悩んでしまいました。。。(^^;;。

5.クライバーさんの日本公演(?)

Cleiber_live1986

 カルロス・クライバー(指揮)
 バイエルン国立管弦楽団
 録音年月: 1986年5月

またしてもクライバーさんのベトベンですが、これは非公式盤のようです。何も記載はありませんが、同年の人見記念講堂でのライヴとの説もアリ。いわれてみると、『ブラボ~!!』の発声が日本語っぽく聞こえるような。。。(^^;。
クライバーさんのベト4といえば1982年ライブが超有名ですが(ワタシも大好き!)、このテイクもテンションがとても高く、とても充実した演奏だと思います。クライバーさん、箱根の温泉で英気養ってから臨んでたのかしら(笑)。非公式なのに音質がかなりよいのも驚きです。自分レベルでは不満はないです。ちなみにベト7も収録されてます!がこっちは、演奏にちょっと荒さがあるような気がします。こうもり序曲、雷鳴と電光は楽しさ満開(^0^)!!

 

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最近よく聴く2枚

このところ、聴き込みたいCDがとても多く、少々困っております(^^;。それも演奏時間の長めな曲が多く、聴く時間がもっと欲しいところです。
でもそれは、とてもヨイ事ではあると思っております。音楽を聴くことに関心が薄れていた2・3年前の自分が、嘘のようでもあります。

ということで、このところ毎日聴いてる2枚を。。。ただし一部楽章のみ(滝汗)

1.マーラー 交響曲第2番 「復活」

Mah_sym2_boulez

  ピエール・ブーレーズ(指揮)
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  録音年月: 2005年5月~6月

のだめ19巻でヴィエラ先生が指揮しているお姿を見て、昨年買ってたこのCDを聴いたらば・・・なかなかにハマっております(^^;。
特に第5楽章!
激しく緊迫感のあるスタート、その後の起伏ある演奏と、その後ふわりと雄大に広がる歌と合唱。そして劇的なエンディング。ワタシは第5楽章単独で大いに感動しておるわけです。。。でも他の楽章ももっと聴かないと。。。(汗)

2.ブルックナー 交響曲第5番

Bruckner_sym5_klemperer

  オットー・クレンペラー(指揮)
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  録音年月:1968年6月(ライヴ)

この曲は、勇壮な金管・打楽器、繊細に響く弦楽など、一音一音が美しく、またガッチリとした手ごたえを感じております。が、その一方、自分には全体の流れ・起伏が捉えにくい難しい曲という印象で、なかなか全体像を把握できないでおります。でも聴いてて気持ちよく退屈しないので、もっと聴き込んでいきたいと思っております。
ベトベン3番の雄大さと緻密さにハマって以来、クレンペラーさんの指揮演奏には強く惹かれておるんですが。。。このCDでも、豪壮さと緻密さを強く感じて、ゆったりいい気分で聴いております。

  

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ひねもす。。。

まずは、クルマのタイヤ交換から。
来週秋田に戻るのですが、どうも例年よりも早く寒波が来てる模様。この季節はまず大丈夫なんだけど、万一ということもあるので、先週買ったばかりのスタッドレスに交換しました。

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10ウン年ぶりに自分で交換。秋田では自宅駐車スペースが大変狭かったので、な~んにも、してなかったのです。ちなみにタイヤ置き場は2階のベランダ。まずは冬タイヤ4本をわっせわっせと運び、組み替え後、今度は夏タイヤ4本をわっせわっせと2階へ運ぶのです。けっこう全身運動で汗だくになります(^^;。とりあえず、夏タイヤ用ホイールが標準(冬タイヤに転用)よりずっと軽いのがわかったのは嬉しかった(笑)。一本15kg -> 12kgになった感じですね。

いい汗かいたところで、昼食へ。またしても横浜ラーメン増田家(^^;。ここには本当にハマってしまいました。今回は並にほうれん草とメンマをトッピング。

Image159

さすが、ほうれん草もメンマも温めてから載せており、スープを冷まさない配慮がしっかり。ほうれん草は軽く塩胡椒が利いてて、単品でも酒のつまみにできそうだ。
でもやっぱり、ここのラーメンは旨い!!
味わいしっかりスープに夢中になってしまうし、麺はホントにフワフワしてて食べ心地がよいし(^^)(^^)。

このあとは。。。市原の温泉ランドへ。

Image160

どっぷり天然温泉に浸かったら、もちろん整体マッサージも(^^;。首の痛みは消えませんが、軽くはなったかな。首に限らず全身揉んでもらい、ほんわかとなりました(^^;;;。

さてさて。。。秋の夜長は、音楽ですよ音楽。
のだめ19巻でヴィエラさんが指揮してたこの曲。

Mah_sym2_boulez

買ってから一年以上ほったらかしでした(汗)。でも、一昨日引っ張り出したらば、ぐっと引き込まれてきてます。まだ聴き込み浅いですが、特に第5楽章に惹かれておるところです。

 

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東京交響楽団 特別演奏会 ワレリー・ゲルギエフ指揮

Tokyo_sym_200711

  ワレリー・ゲルギエフ(指揮)

  東京交響楽団

  1.モーツァルト 交響曲第41番 ハ長調「ジュピター」K.551

  2.ベルリオーズ 幻想交響曲 op.14

  2007年11月12日(月) ミューザ川崎 シンフォニーホール

千葉勤務のワタシは平日のコンサートって厳しいのですが、ゲルギエフの指揮演奏はぜひ聴いてみたくて。。。何とかしました(笑)。今回の来日ではオペラ主体でコンサートがほとんどないみたいだし。。。といってワタシはゲルギエフのCD、ほとんど聴いてない(汗)。実はチケット購入後ほどなくショスタコーヴィチ7番をゲットしていたけど、さっぱり聴いてなかったりして。。。

今回の席はなんと、一階6列目中央!ステージの間近!!ミューザは奥の席も遠さを感じさせないいいホールだし、こんな鳴り響く曲のときにこんな席でなくてもいいのにさ(爆)。さすがというか、月曜なのにほぼ満員でございます(^^;。

ゲルギエフさん、やっぱりデカい!190センチ110キロってところでしょうか(^^;。パンフの写真、彼のみ加納典明撮影なのは偶然か?(笑)

まずはモツアルト。41番はワタシも大好きな曲。出だしからダイナミックなのよね♪・・・あれ、意外におとなしくスタートして、進んでいくじゃないか。ひょっとしてミューザの一階席は音が上に抜けちゃうのか?と一瞬不安になったけど・・・ホントに音の出方が強くなかったようです。第一楽章も後半はかなり出てきたし、第2・第3とくるにつれ、音の強さも鋭さも増してきたように思いました。第4楽章はオケのみなさんもかなり乗っておられ、ズンズン勇壮に明朗に弾いておられたと思います。でもできれば、最初からダイナミックに行って欲しかったな。

続いて、ベルリオーズ。勇壮にガンガン響くこの曲と、ゲルギエフさんの指揮はきっと相性がいいだろうと期待しておりましたが。。。期待通りでした(^^)。
モツアルトでウオームアップもバッチリなのか、ズンズンビシビシと響く音がとても快感♪ハイテンションな弦楽とバス・ティンパニーの低音が心地よく感じられました。自分的に一番盛り上がったのは第4楽章:断頭台への行進!予想通りファゴットの皆様が奮闘され、やがて明快で楽しい旋律が出てきて盛り上がり。。。やがて断頭!ワタクシこの曲はアバト+シカゴ響を聴いておったんですが、一段と濃厚な感じがします。
ゲルギエフさんの指揮は、指揮棒は持ってますが、上半身全体で振っているように見えました。んが、曲が進んで行くと時折、前列奏者の方々の近くまで寄ってグッ!とにらみつける様な動きも(^^;。あの鋭い大きな目!睨まれたらホントに怖そうだ(爆)。さらに進んでいくと、高々と振り上げ振り下ろすだけではなく、なんとジャンプまでなさっておりました(^^;;。

そんなこんなで演奏は本当にハイ・テンションだったと思います。ビシッと終楽章を締めると、拍手大喝采+ブラヴォー連発。スタンディング・オベーションも少なからずありました。何度もゲルギエフさん、挨拶に現れてくれたけど。。。アンコールは無しでした。残念!ロシアもので一曲お願いしたかったな~(^^;;。

 

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ブルックナー 交響曲第7番(その3:上岡 敏之)

3.上岡 敏之 & ヴッパータール響

Bruckner_sym7_kamioka

  上岡 敏之(指揮)
  ヴッパータール交響楽団
  録音年月:2007年9月(ライヴ録音)

先月のこの方々のライヴは、たいへん個性的で、とても強く印象に残るものでした。それ以来、ワタシの愛聴盤:マタチッチ+チェコ・フィルに聴き入っているときでも、あの時の演奏のことを思い起こしていました。。。ということで、一度は思いとどまったこのCDをゲット(^^;;!
このCD、演奏時間が大変長いのです。マタチッチが70分弱のところ、なんと約92分!!うち第1・第2楽章だけで62分にもなるからスゴい。異例なほどゆっくりとしたテンポなのです。んがしかし!音の密度がとても高く、また深みもあるため、ゆっくりさがネガな印象にならないのです。むしろこの曲の雄大さ・美しさをじっくりと、どっしりと堪能できるように思います。
CD購入をためらったのは、振幅が非常に大きく、表現意欲に満ちていたあの演奏が、ちゃんとマイクに入るんか?と思ったからですが。。。なかなかヨイ録音状態かと思います。ここぞ!というときの上岡さんの激しい振り音『シュピッ!』も、第1・第4楽章でちゃんと聴こえます(^^;。もちろん生演奏の振幅や瑞瑞しさにはかないませんけど、あの日の感動がかなり蘇ってきました。

ワタシ今日は二日酔いでヘロヘロしてたので(汗)、今日は聴くのやめとこうと思ったんですが。。。聴きだしたらグイグイ惹きこまれ、ぐらぐらしていた頭もなんだかスッキリ。思わぬ効能も発見した次第(笑)。

 

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ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番 「皇帝」(その4:グリモー!)

4.エレーヌ・グリモー

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  エレーヌ・グリモー(ピアノ)
  ウラディミール・ユロフスキ(指揮)
  シュターツカペレ・ドレスデン
  録音年月:2006年12月

さてさて、グリモーさんの新譜♪♪これを聴くために、皇帝の予習をやっておったわけですよ(笑)。
出る!との情報を耳にしてからというもの、輸入盤の充実したお店にこまめに通ったおかげで、国内盤よりかなり早くゲットしました。もちろんDVD付きの方(^^;;。・・・しかし。グリモーさんが語っておられる場面がけっこう多く、対訳付きの国内盤にしとけばヨカッタかなぁ・・・と思わぬでもありませぬ(汗)。

ワタシ的には、とても躍動感のある演奏という印象です。グリモーさんのピアノには、煌めくような華やかさと勢いを感じます。んでもってオケも、その勢いにテンポを合わせるようにして、弾むようなキレ重視の演奏をしているように自分は感じております。自分的には、グリモーさんのピアノには大満足(^^)。オケ演奏は、もっとどしっと余韻を響かせる方が、よりワタシ好みかもです。

 

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ヴッパータール交響楽団 横浜公演

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 上岡 敏之(指揮、ピアノ)
 ヴッパータール交響楽団
 2007年10月13日 横浜みなとみらいホール

 1.モーツァルト ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488

 2.ブルックナー 交響曲第7番 ホ長調

 <アンコール>
 ワーグナー ローエングリン 第一夜のための前奏曲

この公演、非常に楽しみにしておりました。演目はどちらもワタシの大好きな曲だし。しかもモーツァルトは弾き振り!今回の席は11列目6番。ピアノを弾く姿がよく見える絶好のポジション(^^)。

オケ入場後しばらくして、燕尾服姿の上岡さんがご登場。ピアノ前に座ってポジションを確かめる?と立ち上がり、そのまま指揮を開始。全身を使い、ピアノの周囲を歩きながら、しなやかに美しい旋律を導き出します。弦楽群の響きが透明感があって美しい♪木管も可愛い響き(^^)で、早くもうっとり。上岡さんは序奏が収束する辺りにピアノに戻ると、毅然と軽やかに弾いていきます。その後も間奏のたびに立ち上がり、オケを鼓舞するように指揮。ピアノに戻れば煌めくような演奏。八面六臂とは、このことでしょうか(^^;。
そして、楽しさ満開の第1楽章のあとの第2楽章がヨカッタ!オケは小編成なんですが、しかし厚みのある音をじっくりと奏でます。上岡さんのピアノもじっくりと、せつせつとした響き。聴いていて、なんだか目頭が熱くなりました。ワタシには初めての感覚です。
第3楽章も、楽しく快活に、あっという間に駆け抜けて行きました。ワタシには、もうこの時点でチケット代からお釣りが来てました(^^)。

続いてブルックナー7番。上岡さん+ヴッパータール響のCDは演奏時間が90分以上!(通常は70分辺り)とのことで、休憩時間のコーヒーも自粛したのだ。

ヴァイオリンの序奏が、驚くほど静かにゆっくりと立ち上がり、そこにチェロがゆったりと合流する序奏の美しいこと!その後も、じっくりとゆったりとしたテンポで進んで行きます。しかしそれは、深い呼吸を感じるような密度のある展開で、遅いという感じではありませんでした。随所に出てくるヴァイオリン群の美しい旋律には、本当に参ってしまいました(^^;。
第3楽章のテンポの良さも、第4楽章の崇高な響きも、聴き応えのある演奏でした。全体を通して、常に生き生きとして、密度の高い演奏だったと思います。演奏終了後は、やはり?ブラヴォーが頻発。終了後の拍手がずっと鳴り止みませんでした。

・・・ワタシは拍手が続く中をロビーへと移動。上岡さんのサイン会の列に並ぶため。20人目くらいに並びました。

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ブレザーに着替えた上岡さんは、大熱演でお疲れのはずなのに、笑みを絶やさずにササッとサインしてくれました。ワタシの後のサイン待ちの列は物凄かったのです。。。上岡さんが腱鞘炎にならないよう、思わず祈った次第(爆)。

 

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ブルックナー 交響曲第9番(その1:ヴァント)

腱鞘炎で連休の予定がすっかり狂ったワタシ。おとなしく過ごしながらも、若干の音楽環境改善などもやっておりました。
まず、床上15センチほどだったスピーカーの位置を、40センチほどに嵩上げ。スピーカー・スタンド・・・ではなく、ニトリのCDラック768円2個で(^^;。さらにコンセントの+-をきちんと確認しなおし、タップ経由だったのを部屋コンセント直接接続に是正。さらにはアルコールタイプの消毒用ウェット・タオルを買ってきて、スピーカーケーブル・コンセント等各接続部分を掃除して繋ぎなおし。
なぜ、急にこんなことを始めたか?・・・スピーカー位置変えた段階でこのブルックナー9番を聴いたらば、なかなかに良い響きに思えたからでした。ワタシは普段、ほとんどヘッドホンで聴いているのですが、スピーカーだとより自然で幅があり、かつ空間を広く感じられるように思えたのです。スピーカーで楽しむには制約が多い住環境なのですが、これからは、できる限りスピーカーでも楽しみたいと思っています。

1.ヴァント+BPO

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  ギュンター・ヴァント(指揮)
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  録音年月:1998年9月(ライヴ録音)

ブルックナーの未完成交響曲は、もっと後に聴くつもりでいたのですが、ヴァントさんのRCAの超激安輸入盤を見つけ、思わず購入しました。この盤が名盤の誉れ高いことは知っていたので、まさかと思ったのですが。。。ジャケ表面がつまらんので、裏面も載せてみました(^^;
響きに、まずはタマげました。当初はよくわからんけど凄い響きだ!と思って聴いてました。曲に慣れてくると、大変にドラマティックで荘厳という印象が強まってきます。それも息を呑むような緊迫感を伴っているように思います。凄い音楽を聴いた!!という満足感がとても高いように思います。

 

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ハイドン ピアノ協奏曲ニ長調(その1:アルゲリッチ)

ハイドンは、自分にはこの曲が初めて。ピアノ協奏曲は何でも聴きたい!と探してた昨年に知りました。。。が、これもしばらく『未来のお宝』になってました(汗)。最近引っ張り出したところ、その魅力にやっと気づいた次第で。。。
とっても快活で明朗な曲だと思います。モーツァルトの協奏曲とかなり似た印象もありますが、もっとスカッ!としてて、もっとダイナミックな印象があると思います。。。奏者の個性によって違うかも(汗)。元々はチェンバロ用に作られたそうです。コープマンのチェンバロ版もぜひ聴いてみたいです。

1.アルゲリッチ

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  マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
  イェルク・フェルバー(指揮)
  ハイルブロン・ヴェルテンベルク室内管弦楽団
  録音年月:1993年1月

なにしろ快活で、とても爽快!聴いていて、とても楽しくウキウキした気分になる演奏だと思います。アルゲリッチさんの爽快に、時に激しく駆け巡る快刀乱麻ぶりが、と~っても快感♪。。。それゆえ、この楽しさのどこまでが原曲の魅力なのか、アルゲリッチさんならではなのか?よくわからないです(^^;;;。やっぱ、他のお方の演奏も聴いてみねば。

  

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ベートーヴェン 交響曲第5番「運命」(その2:ワルター)

2.ワルター (コロンビア響)

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  ブルーノ・ワルター(指揮)
  コロンビア交響楽団
  録音年月:1958年1月

以前も書きましたが、ワタシは幼少の頃、この曲を熱心に聴いていました(小学校入学後ピタリと聴かなくなったけど-_-;)。なので30ウン年後、どう聴こえるかには興味がありました。
まずはクライバーさん(1974)から。記憶よりもずっと爽快な印象があり、あれ?と思ってしまいました。ジンマン(1998)はさらに軽快でびっくり(^^;)。クレンペラー(1957)で『あ、ちょっと印象が近い?!』と思いましたが。。。このCDを聴いて『これだぁ~~~!!』と思ったのでした。そう感じたのは(単純ですが)序奏のテンポと響きからです。

1)クライバー  :ジャジャジャーーン

2)ジンマン   :ジャジャジャーン

3)クレンペラー :ジャジャジャーーーーン    に対して、

4)ワルターさん :ジャジャジャーーーーーーーーーーーン

という感じです(爆)。序奏に限らず終始力強く、じっくりとした荘厳な響きと余韻。他に上げた皆さんの演奏もそれぞれ好きなのですが、ワタシにとって運命とは、この響きだ!!と強く思うのでした。
昔聴いたレコードが誰の演奏だったのか、今は知りようもないですが。なにしろ幼児だったので、より荘厳さを強く感じたのかも知れません(^^;。

 

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ブルックナー 交響曲第7番(その2:スクロバチェフスキ)

昨日、iTunesのライブラリをブッつぶしました。CD枚数で40~50枚分くらいか。
2年前から初期設定のまま使ってたら、先日恥ずかしくもCドライブがパンク(^^;;。その後そいつらは別ドライブに無事移動させたはずでしたが。昨夜そいつらの関連付けが壊れていることに気づきました。最初は復旧させるつもりでジタバタしたものの。。。ふと、『もう、ええわ!』と、ライブラリをゴッソリ葬り去りました(爆)。
今まで入れてたのはAAC128~256kbpsのロッシー圧縮でしたので、これを機会にロスレス圧縮に入替えてしまおう、と思ったわけですね。早速インポートした曲を標準イヤホンで聴くと・・・音のリアル度は確かに向上。でも細々とした音まで拾い、神経質な印象も。そこでMX-500に付け替えると・・・ググっと、しっとりしなやかな音になるのでした(^^)。
難点はファイル容量。i-pod nanoの2GBだと、マメに入替しないとイカンなあ。。。

2.スクロバチェフスキ

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  スタニスラフ・スクロバチェフスキ(指揮)
  ザール・ブリュッゲン放送交響楽団
  録音年月:1991年9月

聴き始めは、ちょっとおとなしい印象を持ちました。何しろワタシの聴きはじめは豪快なマタチッチさんだったので。ズドォォォォ~ン、ドワァァァ~ンと響きまくるマタチッチさんに対して、こちらは、ずっとしなやかで滑らかなように思います。しかし、おとなしいと思ったのは初回だけで、以降毎回聴くたびに、じんわりとじっくりと響いてくるように感じます。
このCD、Y楽器で820円でした。もっと安いお店もあるようです。助かるけど、こんな安くてエエんか?とも思ったりして(^^;。

 

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ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番 「皇帝」(その3:アファナシエフ!)

3.アファナシエフ

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  ヴァレリー・アファナシエフ(ピアノ)
  ユベール・スダーン(指揮)
  ザルツブルグ・モーツァルテウム管弦楽団
  録音年月:2002年6月

 個性派として有名なアファナシエフ。ワタシはこのお方の『展覧会の絵』が大好きなんですが、巷では『最も眠気を誘うピアニスト』とも云われている?!そうで。じっくりとしたテンポゆえ?ワタシ的には、このテンポの取り方がピアノの一音一音の印象を強めているように思うんですが。常にゆっくりではなく伸縮が大きい(意外に演奏時間は長くなかったりする)のも、好みによる違和感が大きいのかな。ワタシ的には、さらさら滑らかだけど心に引っ掛かりがないようなピアノが、一番苦手で眠たいです(^^;。

 で、この皇帝ですが。第一楽章で比較すると、ルービンシュタイン:22分29秒、グルダ:21分06秒に対してアファナシエフ:22分40秒。ルービンシュタインと10秒ほどしか違いませんが、聴いた感覚では、それ以上にゆっくり・・・というか、じっくりとした演奏という感じがします。速いところは遅くないが(^^;、ここは!というところはゆっくり。そこんところでの響き具合が、ワタシにはとても心地いいのです。ひょっとしたら酔っ払い向きなのかも知れません?(爆)

 

さてさて・・・この所『皇帝』の記事が続いているのは、↓がきっかけです。

Bet_pc5_grimaud

ハイ!予想どおりですね!!(爆)。
こちらの感想は国内盤が発売されてからってことで(^^;;。

 

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ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番 「皇帝」(その2:グルダ)

2.グルダ+ウィーン・フィル

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  フリードリッヒ・グルダ(ピアノ)
  ホルスト・シュタイン(指揮)
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  録音年月:1970年6月

ワタシには、最初はピアノの音がちょっと金属的というか、やや硬めな感じがしました。しかし、演奏に快活さ・躍動感が感じられるようになってきました。グイグイ進んでいくようなピアノと、スムーズに進行していくオケで、なかなか気持ちがいいというか。

録音当時は40歳になったばかりのグルダさん。ジャズ転向を模索していた時期なのだそうです。
ホルスト・シュタインさんの指揮演奏は、このCDがワタシには初。
何も知らなかった頃はうっかり、ホルスタインと読んでしまいそうでしたが。。。バキッ!/★(x_x)。

 

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ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番 「皇帝」(その1:ルービンシュタイン)

 超有名なこの曲は、クラシック聴き始めにすぐに聴いてましたが、さっぱり馴染めませんでした。ベトベンの協奏曲でも人気・評価とも最高峰なこの曲にハマらなかった理由は。。。
 まず、始めはやたら豪華絢爛に感じたことです。勇壮で前向きなのはいいけど、あまりにゴージャス!と思ってしまい、ワタシャちょっと。。。となった次第(^^;。
 なにしろ、クラシック聴きはじめから切なさ・哀しみ系の曲を好んで聴いてたので。ショパン1・2に、ブラ1に、ラフマ2・3に、チャイコ1に、ベトベン3。。。みーんな短調だ(笑)。 
 それが、最近は、開始早々のピアノの華麗さをはじめとして、聴き所満載の曲なんだぁ~!と、やっとわかってきた次第です。
 盛んに聴くようになったのはごく最近のことです。きっかけは明々白々なんですが、それは後日に(謎^^;)。

1.ルービンシュタイン

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  アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)
  ダニエル・バレンボイム(指揮)
  ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
  録音年月:1975年4月

ルービンシュタインは録音当時88歳!というので、最初はハラハラしながら聴いておりましたが、それは全く余計なお世話!でした。颯爽としていて、しかし余裕を持って弾いておられるような気がします。枯れた感じはなく、力強さや豪快さもあるけれど、ピアノの音がとてもなめらか~に、かつまろやか~に響くように思います。聴いていて、ゆったり豊かな気分に浸れるように思います(^^)。

 

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改めて、ブーニンの ショパン ピアノ協奏曲第1番

本日は、勝手にピアニストの日に参加です♪
個人限定ではなしに『ピアニスト』のお題・・・考えた挙句、以前も取り上げた、このCDとピアニストを。。。

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  スタニスラフ・ブーニン(ピアノ)
  タデュウシュ・ストルガワ(指揮)
  ワルシャワ国立フィルハーモニー交響楽団
  録音年月日:1985年10月19日
  (第11回ショパン国際ピアノコンクール本選ライヴ)

初めて聴いたのは2年前の秋です。
その数ヶ月前から、マンガ『ピアノの森』にハマり出し、物語中で演奏される曲を求め、レンタルで所謂ベストCDを聴くようになっていました。並行して『ピアノの森』ファン・サイトに出入りしてたら、ショパコン優勝時のブーニンの演奏が話題に上っておりました。『ピアノの森』の主人公の奏者モデルはブーニンと聞いていたので、思い切ってゲット!CDショップでの探し方も全然知らなかったので、ネット(amazon)で購入。

いや、ハマったのなんの。。。しばらくの間、毎日何回でも聴いていました。
ドラマチックでセンチメンタルなところがグググっと、キターーー(^^;!こともありますが、何しろワタシはクラシックというものをほとんど知らず、煌めくような一気呵成なピアノの嵐に大いにタマげ、大いに感動したわけです。そして、これはブーニンだけの特別な演奏なんだろう、と思い込んで聴いていた所もあります。

ですが、その後この曲はアルゲリッチ(1968、1998)、ツィマーマン(1998)、ルイサダ(六重奏版)も聴いたのですが、今聴いてもワタシは、このブーニン盤が一番好きです。
経験がなかったときに受けた衝撃→刷り込みもあると思いますが、この演奏での一気呵成なテンションの高さは強く魅力を感じる次第です。

自分には、このCDがクラシックにハマり出す決定打となりました。その後のハマリ具合は思いがけず交響曲に傾くなど、右往左往しておりますが、それでもこのCDは一生忘れないものになると思います。

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ベートーヴェン 交響曲第6番 田園(その3:ワルター)

3.ブルーノ・ワルター

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  ブルーノ・ワルター(指揮)
  コロンビア交響楽団
  録音年月:1958年1月

とっても重厚で、とてもコクのある演奏という印象ですが、力強さと優しさが同居しているというか。。。この曲はとても優しさを湛えていると思うんですが、この演奏はその優しさがぐ~~~っと、力強いという感じがします(^^;。第2楽章は特に。

ワルターさんのCDは過去にモーツァルト第41番を聴いたことがあるのみですが、実は思ったほど感銘を受けておりませんでした。ほんじゃ、ベトベン6番はどうかしら・・・と思ったらば!たいへんに感銘を受けております。。。

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ブルックナー 交響曲第7番(その1:マタチッチ)

ワタクシ、これまでブルックナーはあまり聴いてませんでした。同時代のライバルであるブラームスが『大蛇が地を這うような音楽』と酷評してたから?(ちなみにワタシはブラームス好き)演奏時間の長い曲が多いってこともあるかな。。。
しかし、2005年ルツェルン音楽祭ライヴをTVで見て、惹かれるようになりました。例えばホルンとチェロから始まる序奏。音だけではなく、視覚的にもオーケストラがゆったり波打ちながら、深~い音を奏でていく姿が、とても美しく思えたのです。
じ~んと沁みるようなメロディ・サウンドが随所にある、雄大でスケールの大きいこの曲はぜひ生で見たい聴きたい!ということで、秋に上岡敏之さん+ヴッパータール響を聴きに行きます♪

1.マタチッチ親分

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  ロヴロ・フォン・マタチッチ(指揮)
  チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
  録音年月:1967年3月

 マタチッチさんというと、ワタシは昨年出たベトベン第9(N響)にハマりまして。ブルックナーが十八番だったいうこのお方の指揮で、この曲を聴きたかったわけです。映像でも見てみたいところですが(アシカが前ヒレを振るようなお姿だったとか^^;)
 とても雄大で、深々と厚みのあるオーケストラの響きが、うっとりと実に快感です♪

   

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ブロードウェイでとろろ飯を喰いオペラシティで諏訪内さんを聴く(長文)

 今日は初台での諏訪内晶子さん+ドイツ・カンマーフィル公演の日。もちろん、昨年TVで観て気になっていたパーヴォ・ヤルビィさんの指揮。
 16時開演なので、その前に気になっていたお店で昼食。中野ブロードウェイ^^;内の「麦とろ丸子亭」で、麦とろ定食「丸子」をいただきました。いつもラーメンやカレーばっか食ってるみたいけど、こういう、ゆったり滋味深い食べ物も大好きなのだよ(笑)。

Image088_1  ううっっっ!超ピンぼけ(汗)。
 ゆったりふっくらしたとろろ汁と麦飯は相性抜群のうまさです。お櫃は3杯分もあったけど、瞬く間に食ってしまった(^^;;。ひじきもお新香も旨かったけど、けんちん汁が特にヨカッタです。かなり薄味なんですが、大根・人参・里芋・ごぼう各々の自然な味が活き活きと伝わってくるようでした。
 最近TVで紹介されたばかりのためか、お店は大混雑。そんな中でもお店の皆さんはとてもフレンドリーで居心地のよいお店でした(^^)。

  

  

 

・・満腹になったところで、(ちょっとブロードウェイ内も散策してから)初台へ移動。  

  

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  2007年7月16日(月) 東京オペラシティ コンサートホール
  パーヴォ・ヤルビィ(指揮)
  ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団
    1)ベートーヴェン プロメテウスの創造物 序曲
    2)ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 OP.61
      ソリスト: 諏訪内 晶子(ヴァイオリン)
         3)ベートーヴェン 交響曲 第3番 「英雄」 変ホ長調 OP.55
    <アンコール>
    ベートーヴェン 交響曲 第8番 ヘ長調 OP.93  第2楽章

 「プロメテウスの創造物」は初めてだったのでよくわかりませんでした<(_ _;)>が、オケの勢いとテンポの良さに期待が膨らみました。。。。で、諏訪内さんが深紫のドレス姿でご登場され、ヴァイオリン協奏曲開始。ワタシはこの曲の予習が十分とは言えなかったのですが、ズンズン惹き込まれました。諏訪内さん+ストラディバリの旋律の美しいことっ!!ヴァイオリン曲をまだ聴きなれていないワタシですが、生はCDよりもずっと活き活きと聴こえてくるように思いました。オケも生き生きとしなやかにサポートしている感じ。
 諏訪内さん、やっぱりお美しかったです。特に演奏終了後の笑顔が素晴らしく美しいと思いました(^^;;;。

 いよいよ第3番「英雄」。ヤルビィさん、登壇するなり(拍手が収まりきらないうちに)演奏開始。あのダン!ダン!!の序奏からいきなり、かなり速いテンポで曲が進行します。テンポが速いだけではなく、旋律もとても鋭い感じ。いわゆるピリオド奏法なのかな。でも、淡々とした感じはなく、ズンッ・・ズンッ・・とした手応えもある演奏と思いました。縦のリズムと旋律が力強い。。。とでも言うか。この曲で自分の一番好きな演奏はクレンペラーさんなんですが、それとはまるっ・・・・・きり違う演奏!ながら、この演奏にもかなり強く感銘を受けた次第です。ヤルビィさんのCDもゲットして、じっくり聴いてみたくなりました。。。。名門RCAが強気で、安く入手できないのがツラいけど。。。(^^;;;;。

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ヨハン・シュトラウス2世 オペレッタ「こうもり」序曲(その1:クライバー)

 本日は勝手にクーベリックの日と聞いたのですが、ワタシはまだクーベリックの演奏を聴いたことがない! なので急遽一枚ゲットしてきたのですが、まだゼンゼン聴きこめておらず、今回の参加は断念。。。ワタシは未だに勝手にクライバーの日状態なのだ(爆)。

 ヨハン・シュトラウス2世の曲は、ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートを見てから、好きになりました。2006年のヤンソンスさんは演奏もややオーバー?な指揮もとっても楽しかった!2007年のメータさんは地味な感じでワタシ好みではなかったけど。。。
 この曲は、オペレッタのあらすじに沿って美しい響きや軽快なテンポが次々に繰り出されて、非常に楽しい曲だと思います。オペレッタを含めてワタシは歌劇はまったく見たことがないですが、しかしこの序曲を聴くと見てみたい!想いが強まってきます。。。まずは、クライバーさん指揮のDVDが出ているので、これを見たいです(^^)。

1.クライバーさんのライヴ

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   カルロス・クライバー(指揮)
   バイエルン国立管弦楽団
   録音年月:1986年5月

 このCDはイタリアのレーベルから出ているものですが、正規盤でありません(汗)。同年の来日公演の録音との説もあるようです。。。しかし、正規盤と比べても見劣りしない音質なのにはタマげます。最初はやや粗い?と思ったけど、それは熱狂度を高めるプラス方向に作用しているようにも思えるし。
 こうもり序曲はアンコールで演奏されています(メインはベトベン4番+7番!こちらも素晴らしい)が、起伏のある美しさと勢いがあり、大変楽しいです。もう一曲のアンコール「雷鳴と電光」も怒涛の勢いがスゴい。クライバーさんもオケの皆さんも、きっと笑顔+ハイテンション+汗ダクで演じられてたんだろうな~(^^;。

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ショスタコーヴィチ 交響曲第4番 (その1:サイモン・ラトル)

ショスタコーヴィチの楽曲は、第5交響曲が聴きはじめでした。第5番はムラヴィンスキーの来日公演ライヴ録音に、非常に強い感銘を受けたわけです。以後、コンサートに出向いて聴くこと3回(^^;。
が、第5番の陰に隠れて初演が大幅に遅れた第4番にも、いつしか興味を持つようになっておりました。第5番とはずいぶん違うんですね~。わかりやすい曲ではないですよね。しかし、音の密度の高さ・起伏の激しさに魅力を感じます。一方、第5番にはこの曲のモチーフがかなり引用されているようにも思えます。そういう意味でも重要な曲なんでしょうか。。。(^^;。

1.ラトル+バーミンガム響
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  サイモン・ラトル(指揮)
  バーミンガム交響楽団
  録音年:1994年

初演者であるコンドラシンさんのテイクと、どっちにしようか迷った結果、こちらを選択。
出だしから、緊張感のある引き締まった、着々と進む演奏が快感だと思います。密度があって、しかし変化にも富む音で、ズンズン惹き込まれていくという印象です。ダレるようなところが全く感じられないし。。。聴いてて、充実感が高いと思います。

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ブラームス 交響曲 第1番(その3:ザンデルリング)

3.ザンデルリング

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  クルト・ザンデルリング(指揮)
  ベルリン交響楽団
  録音年:1990年

2002年に引退されたザンデルリングさんの、ブラームス交響曲全集です。
ゆったりとタメがあって、ひとつひとつの音の響きにコクがあって深いように思います。テンポはゆっくり目ですが、遅いわけではありません。
ワタシ的には、クレンペラーのベトベン第3番で受けたような、じっくりと心に響く、強さと深さを感じております。あの雄大さとはちょっと違うとは思いますが、響きがゆったりとしてて、でも緻密な感じで、とても充実感があると思います(^^)。

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ラフマニノフ パガニーニの主題による狂詩曲(その2:上原綾子)

2.上原綾子さんのライヴ

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   上原 綾子 (ピアノ)
   マルク・ゴレンシテイン(指揮)
   ロシアン・シンフォニー・オーケストラ
   録音年月:2002年6月 チャイコフスキー国際コンクール・ライヴ

 先日、ラフマ3番のライヴを聴かせたいただいた、上原綾子さんの2002年チャイコフスキー国際コンクール優勝時のライヴ録音です。何しろこの曲は緩急・変幻自在。コンクールでコレを演るんだぁ~?!と素人のワタシはそれだけで驚きなのですが、上原さんはコンクール本選の最終奏者として演奏されてるわけです。 
 しかし、開始時からピリピリした緊張感(を感じる気がする^^;)のなか、上原さんは快調に弾いてっていると思います。終始高いテンションを保ち、勢いを感じます。
 自分的には、クラシックにハマる決定打となった、ブーニンのショパコン(コンチェルト1番)で感じたような勢いと躍動感を感じ、とても楽しく聴けております(^^)。

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ベートーヴェン 交響曲第4番(その4:クライバーさんのDVD)

4.クライバー&コンセルトヘボウ(DVDライヴ)

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   カルロス・クライバー(指揮)
   アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
   録音年月:1983年10月

 ホントは今日は、別の記事書くつもりで帰り道(徒歩40分)の間ネタ考えてました。
ところが帰宅してネット見るや、トラコミュ『勝手にクライバーの日』ですとぉっ~?!ワタしゃトラコミュ未体験なので、さっそく参加です♪♪ でもワタシはクライバーさんのテイクをゲットすると、聴いてすぐに大喜びして記事にしてしまう。まだ書いてないテイクってあったか?この前見つけた海賊盤ゲットすべきであったか?(笑)
 さいわい、このDVDは7番しか記事にしてなかった(^^;。レパートリーの少ないクライバーさんなので絶対複数の方々とバッティングするでしょうけど(爆)。

 この4番も非常に大好きなテイクです。のだめ17巻で千秋が『ここはドコ?』となった不思議な雰囲気の序奏は、やっぱり神妙にじっくりと。そしてそこから、一気に爆発!!クライバーさん、華麗で優雅~♪その舞うような指揮と演奏の美しさ・可愛らしさがぴったりマッチしているように思えます。また個人的には、顔を真っ赤にして熱演する第一ファゴットのお方(7番には出ておられない)、その横で緊張しまくった?表情で頑張る若手ファゴットさんのお姿と演奏など、個々の奏者のお姿が見るたび面白いです。そうそう、このテイクでワタシはオーケストラ奏者各々の姿・表情に楽しさを発見してライヴ好きになっていったのでした。
 

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マーラー 交響曲第4番(その1:テンシュテット)

 先月だったか、N響アワーで流れていた曲にアレッ??と思った。この曲は聴き覚えがあるなあ。学生時代(かなり昔だ^^;)、いろんなジャンルを聴く友人から、「クラシック聴いてみぃ~。」と2種借りたウチの一方が、このマーラーの4番だとわかったのでした、今頃(爆)。ちなみにもう一方はカール・リヒター指揮のバッハ”マタイ受難曲”!でした。超初心者になんて組合せ!じゃないでしょうか(爆)。
  バッハは解説も借りて読んだので覚えてましたが、マーラーは出だしの鈴とフルートに奥行きと空間を感じて感銘したものの、あとはほとんど忘れてました。
 実はマーラーはこれまで1番・2番を入手してましたが、ピンと来ずロクに聴かない「未来のお宝」(笑)と化しておりました。このかなりわかりやすい4番をきっかけに、自分もマーラーの世界にハマり出す。。。のかな(^^;;。

1.テンシュテット

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  クラウス・テンシュテット(指揮)
  ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
  ルチア・ポップ(ソプラノ)
  録音年月:1982年5月

 せっかくだから、聴いたことのない+興味のある指揮者:テンシュテットさん(1998年逝去)のテイクを選択しました。燃焼するような指揮・演奏で今なお人気が高いそうなので、振幅あるドラマチックな演奏を期待したわけで・・・選択は成功かと♪
 1楽章の奥行きと空間のある響きといい、3楽章の穏やかで優しい旋律と鼓動といい、4楽章の主題をキレよく激しく繰り返すカッコ良さとソプラノ歌唱の美しさといい。。。とても密度・充実感を感じて、聴いていて、とっても楽しいですね(^^)。

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ベートーヴェン 交響曲第9番 (その4:バイロイトのグランドスラム盤)

昨日は久々の休日出勤でした。今日はなんか遠出する気にもならず、髪を切りに行ったらば、スゴい土砂降りに遭ってしまい。。。あんまり出かけずに音楽聴いてよう!となりました。
んでもって、またまた超名盤・超名曲に手を出しております(^^;;;。
今年はぜひ、この曲のライヴを聴きに行きたいんですけどね。。。。

4.バイロイトの第9(グランドスラムによる復刻盤)

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   ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
   バイロイト祝祭管弦楽団、同合唱団
   録音年月日:1951年7月29日 バイロイト音楽祭ライヴ

 以前から、このライヴの復刻モノは一度試してみようと思ってました。で、LP復刻のグランドスラム盤(平林直哉氏製作)を入手しました。
 聴いてみると・・・音がかなり瑞瑞しく感じられると思います。鮮度がググッと上がっていて、半世紀も前の録音、という感じが・・・あんまりしないですね。特に第4楽章がすばらしいと思います。独唱が力強く美しいこと、合唱の雄大な響き!正規盤では歪みが感じられ最大の欠点と思われた合唱が、鮮明に、かつ雄大に響くのは感動モノです。正規盤でもモノラルであることを忘れる、迫力と拡がりが十分あると思いますが、このテイクは違いが歴然!の素晴らしさだと思います。

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ロシア・ナショナル管弦楽団 2007年日本公演

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  2007年6月2日 横浜みなとみらいホール
  ミハイル・プレトニョフ(指揮)
  ロシア・ナショナル管弦楽団

   1.チャイコフスキー イタリア奇想曲 OP.45
       2.ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 OP.30
       ソリスト: 上原 綾子 (ピアノ)
   3.ショスタコーヴィチ 交響曲第5番 ニ短調 OP.47

 このツアーはプログラムが6種もあり、どのプログラムを観るかけっこう迷いました。結局ラフマ3番+上原さんが決め手となり、本日となった次第。みなとみらいホールは・・・この1年で4回目です。
 入場したらば、まだ調律師さんがピアノにかかりっきり。かなり直前まで調整されてましたが、時折煌めくような音を出してたりして、こちらの気分盛り上げにもバッチリ(^^)。

 イタリア奇想曲は当初プログラムになかったものが、今日になって追加されたもの。儲けモン^^;のこの曲は、なかなか目まぐるしい曲でした。。。改めて聴いてみようと思いますm(_~_:)m。
 で、ラフマ3番!上原さんって小柄。。。オケの皆さんがみんなデカいからそう見えたのか?(笑)。しかし、演奏が始まると存在感は抜群でした。パワーで押すという感じではないですが、硬軟の幅が広く、メリハリがあると思いました。好きな第1楽章を堪能したあと。。。おお、第2・第3楽章もとってもいい♪ ロシア~~!!な情感たっぷり(^^;;の分厚いオケの演奏と、それと真っ向から勝負する上原さんのピアノ。そのせめぎあい?がとても聴き応えがあったと思います(^^)。

 続いてショスタコ5番。この曲のライヴは、ワタシこの半年で早や3回目(^^;。ですが、今回も楽しませていただきました♪ 抑揚がきいているというか、テンポが快活であったり、じっくりゆったりだったり。一糸乱れぬテンポでズンズン突き進むムラヴィンスキーさんのCDでこの曲を好きになった自分からすると、かなり違いを感じますが、過去2回聴いたときも同様のスタイルだったし、今はこれが主流なんでしょう。特に今回は、タメが大きいように感じました。。なーんて言いながらも、やっぱりこの曲は気分が高揚して、とても楽しいのですが(^^;;。

 アンコールは。。。J.シュトラウスⅡ世の”ハンガリー万歳”。快調な明るいテンポで、でも結構激しく奏でられるポルカは、ワタシは大好きです(^^)。さらにもう一曲は、強烈なパーカッションが印象に残りました。あとで確認したらハチャトリアンでした。

 充実した、満足感のあるコンサートでした。特にラフマ3番はヨカッタ♪♪今後しばらく、ワタシはこの曲を聴きまくることでしょう(^^;。

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ベートーヴェン 交響曲第7番 (その3:クライバーさんのライヴ)

3.クライバーさんのライヴ

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   カルロス・クライバー(指揮)
   バイエルン国立歌劇場管弦楽団
   録音年月日: 1982年5月3日

 クライバーさんのベト7は既に2種持っており、さらに買うのか?としばらく自問しておりました。クラシックに開眼してまだ日が浅く、知らない曲が圧倒的に多い自分は、もっといろいろな作曲家・楽曲を聴いてみるべきで。。。(クラシックとしては)超メジャーなこの曲とこの指揮者にハマっていては、いっこうに視野が広がらないではないか!1年で100枚入るCDラックが一杯になっちゃったけど、その過半数は5回以上聴いてないだろうが!!ちゃんと聴け!!!(^^;

 ・・・という天からの忠告には、つい背いてしまうわけで(爆)

 で、このCDはカール・ベーム追悼コンサートでのライヴ録音ですが。。。やっぱりダイナミックでスリリングで痛快だと思います(^^)。とても活き活きとした、でもライヴらしくて(譜面をめくる音が入ってたり、ピッコロがちょっと間違えてたり^^;)、聴いてる方も楽しくなります。第2楽章(不滅のアレグレット)も、前に聴いた2種より、じっくり奏でられていて味わいがあるように思います。そして終楽章のハイ・テンションな昂ぶり!!

 ワタシには初めてのSACDですが、SACDは従来のCDではカットされていたダイナミックレンジ120db以上の音域を再現できるのだそうで。自分のミニ・コンポの仕様書見たらダイナミックレンジは96dbまで。メリット享受できねえじゃん(泣)。

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読売日本交響楽団第490回名曲シリーズ

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2007年5月19日 東京芸術劇場 大ホール
ユーリ・テミルカーノフ(指揮)
読売日本交響楽団

  ・ブラームス ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 OP.83
     ソリスト: ウラディミール・フェルツマン(ピアノ)

   ・ブラームス 交響曲第4番 ホ短調 OP.98

ワタシには、初めての東京芸術劇場、初めての読売日響です。
昨年のサンクト・ペテルブルグ・フィル来日公演で大いに感銘を受けたテミルカーノフさんと、以前から気になっていたフェルツマンさんが共演!それも国内オケ通常価格で聴ける♪こりゃあ、おトクだぁ~(^^;。しかも演目は好きなブラームスだし。
東京芸術劇場の、噂に聞く長~いエスカレータは、一気に5階分上るわけですが、なあんか怖い(帰りは別のエレベータで降りた^^;)。今回はA/B/C/D席中のB席で3階席です。

オケの皆さん、コンマスの藤原さん、テミルカーノフさんに続き、フェルツマンさんご登場!ゴマ塩頭の渋いおっちゃん、てなイメージ持ってたんですが<(_ _;)>実物はスラリとして、なかなかカッコよいお方。黒の詰襟でビシっとキメておられます。
演奏開始!フェルツマンさん、あるときはビシっと、あるときはまろやかに、とてもメリハリのある演奏で、期待どおり(^^)。硬軟のコントラストが幅広いように思いました。第1楽章もヨカッタけど、第3楽章のチェロとの絡みも、すっごく心地いい響きでした。。。あと、若干ステージから音が遠いかな?と思わないでもなかったけど、オーチャード2階よりはずっとましかと思いました。

続いて、お待ち兼ねのブラ4。テミルカーノフさんは、例によって指揮棒なしで全身でしなやかに指揮。渋くて情感の分厚~いこの曲を、力強くうねらせるように進めて行きます。弦楽隊の旋律に、特にそれを感じました。また、ワタシ的にはティンパニーに注視してたんですが、打ち分けやミュートなどの動きが予想以上に激しいのがわかり、音だけではわからない面白さを感じました。旋律のうねりと力強さは、楽章が進むにつれてどんどん増して行き、最終楽章のテンションはとても高いように思いました。

万雷の拍手を受け、観衆とオケににこやかに応えるテミルカーノフさん。オケの皆さんは満面の笑みで片足どドン、ドン!と踏んで応えてました。アンコールはブラームスのハンガリー舞曲第1曲で、これもノリノリに演っていただきました。

というわけで、ワタシ的にはかなり満足度の高い公演でした。。。A席にしておけばヨカッタなあ~と反省(汗)

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モーツァルト ピアノ協奏曲第23番 K488(その1:ベーム+ポリーニ)

またまたモーツァルトのピアノ協奏曲(今度は長調)です。下記CDをゲットしたらば、いっきに聴き惚れてしまった次第です(^^;。

1.ベーム+ポリーニ

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  マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)
  カール・ベーム(指揮)
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  録音年月:1976年4月

 まず、弦楽群の音色の美しさに参ってしまいました。ピッチは高めで、繊細に伸びやか~に響いてきます。これが胸を締め付けるように、せつないくらいに心に響いてくるのです、ワタシには(^^;。あるいは感情過多に聴こえるかも知れませんが、甘くなり過ぎないように、引き締めるところはしっかり引き締めているような気がします。
 ワタシはポリーニさんの演奏はあんまり好きじゃないんですが(ペトルーシュカは好きですがショパンのエチュードはどうも・・・)、この演奏では、ゆったりまろやかさがあると思います。
 ベームさんはワタシは実はほぼ初です(汗)が、引き締まっているけど、まろやかで奥行きのある演奏が、本当に素晴らしい!と思います。正直なところ、ピアノ演奏よりもオケの響きに感銘して聴きまくっている次第です(^^;;。

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モーツァルト ピアノ協奏曲第20番 K466(その1:内田光子)

マンガ”神童”で・・・巨匠ロブコウィッチ(モデルはホロヴィッツ)の代役として、突然、主人公”うた”はコンサート・デビュー。そこで観衆、居並ぶオーケストラの面々(これはウィーン・フィルがモデルだろう)や関係者も含むすべての聴衆を圧倒する熱演を披露した曲ですね。映画でも重要な場面らしいですが、まだ映画は見てません(^^;。
明るく華やかで、お気楽な雰囲気の長調の楽曲が多い(といわれる)モーツァルトには珍しいらしい、シリアスな短調の曲。27曲あるピアノ協奏曲で短調は20番と24番だけなんですねー。。。といっておいて、長調・短調の違いがなんで重要なのかワタシはわかってない。長調の17番にも26番にも憂いや哀しさがたっぷり感じられると思っているし。
これでもか!ってくらいシリアスでカッコよい主題が繰り返される第1楽章よりも、ゆったりした第2・第3楽章の方が、現時点ではお気に入りです。

1.内田光子さん

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  内田 光子(ピアノ)
  ジェフリー・テイト(指揮)
  イギリス室内管弦楽団
  録音年月: 1985年10月

20番は1年以上前から聴いてました。それは秋田の図書館で見つけた、巨匠ミケランジェリ!!のライヴ。しかし、そのCDには畏れ多くも、あんまりピンと来ず(^^;;。
で、内田さんのCDをゲットしたわけですが、温もりと憂いを感じるピアノの音も、各パートの音がくっきり聴こえるオケの音もとても瑞瑞しく、たいへん気に入っております(^^)。

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みなとみらいアフタヌーンコンサート 小山実稚恵 ピアノリサイタル

Afternoon200706_1   2007年4月22日 横浜みなとみらいホール

 小山 実稚恵(ピアノ)

 

 

 
 
J・S・バッハ パルティータ第2番
シューマン 子供の情景
ショパン ノクターン第13番
     練習曲 OP.25-1"エオリアンハープ"
     練習曲 OP.25-2
     練習曲 OP.10-3"別れの曲"
     練習曲 OP.10-12"革命"
     練習曲 OP.25-7
     練習曲 OP.25-11"木枯らし"
     バラード第1番 OP.23
     バラード第4番 OP.52

小山さんの演奏、3月にミューザ川崎でのラフマニノフの熱演を見て、ぜひまた聴きたい!!っとなりまして、行ってまいりました。
今回は全席指定だけど全席同一料金。特に指定しなかったら前から28列目。ステージ背中の席に行きたかったな~(^^;(空きがあったのだ)。

小山さん、白いドレス姿でご登場され、まずはパルティータ。ワタシはこの曲は数日前から聴き始めたばかりでしたが。。。自分が聴いてるCD(グールド^^;;)とは、どエラい違う!小山さんの演奏がとてもピアノらしく聴こえた一方で、グールドが異端と云われるのが、わかるような気がしました。
子供の情景はまたもや予習なし(汗)。が、わかりやすい曲で楽しめました。第7曲は超有名なトロイメライだったのね。

さて、休憩を挟んで後半はオール・ショパン。自分的には馴染みの"別れの曲"、"革命"もヨカッタけど、"木枯らし"が厳しい生々しい感じでとても気に入りました。
そしてお目当てのバラード1番!ダイナミックでドラマチックで大好きな曲なんですが、小山さんは流れるように優美に、しかしたいへん力強く弾いていってくれます。期待以上♪。第4番もゆったりと、素敵でありました。

終演するや、拍手喝采。。。サイン会もあるし、アンコールはないだろうと思ってたら、なんと3曲も!特に、ワタシの大好きなショパンのワルツ第1番を演っていただけるとは♪♪
もちろん、サイン会には並びました。ホワイエ即売で買ったラフマニノフのCDの、ジャケットはもちろん、CD本体にもサインいただきました(^^)(^^)。
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しかし、なんかお話ししようと思ってたのに、いざご本人の前に出たら緊張してしまい、「ありがとうございます」しか言えなかったっす(-_-;;。

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プロコフィエフ ピアノ協奏曲第1番変ニ長調 OP.10

昨年1月のまだ秋田にいた頃、地元の図書館でCDを借りたのが聴き始めです。ピアノ協奏曲は何でも聴いてみたい!ところへ当時全く知らない作曲家・楽曲に出会ったわけです。ちなみにピアノはフェルツマンさん。現在は廃盤かも知れません。
自分にとって20世紀のクラシック曲はラフマニノフで経験しておりましたが、ロマン派スタイルのラフマニノフとはまるで違う世界にびっくり。煌めくような目まぐるしく痛快なピアノ演奏に大変たまげました。それにオケも神出鬼没に絡んでくる感じで、全体として大変スリリングだと思います。こうした印象は一年以上経った今も変わりません。ライヴで見たら本当にハラハラ・ドキドキするだろうな~。。。ぜひ観てみたい!!でもコンサート見れる機会はあるんだろうか(爆)。
3楽章構成ですが、切れ目無く一気に演奏されるので、全体(15分強)で1曲という印象です。この曲のあとで最も有名な第3番を聴くと、伝統的なピアノ協奏曲のスタイルなので、なんだかほっとします(笑)が、この第1番のスリリングさは他には得がたい面白さかと思います。

1.アシュケナージ

Prok_p15_ashuke ウラディミール・アシュケナージ(ピアノ)
 アンドレ・プレヴィン(指揮)
 ロンドン交響楽団
 録音年月:1974年1月

さすがはアシュケナージさん、祖国の偉大な先輩だけに、全曲録音なさってるのですね。何しろハイスピードに微細に突き進むピアノに唖然。こめかみの血管がブチ切れるんじゃないか?ってくらい集中して演奏されているように思われます。オケはズンズン現れたかと思うと一気にハイテンションに盛り上がったりします。そうした楽しいさまを、このCDはかなりヨイ音で聴けると思いますです。

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ブラームス 交響曲 第1番 ハ短調 OP68(その2)

2.チェリビダッケ

Bra_sym1_celi_swr  セルジウ・チェリビダッケ(指揮)

 SWR シュトゥットガルト放送交響楽団

  録音年月:1976年10月

グラモフォンのブラームス交響曲全集の一枚です。スタジオ録音を拒否し続けたお方らしく、かつてのライヴ録音を、後年遺族の承諾を得てCD化されたのだそうな。
チェリビダッケさんの指揮演奏というと、80年代後半のベトベン4番ライヴのCDを聴いたことがありますが、すっごいスローなテンポに結構面食らいました。このCDはそういった後年のものとは違い、一般的と思われるテンポで演奏されています。

実は聴き始めはピンときませんでした。ワタシには、なんだか淡々と粛々と進んでいく演奏のように聴こえたんですね。音もあんまり良くないと思った。。。。しかし、しばらくして聴きなおしたら、そうした印象はガラリと変わりました!(^^;
音に深~い奥行きを感じるようになってきたのです。空間を感じるというか、立体的であるといえばいいのか。そのポイントに気づくと、音質もそうした生々しい響きをしっかり伝えてくれる音なんだな~と思えてきます。特に第4楽章はとてもダイナミックで迫力があると思います。

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ラフマニノフ パガニーニの主題による狂詩曲 OP.43

このところ毎日頭痛が続いており、音楽を聴く量も減ってました。んでもって神経外科医に行ったのですが、「そりゃ肩こりが原因だよ!」と笑い飛ばされ、恥ずかしいやらホッとしたやら。。。(^^;。ほんじゃ、遠慮なく音楽聴いてビール呑むっちゃ(爆)。
この曲はそうした中でもよく聴いてました。先日、東京交響楽団+小山実稚恵さんのライヴが初体験でしたが、変幻自在でダイナミック!という強い印象が残りました。小山さんの凛々しく美しいお姿と演奏!!その後CDゲットして聴いているわけですが。。。とても多彩で、激しい(特に序奏と第22~24変奏には興奮!)ところもロマンチックなところ(特に第18変奏にうっとり♪)もあって実に中身の濃い曲だと思います。。。事前にちゃんと聴いておけば、ライヴもっともっと楽しめたよなあ~。。。と大反省<(_ _;)>。

1.アシュケナージ

Rachma_rp_ashuk1986  ウラディミール・アシュケナージ(ピアノ)

 ベルナルト・ハイティンク(指揮)

 フィルハーモニア管弦楽団

 録音年月:1986年11月

小山さんのCD探したんですが見つからず。コンサート会場の特設売場バカ混みだったけど、買ってくるべきであったか。。。(*_*;)。ということで、巨匠アシュケナージ(汗)!
アシュケナージさんのピアノと言うと、演奏が模範的だとか破綻がないとか耳にすることがあり、ヘソ曲がりなワタシはロクに聴いていなかったわけです(指揮姿は2回拝見済ですが)。。。しかし、それは大きな間違いでした。アシュケナージさん、よどみなく、流れるように、そして激しく弾いておられ、聴き応え抜群と思います。そしてハイティンクさん指揮のオケの響きのみずみずしく勇壮で美しいこと!このCDは音がとてもヨイと思います。

ところで(曲自体とは関係ないですが)、変奏曲をi-pod nanoに入れると、各変奏間に余計な区切りが入って、ちょっと聴きづらくなるのに困っております。これってしょうがないんだろうか?対策ご存知のお方、いらっしゃいましたら教えて下さいましぃm(_~_)m。

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プロフェッショナル

なにげにTV見てたら、ザ・プロフェッショナルという番組に、指揮者の大野和士さんが出演なさっていた。過去放映の反響が大きく、アンコール再登場ということでご同慶の至りです。過去放映は見てませんでしたが(^^;。

大野さんは現在ベルギーの歌劇場の音楽監督で、ヨーロッパを基点に活動されているとのこと。俄かクラシックファンのワタシが昨年来、国内コンサートのチェックをしていてもお名前を見かけなかったのは、そういうことか?!(勉強不足なだけかも^^;)。

印象に残ったのは司会者に『指揮者のカリスマ性』について問われたとき。大野さん、目を輝かせ、クレンペラーやチェリビッダッケのことを語ってくれました。彼ら巨匠は晩年、体がろくに動かなくなっても、またあまり語らずとも、その強烈な存在感からオーケストラを高みに向けてコントロールし、崇高な音の大伽藍を作り出してしまうのだ、と。
ワタシはクレンペラーさんのベトベン3番が大好きでして。チェリビダッケさんはまだ理解できていませんが。。。ともあれ、『大野さんは、とても熱いヒトなんだなー』と思いました。
あいにく司会者はあまりクラシックにお詳しくはないようで、かなり返答に苦しんでおられたのが残念というか・・・これでフツーなのかな。

ともかく、大野和士さんには大いに興味をそそられました。CDや、改めてコンサートの情報もチェックしてみようっと。

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音楽系バトンです!!

ももこさんより音楽バトンを受け取りましたっ!
音楽系バトン・・・ってことで(^^;。
ジェンソン・バトンではありません(笑)。

1.最近よく聴く曲
 ムラヴィンスキー指揮、チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」
 ・・・物凄~い聴き応え(^^;;;。

2.テンションの上がる曲
 ラヴェル「ボレロ」、クライバーさんのベートーヴェン交響曲第7番、
 レッド・ツェッペリン「ブラック・ドッグ」 

3.切ない気分になる曲
 ブラームス交響曲第4番(ジュリーニさんかクライバーさんで)

4.カラオケでよく歌う曲
 さいきんカラオケ行ってないけど(汗)
 スピッツ「空も飛べるはず」、ディープ・パープル「ハイウェイ・スター」(爆)

5.癒される曲
 バーンスタイン弾き振りのモーツァルト ピアノ協奏曲第17番

6.思い出のある曲
 スタイル・カウンシル「マイ・エヴァー・チェンジング・ムーズ」
 デートの思い出なら、レヴェル42「チルドレン・セイ」でし(^^;。

7.ライブで聴きたい曲
 ツィマーマン+ラトル+ウィーン・フィルで
 ベトベンのピアノ協奏曲1番と3番 

8.このバトンを5人に回してください

 お答えしてくださる方。。。いらっさるかな~(爆)

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チャイコフスキー 交響曲第6番 ロ短調 OP74「悲愴」

だいぶ以前からCDゲットしてたにも関わらず、ワタシはこの曲を聴きこむのをためらっておりました。あまりの情感深さゆえに世界を見る目(価値観)が変わってしまうかもよ?とのインプレを見たとか、チャイコフスキーご本人が初演後わずか一週間後に謎の死を遂げたこととか、この曲に感極まって演奏後自殺した指揮者がいた?だとか諸々の話を耳にして、どぉ~んと重くて深~い世界にどっぷりハマってしまうのではないか、との不安を持っていたわけで。。。(^^;;;。
いざハマり出して見れば・・・聴き応え超抜群の、もぉ~の凄く振幅の大きいドラマチックな大曲という印象です。なお、今のところワタシの世界観は変わっておりません(爆)。

1.ムラヴィンスキーのウィーン録音 ★★★★★

Tcha_sym46_mra_wien_1  エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)

 レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団

 録音年月:1960年11月

出だしのファゴットとコントラバス・チェロの重~い深~い序奏に、まず面食らいます(^^;。やがて響きだす、厳しい左右ヴァイオリン群・管楽群。そして、そのあとに現れる、壮大なスケールの主題の響きには本当に圧倒されてしまいます。それがいったん穏やかに静まったか。。。と思ったら、鮮烈なオケのアタック!!そして物凄い情感の旋律と咆哮がずどおぉぉ~~~ん、と響き渡る。またまた主題が深く深く響く。シネマスコープで見る昔の大作映画のような、という感じです、ワタシの場合(^^;。
全編通して、とても鋭くて、とても厳しいという印象がありますが、でも暖かみもあると思います。深~い感動と聴き応えを感じました。

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『神童』

きのうは川崎行く前にタワーレコード渋谷店に行っておりました。
買おうかどうか迷っていたチェリビダッケさんのブラームス交響曲全集(正価6800円に対し輸入版で4400円)を思い切って購入。ほかにバックハウスさんのピアノものやデュプレさんのチェロものなど、久々思いっきり買い漁ってしまったのですが。。。(^^;。
渋谷店は書籍も充実してるんですが、今回は・・・おおっ!!『神童』の単行本があるではないかぁ♪♪♪ ・ ・ ・ で、とうぜんのごとく全巻大人買い(爆)。

Sindou  神童 (全3巻、双葉文庫)

  さそう あきら著

神童って、のだめ、ピアノの森についで【クラシックを取り上げた人気マンガ】で名前が挙がるので知ってはいました。この春、映画化・公開されるってことも。しかし、どの雑誌・出版社から出ているのかさっぱりわからず全く目にすることがありませんでした。。。まあ、必死に探せば見つからないわけはなく、ワタシの熱意も大したもんじゃなかった、ということでもありますが(汗)。

しかし、読んでみると・・・

・・・これは面白いです。

ピアノの練習さぼって野球にいそしむ少女:うたと、音大志望の浪人生:ワオの出会いから物語りははじまります。二人はその後、大きな変化に次々と遭遇し成長していきます。やがて、うたは驚異的な天才ぶりが世に認められ。。。ネタバレしそうなので、この辺でやめとこ(滝汗)。

のだめともピアノの森とも大きく違う世界だと思います。独特のドライな感じの絵とか、クールで醒めたような雰囲気もあるように思います。しかしそのせいか、湿っぽくならずにワオの心の動きやうたの思い入れなどが、せつせつと伝わってくるような気がします。特に終盤はせつなさがこみ上げてくるようで、強く印象に残りました。

映画は、成海璃子さんが主演。成海さんといえば、ワタシ的には2年ほど前のTVドラマ【瑠璃の島】での印象が強く残っておりまして。このストーリーにこのキャストなら、かなり期待できるのではないか?と思えます。久々に封切り観に行こうかな(^^;;。

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ミューザ川崎シンフォニーホール&東京交響楽団名曲全集第25回

Muza_tso_20070303 2007年3月3日 ミューザ川崎シンフォニーホール

 高関 健(指揮)

 東京交響楽団

 1.ショスタコーヴィチ 劇伴(劇場)オーケストラのための組曲
  (ジャズ組曲 第2番)
 2.ラフマニノフ パガニーニの主題による狂詩曲 OP.43
                          ソリスト: 小山 実稚恵(ピアノ)
                       3.ショスタコーヴィチ 交響曲第5番 OP.47

ワタクシは、ミューザ川崎も東京交響楽団も2回目。今回のお目当ては、小山さんのラフマニノフでした。。。なのに今回は1・2曲目とも予習なし(汗)。やっとくとやってないでずいぶん違うのわかってて・・・/★(x_x)バキッ!。

今回の席は、S席2階でステージのやや左寄りで、斜めちょっと前にステージあるような、かなり近い感じ♪ミューザ川崎は、けっこう奥の席でもステージをあまり遠く感じないとは思っていたけど、近い席もより近い感じで、これは期待以上(^^)。

まずはジャズ組曲2番。アコーディオンやギター、サックス群も参加してて、なかなかポップな感じ。でも、これってジャズなんだ?なんて思ったりして(^^;。ワタシはジャズというと、ムカシちょっとだけカジったマイルス・デイヴィスやデューク・エリントンのイメージで凝り固まってまして(汗)。なーんか独特な音楽に聴こえましたです、ハイ。

続いて、いよいよ小山さんの出番。さっそうと華麗なドレス姿でご登場です!
演奏開始するや、鋭いピアノの響きが現れました。いきなり期待通り(^^)。その後も激しく怒涛のようなピアノが随所で大活躍してくれて、緩急の多いオケ演奏との掛け合いもとても楽しい。鬼気迫るような激しさと美しさが同居していて、ずんずん心に響いてきました。小山さん、全身のしなりと力でグイグイ演奏していって、とても凛々しいお姿でありました。
演奏終了すると鳴り止まない拍手。これはアンコール要望の意も大きかったはず(少なくともワタシはそう^^;)。でも残念。アンコールはありませんでした。

最後はショスタコ5番。コンサートで聴くの2回目って曲は、ワタシ自身初です(笑)。鋭さ・厳しさがこの曲には非常に重要だと思ってますが、オケのみなさん気合が入っておられたようです(^^)。特に今回は席がステージに近かったこともあり、チェロ・2ndヴァイオリン、ヴィオラ・1stヴァイオリンの音の遷移がくっきりとよくわかって面白かったです。大谷さんのヴァイオリン・ソロも美しかったし、十分に楽しませていただきました。

残念なのは、最後もアンコールがなかったことかな(汗)。あんまり期待しちゃいかんのだろうけど、同オケの1月のコンサートじゃアンコール3曲もやってくれたから、ちょっと期待してたのよね(爆)。

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シューベルト ピアノソナタ第16番イ短調 D.845

のだめファンならご存知!マラドーナ・コンクール予選にはじまり、実家帰省中も演奏。渡仏してからも初コンサートのメインとして演奏するなど、のだめの十八番って感じですね。また、のだめが初めて楽譜と真剣に向き合った曲だし、コンクール失敗後の意気消沈からピアノへの意欲を蘇らせた曲でもあるので、のだめにとっても全体のストーリー上も非常に重要な曲と思われます。
・・・てなことはだいぶ前からわかってたのに、ずっと交響曲にハマり続けたため、初試聴が思いっきり遅くなってしもうた。。。で、聴いてみると、たいへんドラマチックで美しい、深みを感じる曲だと思います。いっぽう、のだめのキャラとは意外な取り合わせって感じもします。「付き合ったことのないタイプのヒト」ってのもわかるような。。。(^^;。

1.内田光子さん ★★★★★

Schub_psona16_uchida  内田 光子(ピアノ)

 録音年月:1998年8月

 

 内田さんが世界屈指のシューベルト弾きであることは伺っておりましたが。。。正直申し上げて、この演奏にはのっけから圧倒されました。ピアノの一音一音が柔らかで滑らか。やや籠ったような音なんですが、これが雫のような美しさをたたえている、というか。
また、ごく弱い音からうんと強い音まで、深くてじーんわりとした響きと余韻があり、たいへん強く印象に残ります。

このテイクは本当に素晴らしいと思います!!

今まで聴いてなかったワタシが愚かでしたm(_ _;)m。

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ベートーヴェン 交響曲第6番 へ短調 op.68 「田園」(その2)

2.クライバーさんの第6

Bet_sym6_cleiber カルロス・クライバー(指揮)

 バイエルン国立管弦楽団

 録音年月:1983年11月

クライバーさんの第6があるとは、実は半年前くらいまでは知りませんでした。ウィーン・フィルとこの曲をリハーサル中に突如姿を消して演奏キャンセルになった、ってな話をものの本で読んでいたので、てっきり録音はないのかな、と。。。(^^;。で、このCDは同じORFEOから出ているものでも、『名盤』の誉高い第4・第7に比べると、CDショップでの扱いも枚数も少なめで、なんか目立たないし。 

でも聴いてみると、やっぱりイイ感じですけどねー。弦楽隊の旋律が伸びやかで奥行きが深いところとか。ジンマンさんのキレのよさ(これも好きですけど)と明らかに違うところ。嵐の第4楽章は迫力抜群だと思います。でも、『このテイクは、ブラインド・テストしたら、クライバーさんとはわからない人も多いはず。でも、ブラインド・テストで外れた人はクライバー・ファンを名乗らんでくれ』との御説もネット徘徊中に見つけました。。。ドキッッ!!

演奏終了後の聴衆の反応が微妙なんですよね。終楽章終了後数秒の沈黙後、やっとまばらな拍手が起こり、やがて大喝采+ブラヴォー!になる。そんなに不思議な演奏なんでしょうか??(^^;;

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CDショップ

ワタシは、CD探しというと、たいてい新宿、池袋、渋谷、秋葉原のいずれかへ行きます。
新宿・渋谷は、どっちもタワーレコードが充実していると思います。
池袋はHMVが広々しててよい(渋谷店は縮小しちゃったのでパス)。
秋葉原は石丸3号店が輸入版・海賊盤(まだ手を出してないけど^^;)が充実。7階の試聴室もなかなかいいし。ヨドバシアキバには大きくはないけどタワーレコードもあるし。

わざわざ都内まで行くのは、千葉県内には全然期待できないと思っていたからです。実際今まではガッカリするところばかりだったので。。。しかし。

千葉駅前をうろついてて、ヨドバシカメラと同じビルにも山野楽器がある(千葉そごうにもある)のを知り、期待せずに行ってみたら。。。結構たまげた(笑)。フロアはそんな広いわけじゃないけど、壁3面と数島がCDびっしり。銀座本店に匹敵するボリュームでは?!また、並んでいるCDに濃いものが多い。輸入盤が多いし、マニアックと思われる、都内でも見たことのないテイクが多数(フルトヴェングラー、クナッパーツブッシュ等)。さらにはワゴン・セールでは名の知れたテイクの廉価盤がさらに格安で売られていたり。。。かなりの充実度でした。

で今回は、30分もうだうだして結局1枚も買わずでしたが(買う!気分じゃない日だったので^^;;)、今後はこのお店もマークせねば、と強く思ったのでした。

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カラヤンとフルトヴェングラー

Furt_kara_book

新書にはしばしばクラシック関係の本があるので、ちょくちょく本屋さんでチェックしているわけですが。。。出たばかりのこの本、非常に面白いです。

30歳代後半以上なら誰でも名前は知っている、クラシック界の『帝王』カラヤンと、死後50年を経過しても愛聴され続ける偉人フルトヴェングラー。二人の大指揮者のとても生々しい人間ドラマ。

物語はフルトヴェングラーのベルリン・フィル三代目首席指揮者就任と、若手指揮者カラヤンのドイツでの失職→職探しから始まる。すでにフルトヴェングラーは高名な指揮者となっていたけど、カラヤンはまだ駆け出し。それが、じわじわと出世し名声を高めてくるカラヤンに、フルトヴェングラーは異常なまでに嫉妬し、警戒し、自身の業界や政官界への影響力を使って追い落としを図ったりする。しかし、一度は失脚し、戦争による混乱を挟みながらも地位と評価を高めていったカラヤンに、ついにフルトヴェングラーはあきらめ、最後は生きる気力をなくしたような形で死を迎える。そしてカラヤンはベルリン・フィルの終身首席指揮者となり、クラシック界の帝王となっていく。

まあ、カラヤンについては、権謀術数なお方であったことはある程度知ってましたが。フルトヴェングラーが優柔不断で嫉妬深い、結構ドロドロしたお方だったとは知りませんでした。ワタシはなんとなく、君人誓子のようなイメージを持ってたので。。。でも、だからといって、これで彼らの音楽が嫌いになることは絶対にないですね。逆に、こうした背景を知っていると、彼らの演奏がますます面白く聴けるように思えます。

当時の記録を綿密に積み上げて構成されていますが、記録やそれに基づく内面・感情への解釈が、粛々とテンポよく緻密に展開されるので、ドロドロした内容が多いのにも関わらず、グイグイ引きこまれ『面白かった!』という満足感も高かったです、ワタシの場合。

なお、この本では戦後混乱期のベルリン・フィルを支えたものの、カラヤンに敗れてベルリンを去ったチェリビダッケも大きく取り上げられています。チェリビダッケについては別の本もゲットしたので、こちらも楽しみに読みたいと思います。

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ベートーヴェン 交響曲第6番 へ短調 op.68 「田園」

ワタシは生まれてこのかたウン十年、昨年までこの曲を聴いたことがありませんでした。というか、ワタシは2005年以前は第5と第9以外の主題や動機はまったく知らなかったわけですけど。ほんでもって6番。聴いてみたらば『あっ!黒豆ココア!!』でした(笑)。
うきうきゆったり気分のいい第一楽章を聴いてると、この曲が第5番とほぼ同時並行して作られた曲とは思えなかったりします。進むにつれ力強い、迫力ある響きも現れ(特に第4楽章の嵐!)、やっぱりベトベンだぁ♪となりますけど(^^;;、全体としてリラックスしたゆったりした雰囲気で、なかなかヨイ気分に浸れております。

1.デヴィッド・ジンマン

Bet_sym5_06_zinman  デヴィッド・ジンマン(指揮)

 チュリッヒ トーンハレ管弦楽団

 録音年月:1997年

 

ジンマンさんのベトベン全集の一枚です。この全集は、キレとテンポのよい演奏が特長かと思います。特に第5、第9にそう感じています。第9はけっこう気に入っていますが、第5はどうも馴染めません(クライバーさんの5番で受けた印象が強すぎ?)
が、この曲はゆったりリラックス調であるため?と、自身初の第6がこの演奏ってこともあり、とても自然に馴染んで聴いております。でもやっぱり、旋律がスパッ、スパッとキレがよいなあとは思いますけど。

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ブラームス 交響曲 第4番 ホ短調 OP.98(その2)

2.クライバーさん晩年のライヴ

Bra_sym4_cleibar1996  カルロス・クライバー(指揮)

 バイエルン国立管弦楽団

 録音年月:1996年10月

 

 

2004年逝去されたクライバーさんの、正規録音としては最後のテイクらしいです。海賊盤なら1999年のものも見かけたけど(^^;。クライバーさんは80年代に入るとスタジオ録音をしなくなり、90年代に入るとライヴ(録音だけじゃなく公演自体)も激減されたそうです。結局21世紀に入ってからは一度も指揮をされなかったのでしょうか。。。

クライバーさんは当時66歳。この位の年齢だとバリバリ元気な指揮者さんが多くいらっしゃるし、70歳超えてから輝きだすお方もいらっしゃるようですが。。。クライバーさんはどっか疲れたような体が重そうな感じでご登場。演奏中も、指揮台の手すりを左手でしっかり握っている場面が多く、1982年のコンセルト・ヘボウとのライヴのような、全身で舞うような華麗なお姿を見た後だと、正直寂しい感じがしないでもなかったです、はじめ見たときは。

しかし、演奏は素晴らしいと思います。美しくて深い抑揚のある、とても「歌っている」演奏だと思います。クライバーさんの穏やかな指示に対してもオケが敏感に反応し、とても深みのある演奏を繰り広げているようです。渋くてじ~んわり味わい深い第1楽章には、思わずホロリとしそうですが、一転、明るい第3楽章では、クライバーさんは笑顔に満ち、往年の躍動感も感じられます。しかし、最後の第4楽章は終始重厚。クライバーさん、時折祈るような表情を見せながら荘厳な演奏を導き出しておられます。

ハイヴィジョン撮影らしく、画像も鮮明です。音は勿論良好ですので、このDVD、なかなかよろしいかと。。。

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ブラームス 交響曲 第4番 ホ短調 OP.98

ワタクシ、ブラームスの曲を聴きこむのは、ピアノ協奏曲1番、交響曲1番に続いてまだ3曲目です。これまでのところの印象としては。。。軽やかさや華やかさといったものはないけれど、どっしり落ち着いた展開の中に息を呑むような美しさがあると思います。じっくり聴きこむほどにどんどん味が出てくる、という印象があります。
反面、はじめはややとっつきにくい印象もありました(^^;。千秋真一+R★Sオケの交響曲1番は大売れしたそうだけど、クラシック聴きなれないヒトはけっこう戸惑ったのでは?そうした戸惑いを潜り抜けた?自分としては、こうした楽曲のファンがどんどん増えていって欲しいと願わずにはおれません(^^;。

この曲はブラームスの最後の交響曲。。。2番・3番をすっとばして聴いちゃったわけですが(^^;;、1番で受けた『肩に力入り捲くり』な印象はなく、ずっと柔軟な感じですね。とはいっても全編に力強さはあり、やっぱり聴き応えあり。また、美しい旋律も随所で歌っていて、特に第1楽章冒頭の穏やかでせつせつとした旋律が大変感動的。思わず哀しみやせつなさがこみあげてくるようです。第3楽章は明るくて、終楽章みたいな印象を持ちましたが、このあとに再び重厚な第4楽章。この曲は「苦悩を経て勝利へ」の流れじゃないんですね。

1.ジュリーニ

Bra_sym4_giulini  カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

 録音年月:1989年5月

聴いてみたいと思っていた巨匠ジュリーニ(2005年没)の指揮。ジュリーニさんは旋律を歌わせることに重きを置くと聞いてましたが、なるほど、ゆったりと、しかし深~く響きわたる旋律が大変美しいと思います。特に第一楽章冒頭の旋律は息を呑むような美しさが心に強く訴えかけてくると思います。

このCDは2006年登場のグラモフォンの廉価盤です。この演者で、オリジナルと同じジャケットデザインで1000円。廉価盤はプレス工程をケチってて音質が落ちる物もある、と聞いたことがあります。けどこれはそうじゃないような。。。少なくともワタシの耳には十分良い音です(^^;。
名盤が廉価盤になって次々出てくるのは、とりあえず嬉しいしとても助かります。でもそれって裏を返せば、CDが売れない業界の厳しさを物語っているようで、やや不安に思ったりします。きのう久々にH●V渋谷店行ったら、1フロアゆったりだったクラシックコーナーが、JAZZコーナーとフロア半々になってたし。かなり狭苦しい感じがして、ちょっとショックでした(-_-;。

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モーツァルト ピアノ協奏曲第10番 変ホ長調 K.365(2台のピアノのための)

最近まで、ワタシのモーツァルトのイメージは、映画「アマデウス」の姿そのものでした。次々に湧き出る優美な曲想を、一気に手直しもなく譜面に書き表していく、神の使いとしか思えないようなお姿ですね。
しかし最近、「モーツァルト 天才の秘密」(中野雄氏著)を読んで、思いを新たにしました。モーツァルトは幼少から作曲・演奏活動で名を馳せたものの、決して最初から瞠目するような曲を書き演奏していたわけではないこと。父の厳しい教育、長く続いた旅と、行く先々での出会い・経験があったこと。絶えず音楽好きであり続け(好きだから苦労をそれと思わない)、より美しい音楽作りを目指して努力を積み重ねたことで、比類なき「モーツァルト」となったこと。天才とは、目標に向かってとことん努力しまくる、決して努力を惜しまないってことのようです。
ふんむ~。。。自分もぜひ、好きな目標に向かって突き進むようにありたい。でも、そこまで好きになれるものがあるか?怠け者でヘタレだし(苦笑)。

この曲は1779年作曲の、ピアノ2台のコンチェルト。旅先で母が亡くなり失意でザルツブルグに帰郷していた頃の作曲のようです。とても優美・優雅な曲で、とてもそんな時期の曲とは思えないんですけど。。。(^^;;。

1.チック・コリア+グルダ+アーノンクール

Morz_p10_corea_gulda チック・コリア、フリードリッヒ・グルダ(ピアノ)

 ニコラウス・アーノンクール(指揮)

 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団

          録音年月:たぶん1982~1983年頃

顔ぶれを見て、発作的に購入しました(爆)。JAZZの名手チック・コリアとグルダはお互いのジャンルに強い想いがあり、お互いを教師として研鑽されていたそうで。そこへ、ちょうどコンセルトヘボウとの交響曲録音でノリにノっていた(と思われる)アーノンクールさんの組合せ♪。この顔ぶれだけでかなり売れると思えるんだけど、国内盤は見たことない。
予想どおり、優雅だけどソリッドでインパクト強めのオケだと思います(^^;。2台のピアノは左右にいて華麗な演奏のバトンタッチを繰り返し、あるいは合流する。二人とも、なめらかまろやかな演奏でさらりと入れ替わるので、ちょっとびっくり。一体感を感じるいっぽうで、2台でないと絶対にできないような響きと拡がりがあると思います。

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ドヴォルザーク ピアノ協奏曲 ト短調 OP.33

ワタシがクラシックにハマる決定打となったのはショパンのピアノ協奏曲でした。その後チャイコフスキーやラフマニノフにもハマったこともあり、ピアノ協奏曲ばかり探していた時期がありました。
で、この曲の存在もすぐに知ったわけですが、これまで読んだクラシックの書籍でこの曲を取り上げているのを見たことがなかったので、ちょっと手控えていた次第でして(チェロ協奏曲だと、バリバリどの書籍でも取り上げられてるんだけど)。

聴いてみると、厚みのあるオケと重厚な感じのピアノが印象的だと思いました。また、ピアノが突き抜けて主役というのではなく、オケの一部として曲全体と調和しているように思えます。その意味では、ブラームスの協奏曲に似ているような気がします。

1.クライバー!+リヒテル!!

Dovo_pc_richter  スヴィヤトスラフ・リヒテル(ピアノ)

 カルロス・クライバー(指揮)

 バイエルン国立管弦楽団

 録音年月:1976年6月

クライバーさんが協奏曲やってる!それもお相手が巨匠リヒテル!!さらにオケはクライバーさんと絶大な信頼関係がある(晩年まで共演していた)バイエルン国立管。。。てことで、このCD見つけたときは、思わず小躍りしそうでした(笑)。

で、聴いてみると。。。おおっオケが重厚で緻密♪んでもって、リヒテルさんのピアノも豪快な感じで聴き応えがかなりあると思います。第一印象としては、非常に楽しめそう♪♪♪と思ったんですが。。。その後何度か聴いておりますが、そんなにハマってはいないのが実情です。第1楽章終盤等、ドラマチックな旋律もあるんですけど、なんか自分には鼻歌にしたくなるような旋律が見つかってないんです。これは演奏云々というより、曲そのものに対するワタシの感じ方の問題だろうな、きっと。
時間が経てば変わるかもしれませんけど、現時点では、こんなところですm(_ _;)m。

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東京交響楽団 特別演奏会 ニューイヤーコンサート2007

T_sym_200701_1  2007年1月7日 サントリーホール 

 秋山 和慶(指揮)

 東京交響楽団

 1.ヨハン・シュトラウスⅡ世 ワルツ「春の声」

          2.チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番
                        変ロ短調 OP.23
                           ソリスト: 中村 紘子 (ピアノ)

                       3.ドヴォルザーク 交響曲第9番 
                                                 ホ短調「新世界より」

昨年けっこう早いうちに予約しておりました。理由はもちろん、チャイコ1番でございます。この曲はぜひともライヴ体験したかったからねー。サントリーホールもはじめてでございます(^^;。

しかし、サントリーホールに到達するまでが一苦労。千代田線赤坂駅の5b出口にアークヒルズと書いてあるんだけど、出口出たらあとは目印一切なし。道端にある周辺地図にも書いてない。20分ほど右往左往してやっとこさ到着したけど、初めての人には大変わかりにくい場所だってことはわかった。ひょっとしてTBS(赤坂駅出てすぐにデーン!とある)によるテレ朝(アークヒルズにスタジオあり)への嫌がらせか?と思ったりして。。。(^^;;。
で、ホール。。。先日の「のだめ」最終回で見たばかりのホールに対面して思わず頬が緩む(笑)。ワインヤード型で、響きも良さそう。今回は前から11列目でやや右よりの好ポジション(^^)。

オケのみなさん、コンミスの大谷さん、指揮の秋山さんが入場され、まずは「春の声」開始。
昨年のウィーン・フィル・ニュー・イヤー・コンサートでも演ってた、誰でも知ってると思われる超有名曲。やっぱり正月はウィンナ・ワルツですかな(^^;。優雅で楽天的でゆったりした気分に。

続いて、待望のチャイコ1番。中村紘子さんは子供の頃からCM等で見て知ってたけど、その頃の印象からあまり変わってなくて、ちょっとびっくり。
演奏開始。中村さんのピアノは自分が過去CD聴いた演奏と比較すると、とても硬質な音。強音がガツーンと金属的に聴こえるくらいです(ちなみにYAMAHA)。弱音はしっとりしてます。この曲はピアノとオケの掛け合いが目まぐるしく、とてもスリリング。何度も聴いてよく知ってる曲なのに、次の音はどう来るか?なんて予測してると結構違う音が出てきたりして、曲が進むうちに聴くほうまでドキドキしてくるのです。そんなスリリング感ゆえか、客席からは第1楽章終了時に(通常はない)拍手がわき起こりました。
第2楽章のホルンやフルートもいい音色。ピアノに隠れて奏者のお姿が見えないのが残念なくらい。。。で、間髪置かずに待ってました!の第3楽章へ。第1楽章よりもさらに一段と激しいピアノに釘付け。オケも力強く勢いがあり、両者(期待通り)ハイテンションで怒涛のように締めてくれました。終了と同時に万雷の拍手。自分も予想以上に興奮しました。見に来てヨカッタ!すでにこの時点でワタシにはチケット代からお釣りが来ました(笑)。
中村さん、アンコールも演ってくれました。なんと、ショパンのワルツ第1番「華麗なる第円舞曲」!思いがけず好きな名曲を聴けた(^^)。こちらも硬質な感じの音・演奏でした。

休憩挟んで、「新世界」。
CD間違って(^^;ゲットしてたので聴いてはいた曲で、自分的には第1楽章が好き。
予想以上に緩急があるというか、ドラマチックさ・激しさを強く感じる演奏。ヴァイオリン群の旋律の振幅がとても大きいように思いました。続いて第2楽章はいわゆる「家路」。とっても慣れ親しんだメロディだけど、大編成オケ、特に弦楽器群による厚み深みのある旋律には、しみじみ聴き入ってしまうわけです。
・・・実は第3・第4楽章はあまり聴いたことがかったんですが、力強かった。特に第4楽章は力強い主題がズンズンと心に響きました。終始テンションが高い演奏でした。

終演とともに拍手喝采。すぱっと始まったアンコールは・・・お、過去のウィーン・フィル・ニュー・イヤー・コンサートで聴いたことあるな。軽快で賑やかでテンポがよくて、どっか滑稽。。。ヨハン・シュトラウスⅡ世のトリッチ・トラッチ・ポルカでした(おばさんが集った時のぺちゃくちゃ談義を皮肉った曲)。生で聴くと、予想以上に活き活きとして楽しいのでした。

いやー、堪能したなあ(^-^)と思ってたら、アンコールもういっちょ!
ヨハン・シュトラウスⅠ世のラデツキー行進曲。やっぱ新春はこの曲ですかね(^^;!!。秋山さんも時折客席に向いて指揮し、会場もそれに合わせて手拍子、手拍子。。。で大団円となりました。

いやー、とっても楽しめました。プログラム曲もヨカッタけど、アンコールも非常に楽しかった。それも3曲とは。新年早々のコンサートはかなりおトクなのかも知れません(^^;;;。

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ベートーヴェン 交響曲第3番 変ホ長調 op.55 「英雄」(その3)

新年あけましておめでとうございます。

ワタシ的には、昨年は怒涛のごとくクラシックにハマリ出した1年でございました。今後はさらに、いろいろ聴きたい・観たいと考えております。あと、できれば、同好のお仲間を増やして楽しんでいきたいところです。日本酒やクルマでは、割とすぐに沢山の方々とお会いし交流させていただけるようになったんですが。このジャンルは自身演奏をやる等でないと難しいのかなあ、と考えたりします。

とにかく、今年もよろしくお願い申し上げます!m(_~_)m。

3.クレンペラー

Bet_sym3_klemperer  オットー・クレンペラー(指揮)

 フィルハーモニア管弦楽団

 録音年月:1959年10月~11月

 

聴いてみたかった巨匠クレンペラー。フルトヴェングラーと同世代のお方ですが長生きされ、フィルハーモニア管弦楽団との沢山のステレオ録音を残しておられるのが嬉しい。

第一楽章の最初のダン!ダンン!!からいきなり圧倒される、とっても雄大で荘厳な演奏だと思います。ゆっくりめのテンポで、とても力強くずっしりと響くのですが、じっくりゆったりとした心地よい余韻があります。CD帯にも書いてますが、まさに「ゴシック建築のような」格調高い、とても聴き応えのある演奏だと思います。ワタシャ、秋田への帰省往復で聴き入ってしまいました(^^;。ブリュッヘンのダイナミックでキレのよい演奏も大好きですが、この聴き応えある演奏も相当好きになっております。両者まるで違うから聴き比べは面白いですよ!(^^)

クレンペラーさんはとても風変わりなお方で、また大の女好きだったそうな。沢山の奇行・トラブルの記録が残っているそうな。既婚女性に手を出して夫にボコボコにされ、アザだらけの顔で平然と演奏を行った話とか、オナラで演奏を始めた話とか、サナトリウムを脱走した話とか。。。ひょっとして、シュトレーゼマンのモデルか??(^^;。しかし音楽に関しては演奏家やオケの楽団員から絶大な信頼と尊敬を受けていたそうです。この演奏を聴くと、なんとなく、わかるような気がします。

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むむむむ(-_-;;。

本日は、今年最後のコンサートってことで、うきうき仕事早退して会場へ(^^;。

ピアノ・ソナタばかり4曲のメニューでございます。ひときわ好きな曲が一曲目だったのですが・・・なーんか、さらさら流れていって心に響かないな。・・・そのうち眠たくなってきた!クラシック好きになる以前ならまだしも、ここ最近じゃなかったことだ。まずっ!!

ピアノ・ソロはオケなんかと比べても見た目の動きや変化が少ないから、睡魔に襲われる危険性はけっこうあるとは思う。でも、6月のツィメルマンのときは1曲除いて全部知らない曲だったけど、眠くなんてならなかったぞな。しかし、周囲をよく見渡していると・・・・船漕いでいるヒトが多数(爆)。こりゃ、みんな眠たいのかも。。。(^^;;;。休憩時間は、ただちにコーヒー買いに走ったのは言うまでもなし(笑)。

不安抱えて後半開始。。。おお、3曲目の「テンペスト」は良いぞな♪(おっと、これで誰かバレるかな^^;)。ごく弱い音や余韻も強音もメリハリがあって奥行きが感じられる。しかし4曲目は、1・2曲目ほどではないにしても、また眠気に襲われることとなってしまいました。ワタシの左斜め前方の女の子、ほぼ終始船漕いでたなあ(爆)。

演奏終了とともに万雷の拍手。でもなんとなく、「やれやれ、やっと終わったか」という雰囲気が漂っているんだなあ。んでもってアンコールなしとなると、会場にはさらに白けた空気が漂うのでした。演奏者さんはサイン会を行う代わりにアンコールやめたようです。で、ロビーにはサイン待ちの行列ができていましたが、なーんか並ぶ気にならず会場を出ました。今年の締めのコンサートが、こんなことになるとは。。。まあ、こういうこともあるんでしょう。これも経験ってことにしておきましょう。

ホントはいつものようにアーティスト実名でインプレ書くところですが、今日は以上のような状況につき、伏せさせていただきましたm(_~_)m。ちなみに、かなり高名なお方です。

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ベートーヴェン 交響曲第9番 ニ短調(合唱付き) op.125 (その3)

3.マタチッチ親分

Bet_sym9_matacic ロブロ・フォン・マタチッチ(指揮)

 NHK交響楽団

 録音年月:1973年12月

聴いてみたいと思ってたマタチッチ親分(1899-1985)。よく言えば豪放磊落、悪く言えば大雑把なお方だったとか。十八番はブルックナーと聞いていたので、ブルックナーにまだハマってないワタシにはまだ縁遠い?と思ってたらば、33年前のN響ライヴの第9が出ました♪実は、3週間前にCDショップで試聴して、かなり気に入っておりました。購入まで時間がかかったのは、第9ですでに持ってる2盤をもっと聴いてからと思ったからで。。。

とても明快・豪快で、聴き応えビシバシたっぷりの演奏だと思います。各楽器・唱とも思う存分弾いている歌っている雰囲気で、テンションが終始とぉ~っても高いっすう。。。(^^;;;。量感たっぷりなところは、フルトヴェングラーさんに近いような気がするのですが。

バイロイトの第9 → 素晴らしいと思うけど、イイ音で聴きたい。

ジンマンの第9  → 面白い!けど、これはこれとして重量感ある演奏を聴きたい。

という現時点の自分のニーズからすると、このテイクは『お楽しみ度』がかなり高いです(^-^)。

33年前の録音ではありますが、音は奥行きもダイナミックな力強さもあって、とても良いと思います。

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ベートーヴェン 交響曲第9番 ニ短調(合唱付き) op.125 (その2)

2.デヴィッド・ジンマン

Bet_sym9_zinman  デヴィッド・ジンマン(指揮)

 チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団

 録音年月:1998年12月

  次々と新録音をリリースなさっておられる、ジンマン+トーンハレ管。このCDを含むベートーヴェン交響曲全集は輸入盤でなんと2、000円を切る(国内盤でも3,000円)。でも決して安いなりではなく、か~なり楽しめると思います。

全集全般にいえると思いますが、とてもテンポとキレのよい演奏。演奏時間はバイロイト盤の74分に対し、こちらは約60分。バイロイト盤は歴史的な背景もあり?たいへん重厚かつ濃厚にゆったりと進行しますが、それとはまるっきり違うのでタマげます。が、だからといって軽々しいというわけではありません。快速に爽快に進行するけれど、ズバッ!ズバッ!!と明快にツボにハマる演奏がとても心地よいと思います。それと・・・当然ですが、最近の録音なので音はとても良いです(^^;。

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ベートーヴェン 交響曲第9番 ニ短調(合唱付き) op.125

年末恒例!演奏会スケジュールなど見ても12月はこの曲でいっぱい。特に第4楽章の「歓喜の歌」の合唱は、この季節あちこちで耳にしますね。

ワタシは20ウン年前、リッチー・ブラックモア大先生率いるThe Rainbowが奏でたインスツルメンタルなDifficult To Cureが聴きはじめでした(^^;。かの地:ドイツ・ヨーロッパでは演奏は四季を問わず、また、とても重要なお祝いに演奏されることが多いそうで(ベルリンの壁崩壊記念など)。確かに、第4楽章は歓喜に満ちていて、自分も歌ったらとても楽しく高揚しそうに思えます。

一般的に有名なのは第4楽章ですが、その前の3楽章もとても聴き応えがあってワタシはかなり好きです。シリアスに重く揺いで、戦いや嵐のようなドラマを感じる第1楽章は特に好きです。ゆったりとした美しい旋律から希望が見えてきて、解放(開放ではなく)的な第4楽章へバトンを渡す第3楽章もよろしいかと思います。

1.バイロイトの第9(EMI正規の輸入盤) 

Bet_sym9_furt_bayreut  ウィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 バイロイト祝祭管弦楽団

 録音年月日:1951年7月29日(ライヴ録音)

「バイロイトの第9」は、クラシックCDに関する本を読むと、ほぼ必ず紹介されている名盤中の名盤。CDショップ歩き回って思うのですが、この日このライヴのCD一体いくつあるんでしょう?(笑)。EMIだけで数版あるようだし、昔のLPからの復刻版もあったり。。。。フルトヴェングラーさんの録音というと、本当に数多いですね。ワタシがゲットしたのはフルトヴェングラーさんのバイロイトの中でも(現在)最も一般的と思われるテイクです。マスターテープ原盤の劣化が進んで音質が昔より落ちている、なんて話も聞くけど、初心者の自分には違いに気づきようもないし(汗)

第1楽章から、ズシンとした重みと凄みを感じると思います。テンポもゆっくりめでじっくりと力強い演奏。高いヴァイオリン群からグラリと揺らめいて下降し、ズシンとビシっと決める旋律は特に好きです。かなり重くて時代掛かっているようにも思えますが、この迫力はすごいと思います。第2・第3楽章もビシっとしてますが、第3楽章から徐々に明るい兆しが見えてきます。最後の第4楽章は怒涛の迫力。特にラストの激しさとキレのいい締めは爽快だと思います。モノラル録音ですが、ライヴの雰囲気・生々しさが感じられて(合唱の音はちょっと苦しいとは思いますが)、聴き応えのある価値ある一枚かと思います。 

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チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 OP35

ワタシはこれまでヴァイオリン曲はほとんど聴いてませんでした。聴き始めからジャンル広げすぎるのもなあ・・・と思ってたからですが、ヴァイオリンっていい意味でもあまり良くない意味でもクラシックの象徴という感覚があり、正直距離を置いてたこともあります。よくない意味とは、堅苦しい感じがするとか、要するに偏見なんですけど(滝汗)。のだめでは、千明がプラティニ国際指揮者コンクール本選で指揮。その後、千明のライヴァルのジャン・ドナデュウも負けじと指揮してますね。

この曲は、先日のレーピン+サンクト・ペテルブルグ・フィル公演で初めて聴きました。この曲もピアノ協奏曲と同様、認められるまで波乱のあった曲だそうで。。。自殺未遂から立ち直ったばかりのチャイコフスキーによる作曲。しかし、当時の大ヴァイオリニストであるアウアーに献呈しようとしたら「演奏不可能」とダメ出しを喰らう。その後ブロツキーというお方のヴァイオリン+ウィーン・フィルで初演されたものの、このときウィーン・フィルは乗り気じゃなかったそうで見事に失敗。高名な評論家ハンスリックには「悪臭を放つ」とまで酷評されたとか。しかしブロツキーさんは地道にこの曲の演奏を各地で行って評価を高め、ついには、アウアーさんも謝罪して普及に努め、名曲中の名曲と言われるようになったとか。現在はベートーヴェン・ブラームス・メンデルスゾーンの楽曲と合わせて4大ヴァイオリン協奏曲と呼ばれるそうです。

まず、ヴァイオリンの演奏はとても激しいと思います。それに対して、オケは劇的で力強く、とってもわかりやすい旋律。わかりやす過ぎるくらいかも。また、ヴァイオリンとオケが合流するところ等あんまりスムーズではない感じで、かつそこに超劇的な旋律が登場したりするので、どこか熱血ド根性モノのような印象があります。聴いてるほうもどことなく照れくさいような(^^;。ここがハンスリックさんの指摘した「臭い」といわれるところか?しかし、こうした照れを潜り抜けると、深~い感動がやってくるように思いますです、ハイ。

1.キョンファ+プレヴィン

Tcha_vc_chung_previn  チョン・キョンファ(ヴァイオリン)

 アンドレ・プレヴィン(指揮)

 ロンドン交響楽団

 録音年月:1970年6月

 韓国の大ヴァイオリニスト、キョンファさんはもの凄い演奏をなさるお方、とよくお聞きしていたので、この若き日の録音をゲットしました。確かに烈しい演奏だと思います。それもいいのですが、ワタシ的にはそうした烈しい旋律が続いたあとの、第一楽章終盤の主題を奏でるところが現時点では一番好きです。でも、まだ自分にはこの演奏の凄さや、ヴァイオリン曲の聴き方がわかってないと思われます(^^;。ハイフェッツさん、ミルシテインさん、ムターさん、ハーンさん、諏訪内さんなど、他の方の演奏もどんどん聴いてみたいと思います。

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グラナドス ピアノ組曲 ゴイェスカス

グラナドス(1867-1916)は、スペインの作曲家・ピアニストです。この曲は同国の18世紀の画家ゴヤの作品群から着想されたもので、テーマは「愛と死」だそうです。暖かに豊かに響きわたる、とても華麗で美しい曲だと思います。また、たいへんドラマチックでもありますが、感情丸出しという感じではなく抑制も効いているように思います。ショパンをお好きな方ならば、きっと気に入るんじゃないかと思います。ショパンと似ているか?と言われるとそういう部分もあるし、まるで違うところもあるし・・・う~ん、うまく表現できんなあ(汗)。

グラナドスさんはこの曲をパリで自演して大好評となり、その後オペラ版も作曲したものの、その初演で渡米しヨーロッパへ戻る途中、船がドイツ潜水艦の攻撃を受けて亡くなられたとのことです。合掌。

1.ルイサダの華麗な演奏

Granados_luisada ジャン=マルク・ルイサダ(ピアノ)

 録音年月:1992年5月

  

 

ルイサダさんというと、なんといっても「ショパン弾き」として有名ですね。スーパー・ピアノ・レッスンでもショパンを担当なさってたそうだし。ルイサダさんの演奏をほとんど聴いたことのなかったワタシは、ここでまたまた天邪鬼根性が働き、わざわざこちらを選んでみたわけです。あっ、ショパンのワルツ集は絶対にゲットしますけどね(^^;。

で、聴いてみたらば、これが奥行きの深い華麗な演奏で、期待以上に楽しめておるわけです。華麗といってもキンキンキラキラなわけではなく、ゆったりとした温もりと陰影があると思います。

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ベートーヴェン 交響曲サイクル(初日)

Bet_cycle2006 2006年12月3日

 東京オペラシティコンサートホール(初台)

 スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮)

 ザールブリュッケン放送交響楽団

 

 1.ベートーヴェン 交響曲第1番 ハ長調 OP.21

 2.ベートーヴェン 交響曲第4番 変ロ長調 OP.60

 3.ベートーヴェン 交響曲第5番 ハ短調 OP.67 「運命」

4日間の日程で同一指揮者+オケでベートーヴェンの交響曲全9曲を一気に演奏するという一大イヴェントです。全部聴きに来れたら一番嬉しいんですがそうもいかず、日程的に一番都合がいいのと「4番の生を聴きたい!」のとで、初日に決めたのでした。最終日の第9も盛り上がるんだろうな~と思いつつ(^^;。。。指揮者のスクロヴァチェフスキさんも、ザールブリュッケン放送交響楽団も、もちろん会場の東京オペラシティも初めてでございます。

コンサートホール室内は明るい色調の木目で統一されていて、照明によって黄金色に輝くかのようなきらびやかさがあります。また、平面形状は長方形ですが、天井がピラミッドのごとく一点に結ばれる形状(天窓付き)で、上面の奥行きが大きい。。。と、いうわけで、なかなかゴージャスな雰囲気(^^;。

オケのみなさんがゾロゾロご入場。お、コンマスは女性(コンミス)なんだ。続いてスクロバチェフスキさん(お名前が長すぎるので”ミスターS”とも呼ばれる)登場。御年83歳ですが、気力充実したいきいきとした笑顔でご挨拶。で、さっそうと第一番開始。

第1番は・・・すんません、ワタシの曲の理解が足りてません。何度か聴いてはいるけど、もうひとつのめり込まない状況で、それは今回も変わらず<(_ _;)>。活き活きとした演奏だったのは確かです。さあ、4番だ4番!(汗)。ここから、コンマスさんが優美なロマンスグレー髪のお方(男性)に交代。オケをよく見渡してみると女性奏者がとても多いことに気づいた。1/3・・・いや半数くらいか。しかもお美しい方が多いなあ(^^;;。

で、お待ち兼ねの4番。どこか謎めいてるけど聴き心地のよい序奏(木管と弦楽ピチカート)。そこから一気に盛り上がって豪快・爽快な響き。その後も愛らしく絡むファゴット、フルート、クラリネット、オーボエが楽しいし、そこにズウィン!ズウィン!!と来る左右弦楽の切れのよい響きが気持ちいい。ワタシ的にはもっとテンポの速い演奏を予想してたのですが、タメも十分感じられるように思われました。

休憩のあと、いよいよ第5番「運命」。5・6歳の頃に聴いてたこの曲を、いいトシになってから自ずから求めて聴きにくるとは思わなかった(笑)。序奏は運命の動機も含め、かなり速いテンポ。以後も歯切れよくズンズン進む展開で、おっ!おわっ!!とかしてるうちに第一楽章はあっという間に終了(爆)。おっとりした第二楽章、動機を再び繰り返しながら最終楽章へとつなげる第三楽章。第四楽章が始まると、「うわ、もう始まっちゃったか」と思いました。もう少しで終わっちゃうの?もっと聴いていたいよぉ!という心持ちが現れれば、このコンサートはワタシには大正解ということです。5番の第四楽章は、7番のそれに負けず劣らず前向きパワー全開で、とても気分が高揚する曲だと思いますが、今回の演奏も大盛り上がりで、音量もテンションもどんどん高くなるように聴こえました(^^;。

終了とともに万雷の拍手喝采。スクロバチェフスキさん、何度も応えてくれましたが・・・ありゃ、アンコールは無し(汗)。。。ま、聴き応えもあったし、十二分に堪能できたからいいか。

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モーツァルト 交響曲第39番変ホ長調 K543

モーツァルトの後期3大交響曲のひとつ。

第38番と比べると華やかさはちょっと抑え目ですが、どしっと落ち着いた格調高さを感じると思います。そしてその落ち着いた曲調の中に響き渡る、高くて美しく澄んだヴァイオリン群の旋律がとても印象に残ると思います。特にワタシは第1楽章の旋律が大好きです。また、速めのテンポで進む第4楽章も楽しいと思います。

ところで、第38番の記事に「モーツァルトの交響曲は41曲」と書いたのは間違いです。実際は50曲以上書かれているんだそうです。。<(_ _;)>。

1.アーノンクール+コンセルトヘボウ

Harnon_mor_s38_s39_1  ニコラウス・アーノンクール(指揮)

 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

 録音年月:1984年

先日のウィーン・フィル来日公演で生を見ることができたアーノンクールさんの録音。旋律の響きの美しさは、ライヴもこのCDもとても美しく、このあたりは近似していると思います。いっぽう、テンポには結構違いがあります。このCDではテンポが一定していて、かつ若干速めで、ズンズン進む力強さが感じられます。それに対してライヴでは、テンポがじっくりタメるように落とされ、またすぐに戻すといった変化が付けられていたのが印象に残りました。20年近い時間の流れの中、アーノンクールさんの演奏コンセプトは結構違ってきているのかな?と思ったりして(偉そうに・・・m(_ _;)m)。ワタシ的にはどちらも好きですけどね(^^;。

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サンクト・ペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団 2006年日本公演

Stpete_phil_200611_1  2006年11月25日

 横浜みなとみらいホール(大)

 ユーリ・テルミカーノフ(指揮)

 サンクト・ペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団

  

      

   1.リャードフ キキモラ op.3

   2.チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35

     ソリスト:ワディム・レーピン(ヴァイオリン)

   3.ショスタコーヴィチ 交響曲第5番 ニ短調 op.47 

この公演を知ったのは6月、ムラヴィンスキー+レニングラード・フィルハーモニー(サンクト・ペテルブルグ・フィルの前身)のベートーヴェン第4交響曲に聴き惚れだした頃。その後ショスタコーヴィチの第5交響曲にもハマったので、チケット押さえておいてよかった(^^)。ロシア・ソ連の超有名曲を本場最高峰のオーケストラで聴いておきたいし。ただ、テルミカーノフさん指揮の演奏は前任者ムラヴィンスキーさんのそれとはかなり異なる、とのお話は聞いておりました。厳格さや切れ味の鋭さなどがなくなった?というような、多少不安めいたお話も。まあ、自分にそこまでの違いを理解できるかはともかくとして(汗)。

みなとみらいホールはワタシは2回目ですが、今回は初の1階席(前回は3階席)。前から28列目(後ろから2列目)ではありますが、ステージとはそんなに遠い感じはせず、また頭上に二階席等が被さっているわけでもないので、なかなか悪くない席かと。さて、オケ・コンマスさんに続き、テルミカーノフさん登場。もちろん大拍手。思ったよりも小柄なお方。指揮台に立ち、指揮棒は使わない演奏スタイルです。最初の曲は自分にはまったく知らない作曲家・楽曲であれよあれよと終了(汗^^;)。

続いてチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。ワタシはこれまでのところ、交響曲かピアノ曲ばかり聴いており、ヴァイオリン曲はそのうちに・・・と思っていて、ほとんど聴いたことがない状態で臨んでしまったわけですが。。。これがなかなか面白く素晴らしい演奏でした。レーピンさんのヴァイオリンは美しさもありますが激しさの方を強く感じました。また、オケ演奏はわかりやすくドラマチックな旋律が随所にあって心にびしびし響いてきます。『あ、この瞬間がチャイコフスキーだねっ♪』という感じで(^^;;。ピアノ協奏曲と同様の、ソリストとオケがぶつかり合うスリリングさもあるし。第三楽章のズンズン盛り上がっていく締めも結構(いい意味で)似てるように思いました。こりゃあ、CDゲットしてじっくり聴いて見ねば!

さてさて、お待ち兼ねのショスタコーヴィチ。

やはり一番の期待曲ってことか、ホールにも緊張感が漲っている感じ。地響きのようなチェロ・コントラバスから始まる序奏は、期待どおりに鋭く、いいぞいいぞ♪進行はややゆっくり目ですが、遅いという感じはなく、ひとつひとつの旋律にメリハリが強く、突き進むというよりは、グっと余韻を深めているように聴こえます(特に弦楽器群)。しかし、極寒のロシアを思わせるような冷徹な雰囲気(この曲の大きな魅力だと思う)はしっかりと感じられると思いました。第1楽章中盤の打楽器のようなピアノから始まる最初のクライマックス(ワタシにはソヴィエト連邦の象徴のように聴こえる部分)、第2楽章のおどけたような、でも力強い響きの管楽器群、第3楽章終盤の祈るような旋律と、好きなところもしっかりと期待以上でした、ワタシには。そして第4楽章は、さらに強い緊迫感がある中、ドラマチックで力強い演奏。特に金管楽器群のド迫力とそれに負けない管楽器群・弦楽器群にグイグイ惹き込まれてしまいました。そして壮烈なエンディング!!

演奏終了からやや間を置いてから(余韻をしかと確かめるように)、拍手は始まりました。やがてそれは万雷のテンションの高い拍手となり、ブラヴォー!も連発となりました。テルミカーノフさんは木管楽器群、金管楽器群、打楽器群・・・と奏者たちを称えつつ、それに応えるのでした。そうした挨拶が何度も続き、『アンコールは無しかな?』との不安がよきったところで、アンコール演奏スタート♪しかも2曲もやってくれました(エルガーのエニグマ変奏曲第9曲と、プロコフィエフの・・・忘れた*_*;;)。ピアノのキーシンさんはアンコール5・6曲は当たり前だそうですが、ロシアの演奏家の皆様はサービス精神が旺盛なのかも。。。

というわけで、ワタシ的には当初の不安はあっさり吹っ飛び、大いに感動し楽しめた演奏会でした。どうも、自分的には多少不安をかかえた状況で聴きに行った方が、楽しい結果になるようです(^^;。

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ベートーヴェン 交響曲第3番 変ホ長調 op.55 「英雄」 (その2)

2.カツァリスによる、フランツ・リスト編曲のピアノ独奏版

Bet_sym3_p_katsaris   シプリアン・カツァリス(ピアノ)

  録音年月:1985年2月

 

 

19世紀ロマン派の大作曲家にして大ピアニストのリストは、ベートーヴェンの交響曲すべてについてピアノ編曲版をお作りになったそうです。複雑で多彩な交響曲をピアノ独奏で演るなんて、シロウトから見ても非常に難しそう。超絶技巧で鳴らしたリストさんだからこそ、ということでしょうか。で、現代の超絶技巧ピアニスト、カツファリスさんはこれの全曲録音を果たしておられるわけです。 

聴いてみると、おおっ、重厚だけど多彩で拡がりのある演奏!3番の魅力であるダイナミックさやドラマチックさも見事に表現されているように思います。「ピアノは一人でオーケストラ」をまさに地で行く、というところでしょうか。何でも、リストさんが編曲時に「ここはピアノでは無理」と判断して原曲から外したパートを、カツァリスさんはいくつも拾い上げて譜面に追加して演奏されているんだそうで。。。スッゴいというか(^^;;。

ワタシ的には、予想以上に面白く聴けております。ですが。。。交響曲演奏とどっちがいい?と聞かれると、ちょっと困ります。こちらを先に聴いてたらこちらが好きになっていたかも知れませんが。ちなみにピアノ版を先に聴いたムソルグスキー「展覧会の絵」は、今でもピアノ版の方が好きです。

次は7番のピアノ版を探してみたいと思います。先週の「のだめ」でのだめが弾いてる場面がなかなかヨカッタし(^^;。

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Wiener Philharmoniker Week in Japan 2006

Wienrephil_20061107_1   2006年11月7日 

  ミューザ川崎シンフォニーホール

  ニコラウス・アーノンクール(指揮)

  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

 1.モーツァルト 交響曲第39番 変ホ長調 K543

                          2.ベートーヴェン 交響曲第7番 イ長調 op.92

待ちに待った、ウィーン・フィル日本公演です。一生に一度は聴きたい!と思ってたのが予想外に早く実現してしまいましたが、見れるときに見ておかないとねー。しかも指揮はアーノンクール。氏のモーツァルト交響曲38番はすこぶる好きだし。(演目の39番じゃないところが微妙)

ミューザ川崎シンフォニーホールは、段々畑のような客席がステージをグルリと取り囲む、いわゆるワインヤード型。ワタシの席は4階席のやや右側の一番うしろ。A席27,000円で末席かい!とも思いましたが、ステージもよく見えるし、まあ悪くはなさそう。でもB席・C席はいったいドコなんだ?(爆)。今回はステージをよく見るべく、小型双眼鏡も持参(直前に●ック・カメラで購入^^;)。

開演時間となり、オケの皆さんが入場。1981年にバースタインとモーツァルト17番協奏曲を演じてたフルート・オーボエのお方はいらっしゃるかな?と注目してましたが、どちらもご登場せず、残念。オーボエのお方は今年のニュー・イヤー・コンサートでご健在なのを見たんですけどね。コンマスはライナー・キュッヒルさん(奥様が日本人)のようです。

いよいよ、アーノンクールさん登場!遠目にも恐そうなギョロっとしたお顔がわかる(笑)

モーツァルト39番の演奏開始。指揮棒を持たず、両手両肘を使ってゆったり全身で指揮されている感じ。自分の聴いてたコンセルトヘボウ盤の感覚からすると、もっとじっくりタメがあるような演奏と思いました。それに、弦楽器の響きの美しいこと!ウィーン・フィルのどこが好きか?と言われると、ワタシは弦楽器群の響きなのです。それを生で聴いてるのだぁ~、という喜びが湧き上がってきました。結局、39番は素晴らしい曲なのだあぁ~、と強く思いました(笑)。

続いてベートーヴェン7番。クライバー指揮のCD/DVDで思いっきり好きになっていたし、「のだめ」ドラマでも大きく取り上げられてるし、自分的には一番旬な曲です。この曲は前曲よりも木管・金管が増員されているのですが、その中のフルート奏者に見覚えがある。あの(バーンスタインと共演してた)お方だぁ~(嬉)。そのお方は序盤からの大事なところでご活躍されておられました。ウィーン・フィルは木管も素晴らしいのです!(ゼンブ素晴らしいんですけどね)

曲全体の演奏は緩急が深いような感じがしました。また、金管楽器群がけっこう前にズンズン出てくるようにも思いました。そんでも弦楽器のしなやかな響きを損なってないと思えたのでヨッカタかと(先日の●響公演じゃ金管が管弦を食ってたから。ホール音響のせいだったのかな?)。第4楽章は期待通り盛り上がりまくり。ここぞ!というときにズドーンと、ズイーンと響く演奏(ティンパニーだけじゃなく、オケ全体の演奏が厚くなる)にすっかり魅了されました。

終演と同時に、万雷の拍手喝采。アンコールは無いだろうと予想してたんですが、なんと演ってくれました。ふくよかで拡がりのある楽しい曲でした。あとで確認したら、ベートーヴェン交響曲第8番第2楽章でした。アンコール後も万雷の拍手喝采・・・に加えてブラヴォーの嵐でした(^^;。アーノンクールさんは、オケが退場したあとも挨拶に出てきてくれました。

なんというか、自分的には期待してるところがしっかり期待以上で、非常に楽しめたコンサートでした。この充実度ならば27,000円でも安いか?・・・それは今後、さらにいろんなコンサートを聴いて経験を積んでから判断したいと思います(^^;。

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ショパン バラード第1番 ト短調 OP.23

ショパンのバラードは、スケルツオと対を成す楽曲なのだそうな。スケルツオが好きなワタシ(といってもまだ4番だけ^^;)としてはぜひ聴かねばならぬ。

どこが「対」なのかはわからないけど、奔放なスケルツオよりは落ち着いた曲なんだろうと勝手に想像して聴いてみたわけですが。。。落ち着いてるどころか、ダイナミックで華やかで豪快とすら思える曲展開にびっくり。ピアノは一人でオーケストラ、なんて言うこともあるそうですが、この曲はそうした多彩さと厚みを感じると思います。さらりとBGM的に聴こうとしてても、耳がグイっと引っ張り込まれるような気がします。

ただし、ここまでの感想は下記ルービンシュタイン盤を聴いてのもの。演奏者によって大きく印象が変わる曲なのかも知れません。いずれにしても自分はショパンをゼンゼンわかってないんだな~、てことはわかりました(笑)。

1.ルービンシュタインのバラード・スケルツオ集 

Rubin_chp_ba_sc_1  アルトウール・ルービンシュタイン(ピアノ)

  録音年月:1959年

  

巨匠のピアノ独奏を聴くのははじめてです。72歳頃の録音ということで、多少枯れた感じのする演奏なのかな?なんて予想してたワタシがバカでした(笑) とても力強くて鮮明で、優雅に響き渡る演奏に唖然としました。ワタシ的にはこんなに力強くて美しいショパンの演奏を聴いたのははじめてのような気がします。で、結構驚いてます。スケルツオ4番にはそんなに驚きもしなかったんですけどね~。。。

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チャイコフスキー 交響曲第5番 ホ短調 OP64

この曲を聴こうと思ったのは、ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル(現:サンクト・ペテルブルグ・フィル)の十八番と聞いたからです。ワタシはベートーヴェン4番で勢いに、ショスタコーヴィチ5番で鋭さ・厳格さに参ったわけですが、さて、チャイコフスキーはどんなだろう?と。

ワタシ的にはピアノ協奏曲第1番から、主題がどーんとある一方で、あっちゃこっちゃに美しい旋律がちりばめられた曲なんだろうと予想。おおむね予想通りかなっと(^^;。第1楽章出だしにクラリネットで暗~く吹かれる主題が以降の楽章にも登場(第2楽章は終盤に突然現れる)。ところが、第4楽章になると弦楽隊による「もう大丈夫だよん♪」的な前向きな響きに変わっていきます。音はぶ厚くびしばし響き渡るし、うっとりしてしまう旋律は素晴らしいし。(第1楽章・第2楽章に特に顕著かと)これは生演奏でぜひ聴きたい!!と思った次第ですが。。。この曲の上演機会はけっこう多いようなんですが、なかなかタイミングが合わないんだよなあ(x_x)。

1.ムラヴィンスキー日本公演

Tcha_sym5_mra_jpn77  エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)

 レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団

 録音年月:1977年10月

 

2.ムラヴィンスキーのウィーン録音

Tcha_sym46_mra_wien  エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)

 レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団

 録音年月:1960年11月

前者は3度目の来日公演におけるNHKホールでの実況録音です。レコード会社による録音ではなく、個人が許可を得て自前の機器で録音なさったというのは驚き。実際、個々の楽器の音はあんまり明瞭には聴こえませんが、オケの響き・躍動感はしっかり伝わってくると思います。ホールの中・客席の頭上を音がうねり、ビジッ!バシッ!!と響き渡ってなかなか生々しいと思います。音質は良いとは言えないですが、コンサートのリアルな雰囲気がふんだんに感じられるように思えて悪くないな~と思うのでした。

後者は定番中の定番と言われる、冷戦厳しい中での西側録音盤。ムジーク・フェラインでの録音(ライヴではない)ですが、こういうのもスタジオ録音と呼んでいいのかな?^^;。けっこう古めの録音ではありますが、各楽器の細かな演奏もくっきり明瞭に聴こえると思います。ただ、こちらは録音マイクが近すぎて響きが少なめかな?と思わなくもなかったりして。その意味で前者とは対照的。両方を交互に聴くといいかな?と思ったりします(^^;。

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ベートーヴェン ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 OP15

ワタシはピアノ協奏曲というジャンルが大好きです。まずピアノが好きということがありますが、もっと大きい理由としては、ピアノとオーケストラのぶつかり方が楽しいと思うからです。

ショパンのようにピアノがガンガン弾きまくってオーケストラがそれをせっせとアシストし、独奏以上にピアノを引き立てる曲もあれば、ブラームス第1番のようにまず強いオケがあって、ピアノは演奏全体の一部になってオケと調和するパターンもあるし。

ベートーヴェンのピアノ協奏曲は、その意味では調和型だと思いますが、ややピアノの主役度が強めかな?と思ってます。モーツァルトもそのように思っております。ただし、ベートーヴェンはモーツァルトよりも重量感というか重厚な印象を持ってます。どちらも優雅だけど、モーツァルトには羽が付いてて飛んでいくようなふんわり感を、ベートーヴェンには大地に足を踏ん張って謳歌しているような感じを抱いております。『モーツァルトの影響が強く残っている』といわれるこの曲にも、そのように感じております。

1.アルゲリッチ + シノーポリ ★★★★★

Argerich_bet_c1_c2   マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)

   ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)

   フィルハーモニア管弦楽団

   録音年月:1986年

アルゲリッチと、精神医学・考古学博士で料理好きでもあったシノーポリ(2001年指揮中に急逝)の競演です。オケ演奏にゆったり奥行きがあってよく響いて心地よいです。ピアノ協奏曲は交響曲に比べるとオケ編成が半分くらいのはずなのですが、そんな感じはせずに気持ちよく響くと思います。アルゲリッチさんのピアノは、またしても快刀乱麻。くるくると舞っているような華麗さがたっぷり。でも力強さもガッシリとあります。

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モーツァルト ピアノ協奏曲第17番ト長調 K453(その2)

2.ポリーニの最新ライヴ ★★★☆☆

Porini_morz_c17_c21_1   マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ、指揮)

  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

  録音年月:2005年5月

ワタシにとっては、クラシック聴き始めて初めてのホヤホヤ『新譜』です(^^;。バーンスタイン盤に大満足しているワタシですが、あのポリーニの協奏曲、しかも弾き振り!しかも演奏はウィーンフィル!!となれば注目せずにはおれなかったわけですな。クラシックでもホヤホヤ新譜のワクワク感を味わっておきたかったし。

聴き始めると・・・う~ん、悪くはないんですが。。。期待したほどは澄んだ感じや瑞瑞しさが感じられないのだなあ。昨年録音したてにしては、という気がする。会場がムジークフェラインということにワタシが期待しすぎてるのかな。これまで聴いたムジークフェライン録音は、どれもくっきりといい音だったので、それらに比べるともうひとつって気がするのだ。不安要素があるとすれば、最近「ウィーン・フィルは質が落ちてきた」という記事を音楽雑誌で複数回見かけたことですが(11月に来日公演聴きに行く身には穏やかではないおハナシ)。

ポリーニの弾き振りは貴重と思われるので、いずれDVDも出るのでは?と思います。映像とともに聴くと印象が変わるかもしれません。

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リムスキー=コルサコフ 交響組曲「シェエラザード」 OP.35

リムスキー=コルサコフはロシアの管弦楽の大家だそうです。チャイコフスキーの4歳年下。このお方に興味を持ったのは、「なぜこのお方だけフル・ネームなの?」と思ったこと(笑)。同姓でまったく無関係の同業人がお出でならわかる(ヨハン、リヒャルトのシュトラウスなど)けど。。。リムスキー=コルサコフでファースト・ネームなのでした。なーんだ(^^;;。海軍軍人の家系に生まれ、実際にその道に進んだものの、音楽への道捨てがたく、海軍楽隊を率いた後、楽界にどっぷり身を投じられたのだそうです。

この曲はスケールがとても大きく、大音量のオーケストラをメインに、美しくドラマチックなヴァイオリン・ソロとの緩急もあって、とてもドラマチックな大曲。「千一夜物語」を題材とした曲だそうですが・・・「千一夜物語」はワタシ知らない(汗)。しかし後追いで読んでみようか、という気にさせる聴き応え抜群の曲かと思います。

1.カラヤン+ベルリン・フィル

Rk_she_karayan ヘルベルト・フォン・カラヤン

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

録音年月:1967年

壮大なオーケストレーションが快感!出だしのズシンと重い管楽の咆哮には、なんだかゴジラ・キングギドラ系の古い怪獣映画を思い出してしまいます(ゴジラで有名な伊福部昭さんは、リムスキー=コルサコフさんのお弟子さんに師事していたそうな)。まずここに着目しますが、しかしその後の展開はもっともっと楽しいです。オーケストラの、特に管楽器群のテンションの高い大音響には、ゾクゾクするものがあります。いっぽう、ヴァイオリン・ソロの美しさ。この落差の大きさも魅力かと思います。

しかし、カラヤンがこうゆう明快な演奏をなさってたのは予想通り。あれ?という演奏をされている指揮者・演奏者はきっといるはず。そういうテイクを探して聴くのも、また楽し(^^)。

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N響 オーチャード定期 第41回  

Nkyo_o_teiki_2006  2006年10月2日

 Bunkamura オーチャードホール

 ウラディミール・アシュケナージ(指揮)

 ソリスト:エレーヌ・グリモー(ピアノ)

 NHK交響楽団

 

        1. ブラームス ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 OP.15

        2. ドビュッシー 交響詩 「海」

        3. エルガー エニグマ変奏曲  OP.36

この公演を見ようと思った理由は・・・①エレーヌ・グリモーのライヴが見られる♪②しかも演目はブラームスのコンチェルト一番!6月N響のブラームス交響曲第1番もヨカッタし・・・です。それ以外の2曲は「予習」もなくぶっつけとなりました(^^;。オーチャードホールは天地は高く、奥行きはそれほどでもないです。パイプオルガンは無し。今回はA席6000円で、二階席でかなり左寄り。遠めながらピアノの鍵盤がよく見える角度の席です。開演。指揮のアシュケナージとグリモーが登場。グリモーさんは明るい色調のパンツルック。すらりと、やはりお美しい♪背はアシュケナージさんより高いのね(^^;。

ブラームス開始!・・・あれ?オケがズド~ンと来ない。ピアノ協奏曲としては非常に分厚いオーケストレーションが売りの曲なんですけど、あんまり響いて来ないなあ。いっぽう、グリモーさんは豪快に弾きまくってくれます。協奏曲としてはオケが分厚い曲なので、ピアノは相当気合入れて弾かないといけないんだろうな~と思ってましたが、実際、全身のしなりや力で弾いているように見えました(そのお姿が、また美しいわけですが)。でも、なんか演奏全体がスムーズじゃない印象が第一楽章はありました。第二楽章・第三楽章と進むにつれ、オケの演奏も掛け合いもしっくりしてくるような気がしましたけど。協奏曲が終了すると、拍手喝采鳴り止まず。みなさん、グリモーさんのアンコール期待だったと思いますが・・・グリモーさんは4回も挨拶に出てきてくれましたが、アンコールは・・・なしでした。

続いては、ドビュッシーの「海」。表情豊かに分厚いオーケストレーションが鳴り響き、とても楽しい。この曲から金管楽器群が大活躍。館内にバンバン響き渡り、とても気持ちいいのですが。。。金管楽器の音響が強くて弦楽器の音がよく聴こえなくなってしまうような印象がありました。

エニグマ変奏曲(こちらはもっと表情の少ないモノクロ調)でも、金管楽器に弦楽器が負けちゃってしまうような印象を感じました。ホールの音響の問題?それとも、オケでいい席じゃないとこうゆうもんなのかしら?十分に楽しみましたが、なんとなく腑に落ちない思いが残ったのでした。

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ショスタコーヴィチ ピアノ協奏曲第1番 OP.35(その2)

2.ショスタコーヴィチ自作自演!

Shosta_c1_shosta ドミトリー・ショスタコーヴィチ(ピアノ)

 アンドレ・クリュイタンス(指揮)

 フランス国立管弦楽団

 録音年月:1959年

ショスタコーヴィチさん自作自演のCDを見つけました!アルゲリッチさんよりは多少おとなしい演奏を予想してました。ところがドッコイ、ショスタコさんも激しく快刀乱麻の演奏を聴かせてくれます。第1回ショパン・コンクール第2位等、ピアニストとしてもとても優れたお方だったそうですが、大作曲家として名声確立後久しくしても、その腕前は凄かったということでしょうか。ステレオ録音が始まってた時期の録音ですがこれはモノラル。とはいっても音そのものは明瞭でとてもヨイと思います。 

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ベートーヴェン 交響曲第7番 イ長調 op.92(その2)

ここ最近、ワタシはこの曲にずっぽりハマっております。毎日、下記CDか先に書いたDVDのどっちかを聴いて(見て)ます。美しく明るく、歓喜に満ちていてとってもパワフル。ワタシは聴くたびに爽快感と高揚感に包まれてしまってますが、そんなに乗せられてばっかりでいいのかな?と思うこともあります(^^;。逡巡の多いワタシはベートーヴェンタイプというより、ブラームスタイプです、きっと。

2.クライバー+ウィーン・フィル ★★★★★

Bet_sym5_7_kleiber_1

カスロス・クライバー(指揮)

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

録音年月:1975年11月~1976年1月

クライバーさんの録音というとライヴが圧倒的に多いようですが、これは入念にレコーディングされたもの。『20世紀の名盤』にも選ばれてるとか。

さすがライブ一発録りとは異なり、緻密・細密でとても豊かな音だと思います。それでいて、ライヴ同様の怒涛のような迫力もあると思います。第4楽章の怒涛のように迫る高揚感には聴くたびに参ってしまうのです(^^;。

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ショスタコーヴィチ ピアノ協奏曲第1番 OP.35

煌めくようなピアノと、トランペットの強い響きではじまります。ピアノ協奏曲ですがトランペットももう一人のソリストとして大活躍します。オケも弦楽器だけ(フルート等の管楽器なし)と、かなり変わった編成ですが、音もかなり変わってると思います。素っ頓狂というか、ユーモアやアイロニーを感じるところが多いですが、いっぽうで美しい旋律や、第5交響曲を思い出すような重苦しい響きもあったりします。最後は明るくてハイテンションなピアノとトランペットでスカッ!と締めます。

ショスタコーヴィチさんがソ連当局の締め付けに苦しめられる数年前の作曲。ショスタコさんは現代的で多彩な楽曲も多く作られてたようです。映画音楽や、ジャズ系の楽曲もあるそうなので、そちらにも興味が出てきました。

1.アルゲリッチ ★★★★★

Shosta_c1_argerich   マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)

  ギイ・トウーヴァロン(トランペット)

  イェルク・フェルバー(指揮)  

  ハイルブロン・ヴェルテンベルク室内管弦楽団

              録音年月:1993年1月

アルゲリッチさんらしい、煌めいてクルクルと駆け巡るようなピアノがびしばし楽しめると思います。変化の激しいこの曲を爽快に、時に豪快に弾き鳴らしていたいており、聴き応えたっぷりです。トランペットも明快でユーモラスで、とても面白いと思います。

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モーツァルト 交響曲第38番ニ長調 K504 「プラハ」

モーツァルトの交響曲は第41番までありますが、調べるまでは本当に41曲作っておられるとは思いませんでした。ピアノ協奏曲もホントに27曲あるそうだし。35歳で亡くなられていることを考えると、ものすごいですねえ(^^;;。

ワタシ的には初めて聴く古典派のシンフォニーなわけですが、優雅で厳かな雰囲気は予想どおり。ハッとするようなわかりやすく美しい旋律が随所にあるんだろうな~という予想もしてましたが、これは予想以上でした。ワタシはホントにうっとり聴いてしまうのでした(^^;。

1.アーノンクール+コンセルトヘボウ

Harnon_mor_s38_s39 ニコラウス・アーノンクール(指揮)

 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

 録音年月:1981年

ことし11月に来日されるアーノンクールさん。ウィーン・フィルとの共演を見に行くことにしましたが、そもそもこのお方の指揮演奏は聴いたことがないのでゲットした次第。ヴィヴァルディでのアーノンクールさんにタマげたので、どんな演奏か期待半分・不安半分で聴いたんですが、伝統ある楽団との共演ゆえか?とんがった感じはしません。しかし瑞瑞しさ・勢いは十二分に感じられ、とても充実した聴き応えがあると思います。。。ただしワタシには初プラハだからな~。古楽器派以前の従来型演奏(ベームさんとか)と聴き比べると違いは大きいのかな??

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ベートーヴェン 交響曲第7番 イ長調 op.92

のだめでは、Sオケの初公演の演目予定でしたが、リハでの千秋初指揮のあと、なぜか第3番に変更。結局、ずっとあとになってR★Sオケでの公演@千秋渡欧前ラストで演奏されてました。

ターン、タ、タ、ターン!という力強いリズムとともに、とても豊かで厚みのある演奏が繰り広げられる第1楽章。そのリズムと勢いがいっそう強く激しくなって、畳み掛けるような迫力の第4楽章。とても前向きでエネルギッシュな曲かと思います。

1.クライバーのライヴDVD ★★★★★

Bet_sym4_7_dvd_kleiber   カルロス・クライバー(指揮)

  アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団

  録音年月:1983年10月

 映像で見たかったクライバーさんのDVD(第4番も入ってます♪)。指揮のお姿を拝見して思うのは、その動きの優雅さ。指揮棒の動きがとってもなめらかでしなやかで、音の魅力をさらに増しているように思えたりして。ですが、第7番がエネルギッシュで激しい曲のためか、優雅というよりはダイナミックで力強い感じが強いように思います(第4番と比べて)。第4楽章を演じきったクライバーさんは汗びっしょり。コンマスさんも後頭部が汗でピカピカ。楽団のみなさんも汗だくになったお方が多そうで、まさに熱演!という感じ。。。クライバーさん、汗ぬぐった右手でコンマスさんと握手してる(笑)第4番でもそうだった(爆)。

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モーツァルト ピアノ協奏曲第17番ト長調 K453

今年はモーツァルト生誕250周年でありますがワタシ的にはあんまり意識しておりません。が。。。ワタシは情報探しながら興味持ったら片っ端から聴いてみよう!とやってるんですが、そうするとモーツァルトには必ず当たります。当然なのかな(笑)。

この曲は沢山あるモーツァルトの長調ピアノ協奏曲のひとつで、人気はかなり高いと思われます。優雅ですが、けっこうシリアスな場面も現れたりして、お気楽なだけじゃない拡がりと聴き応えがあると思います。

1.バーンスタイン+ウィーン・フィルのライブDVD ★★★★★

Bernstein_morz_c17_d  レナード・バーンスタイン(ピアノ+指揮)

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

 収録年月:1981年  

バーンスタインの弾き振りは是非見て(聴いて)みたかったのです。とゆーか、そもそもワタシは弾き振りを見たことないので、興味大アリだったわけです。

バーンスタインさんの指揮とピアノ演奏はホントに一体化しているようです。曲の流れに乗ってスムーズに自然に指揮とピアノが展開されます。右手でピアノ弾いて左手で指揮してたり。。。このテイクは音がとてもよいと思います。左手のヴァイオリン群、中ほど~右手のチェロ・ヴィオラ、右手のフルート・オーボエ(重要な役どころなのでピアノの位置からよく見えコントロールできる位置に配置)各々の音がクリアーに、とてもよい響きで聴こえます(ちなみに会場はムジーク・フェラインザール)。

さらに驚いたのは映像の美しさ。TVカメラではなくフィルム撮影のようで、鮮明でボヤケのない映像が演奏とともに楽しめます。構図なども入念に配慮した撮影となっており、とても見応えがあります。これがライヴ(客席はとうぜん超満員)というのも驚き。映像も音質もこんなに素晴らしいテイクを見つけることができて、ワタシは非常に嬉しい!!(以前からLD等で出ていたテイクなのかな^^;;)

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みちよしの夏休み ~真夏の午後の60分コンサート~

Miti_summer2006  井上 道義(cond)

  新日本フィルハーモニー交響楽団

  すみだトリフォニーホール 

 

   

    1.ドヴォルジャーク  スラブ舞曲第1番ハ長調 OP 46-1

         2.ドビュッシー   牧神の午後への前奏曲

      3.ヴィヴァルディ 協奏曲集「四季」~第2番「夏」 OP 8-2より第3楽章

    4.ヨゼフ・シュトラウス  ポルカ「風車(水車)」

    5.ヨハン・シュトラウスⅡ世 ポルカ「クラップフェンの森で」OP 336

         6.スタイナー  夏の日の恋 映画「避暑地の出来事」より

    7.成田 為三  浜辺の歌

    8.ドヴォルジャーク  序曲「謝肉祭」 OP 92

錦糸町のすみだトリフォニーホールでは、活発にコンサートが開催されているらしい。。。と聞き、調べたらこの催しを見つけました。チケット代も手頃だし、浴衣姿でポスターを飾る井上さんにも興味があったので、行ってまいりました。

すみだトリフォニーホール(大)室内は、ベージュ色と深い茶色のツートーンが印象的。木製の側壁や客席が深い茶色で統一されていて、落ち着いた雰囲気です。今回は思いがけず前から5列目の席。ステージがやたら近い!びしばし聴こえてくるかな?と期待。

リラックスした催しってこともあってか、オケのみなさんもTシャツ姿で登場。ちなみにTシャツは井上さんデザイン(バックステージで販売してたけど開演30分くらい前にほとんど売り切れ)。で、井上さんは浴衣姿・・・ではなく、グリーン迷彩色のジャケットで登場!登壇するや、ハイテンションなスラブ舞曲が始まってビックリ(^^;。いきなり分厚い音ではじまりました。

井上さんの指揮は、全身でしなやかに表現されているように思いました。曲の流れをなぞるという感じではなく、ここが!というポイントをビシバシ指示されている感じ。

ヴィヴァルディの「夏」は弦楽器数人での演奏でしたが、コンマスの崔さんをはじめとする、みなさんの激しく力強い演奏に惹き込まれました。今までヴァイオリン主体の曲はあんまり聴かなかったワタシですが。。。先日聴いたアーノンクールのCDもヨカッタけど、う~む、これもヨイなあ~。

「浜辺の歌」の懐かしさにじ~んとしてたら、ラストは再びドヴォルジャーク(ザークじゃないのね^^;)の謝肉祭。ぐいぐいと気分を高揚させるジャンジャカした音とリズムがゴージャスでとても楽しい。開始と締めは、やっぱオーケストラのスケールの大きさを実感できる曲ですね。

アンコールは?ジャケット脱いだ井上さんがステージに再登場し、うちわ持って蚊を追っ払い終にやっつける!という一連の動きを弦楽器のみなさまがユーモラスにフォローしたのが、それだったようです(笑)。

なかなかに面白かったです。すみだトリフォニーホールの今後の公演もチェック必須と思った次第です。

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ヴィヴァルディ 協奏曲集<四季> (和声と創意への試み 作品8の1~4)

6歳くらいの頃によく聴いてた覚えがあります。長年の東京暮らしから地元に戻ってきた叔父(父の弟)は、幼いワタシにとっては大変なカルチャーショックなお方でした。紅茶・チーズ・サラミなどは叔父に教えていただきました(^^;。書斎には書籍・画集などとともにレコードも沢山あり、頻繁に上がりこんでは見・聴きさせていただきました。この曲はおそらく叔父がわかりやすい曲ということで選んでくれたものだったと思います。聴いてたのは「春」の第一楽章が圧倒的に多く、たまに秋と冬(第2楽章)って感じでしたが。。。実際、良さが誰にでもすぐにわかるドラマチックで明快な名曲だと思います。

1.アーノンクール

Viva_4_harnon_1 ニコラウス・アーノンクール(cond)

  ウィーン・コンツェントス・ムジクス

 録音年月:1977年

 ワタシには久々の第一印象「なんじゃ、こりゃ~!?」なテイクでした(^^;;;。幼い頃聴いていた記憶では、この曲は滑らか・まろやかでゴージャスな雰囲気があったのですが。。。このテイクは、楽器のひとつひとつの音がとても鋭くてソリッド。ざらついている感じすらします。春の第二楽章で響くヴィオラの音なんて、はじめはまるでノコギリの音のように聴こえました。しかし、このソリッドな音が新鮮な緊張感を生み出しているように思えます。冬の第一楽章など、とてもスリリングかつドラマチック。現代の耳にもカッコよく聴こえると思います(数年前、T社の大ヒット車○ストのCMに使われてたのはこの曲だった?!)。

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モーツァルト ピアノソナタ第8番 イ短調 K.310

のだめの初リサイタル後のパーティで、ターニャが演奏してた曲です。「モーツァルトには珍しく悲哀と感傷がこもった短調の名曲。。。」とは城主ブノワ氏。まったく仰せのとおり!と思う、心にせつせつと響いてくる曲だと思います。ブノワさん知人の指摘その1「パーティでやる曲ですかね?」 → 空気ががらりと変わるし、誰にでも良さがわかると思うのでよろしいのではないでしょうか。 指摘その2「しかも、あんなにネットリと。。。」 → テンポが速めなこの曲をネットリと弾くって、どんな感じなんだろう?ゆっくりめにしてメリハリつけるのかしら。。。

1.ピリス

Pires_mor_sona2  マリア・ジョアン・ピリス(p)

   録音年月:1974年1~2月

 なんといっても、なめらかで緩急もあって、とても美しい演奏だと思います。また、とても瑞々しいとも思います。この曲聴くのはピリスさんで二人目。一人目はリパッティ(惜別コンサート)ですが、なんか雰囲気が近いんじゃないか?と勝手に感じてたりします。リパッティさんの演奏を70年代以降の技術で録音してたら、このような感じじゃないのかなあ。。。などと思うのでした。

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ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ(ピアノ版)

この曲のオリジナル、ピアノ曲版です。ゆったりとしっとりと心に響く演奏が、ピアノ独奏でも存分に味わえると思います。ワタシ的にはピアノならではの、じんわりとした響きと余韻に強い魅力を感じて、管弦楽版以上に好きになりつつあります。

1.フランソワ 

Ravel_francois1_1  サンソン・フランソワ(p)

  録音年月:1967年

  

優雅にゆったりと演奏は進んでいきますが、ピアノの響き・余韻にとても奥行きが感じられます。オーケストラの響きに引けをとらない拡がりと彩りを感じると思います。ワタクシ的には管弦楽版も好きですが。。。う~ん、それ以上に感銘して聴いております。

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ショパン スケルツォ 第4番 op.54(その2)

2.ポゴレリチ ★★★★★

Pogo_cho_scherzi イーヴォ・ポゴレリチ(p)

 

 録音年月:1998年

テンポはゆっくり目?遅い感じはしませんが、じっくりタメのある演奏と思います(演奏時間は1.のブーニンよりも1分ほど長い)。ひとつひとつの音に透明感と奥行きを感じることができます。どこか静けさのような孤独感のようなものも感じますが、ワタシは大好きな演奏です。 

ケセラーゼ夫人が関わった最後のレコーディングだったのだそうです。

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ショパン スケルツォ 第4番 op.54

スケルツォとは?調べてみると・・・諧謔曲とも呼ばれる。メヌエットから発展した形式で、4分の3拍子である点は同じ(違う場合もある)だが、メヌエットよりもテンポがずっと速い・・・のだそうです。ふ~む?!(^^;;。のだめのコンセトヴァトワールでの試験での演奏(モーツァルトですが)に試験官は「メヌエットをスケルツォのように弾いたり・・・僕は許せない!」と憤慨してました。のだめは、それだけ速いテンポで、快活にメヌエットらしくなく弾いたんでしょうね。

ショパンのスケルツォは4曲あり、第2番が知名度・人気とも一番高いらしいですが、ワタシの場合は、ブーニンのショパコンでの演奏からハマったので、なんといっても第4番なのです。約10分の曲ですが、華やかで多彩な演奏が繰り広げられる、とても中身の濃い曲だと思います。

1.ブーニンのショパコン ★★★★☆

Bunin_chopin2_2 スタニスラフ・ブーニン(p)

 録音年月:1985年10月

第11回ショパン国際コンクール優勝時のライヴ録音です。勢いのある演奏で、疾走感が楽しいのは、このとき収録された他の曲と同様かと思います。今はどんな弾き方をなさってるんだろう?と思ったりしますが。。。                        

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ショスタコーヴィチ 交響曲第5番 ニ短調 OP.47

ショスタコーヴィチさんのお名前は「のだめ」で知りました。といっても、R★Sオケの立ち上げ時の呑み会でメンバーが「ショスタコ~!」「タコ~!!」と叫んでる場面で(爆)。演奏の場面はまだないようですね。

ソヴィエト時代のロシアで、特にスターリン政権下での厳しい統制の中、多くの名曲を生んだお方。政治の強い圧力によって自由な表現活動ができなかったため、曲に込めた想い・意図はかなり複雑で、現在に至るまで論議の対象となっているようです。また今年、生誕100周年ということで、CD店やイヴェントなども盛り上がっているようです(モーツァルトの250周年ほどではないにしても)。

この曲は、それまで比較的自由な表現活動を行っていたショスタコーヴィチが、当局からの厳しい批判を受け、自身の存亡をかけて作曲した曲。当局や作曲者の意図はともかくとして、表現がとてもわかりやすく、まるで映画音楽のように映像的です。しかし外面的な表現にはとどまらず、深い味わいがあると思います。

1.ムラヴィンスキー日本公演 ★★★★★

Shosta_sym5_mravinsky  エフゲニー・ムラヴィンスキー(Cond)

 レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団

 録音年月:1973年5月(東京文化会館ライヴ)

 先にご紹介したベートーヴェン第4交響曲と同日に演奏されたものです。演奏は音色がくっきりとしていてビシビシ耳に飛び込んできます。ひとつひとつの音は豊かなのに切れ味がたいへん鋭く、緩んだ感じがまったくない状態で突き進んでいきます。最終楽章の凄みのある締めは特に鮮烈で、強い感銘と余韻を残すと思います。ロシアの厳しい冬の空気と大地が、自分の目の前に現れたかのようです。真夏に聴いても、ひんやりとした気分が味わえるかと思います。

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ラヴェル ラ・ヴァルス

出だしからどこか不気味な感じで始まり、やがて優雅で伸びやかなワルツが展開。なかなかゴージャスな感じがするのですが、楽天的な雰囲気がない。そこへまるで大砲のようなティンパニーが響く。すると、また気を取り直したようにワルツが流れていきますが、さらに優雅さはなくなっていきます。やがてまた大砲のようなティンパニーが数発炸裂し、テンションの高い分厚いオケの咆哮が来た!と思ったら曲はスパっと終わり。約13分の管弦楽曲です。

たまたま入手したCDに入ってたので聴いたわけですが、「なんだ、こりゃ?!」とタマげながらも、オケの迫力と響きの多彩さで、また聴きたくなってしまう不思議な曲です。ホラー的な魅力があるということ?ラヴェルは第一次大戦に従軍したそうで、戦場を目の当たりにして受けた衝撃を、この曲に表現したとも云われているようです。

1.ブーレーズRavel_panorama_3  ★★★★☆

  ピエール・ブーレーズ(cond)

  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

  録音年月:1993年3月

 音がとても厚く豊かで、とってもゴージャスだと思います。しかしそれらは、不気味さや特異な緊張感を高めることに貢献しているようです。ラストの激しい演奏は息の呑むほどの迫力。。。しかしながら、嫌~な後味は残らないのだから(不思議な余韻は残るけど)、不思議なものです。

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ベートーヴェン 交響曲第3番 変ホ長調 op.55 「英雄」

実はワタクシ、クラシックにハマり出すまで「英雄」と「皇帝」をごっちゃにしておりました(^^;;。勇壮・優雅・豪壮といった雰囲気は、ピアノ協奏曲5番「皇帝」の方が強いように思うのです。この「英雄」は、優雅さは勿論たっぷりと感じますが、曲の展開が複雑でとてもドラマチックで、そこに沢山の喜怒哀楽(英雄の?)を見出すのです。そのためか、どこか苦悩とかセンチメンタルといった印象を感じて、ちょっと線が細いかな?と思うのですが。。。しかし、ナイーブな印象すらある豊かなドラマ性は、ワタシ的には皇帝よりも好きなのであります。

1.ブリュッヘン ★★★★☆

Bru_bet_sym3  フランス・ブリュッヘン(cond)

 18世紀オーケストラ

 録音年月:1987年11月

クラシック好きになる前からブリュッヘンと18世紀オーケストラの名は知ってました。だいぶ以前、クルマ(を中心としたライフスタイル)雑誌の”ENGINE”で取り上げていたからです。時間がたって、自分的には思いがけず、喜んで聴く機会がやってきた~♪わけです。

ワタシ的には音がシャープで、ソリッドな感じがします。楽器ひとつひとつの音が立っているというか、立体感を感じると思います。

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ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第3番ニ短調 OP.30

ピアノの森第12巻で、カイがM響(N響がモデル?)と共演した曲。ちょうど同じ頃映画「シャイン」を見てたことも重なり(主人公はこの曲にチャレンジしている過程で病んでいった)、聴いてみたわけですが。協奏曲ってばショパンの第1番しか聴いたことがなかったその当時、少なからず理解に苦しみました。そりゃそうだ、直球オンリーからいきなりこんな多様な曲に行っちゃったら。。。(^^;;。演奏技術的にも物凄く難しい曲だとか。

おだやかに開始。すぐにメランコリックな主題とともにピアノが現れる。登場勿体ぶらないですね(笑)。複雑なピアノとオケのぶつかり合いになったと思ったら、雄大でロマンチックなオケ演奏へ。その後はピアノが激しく乱舞し、それをオケがフォロー。あるいは両者ともまた爆発!と、なかなか目まぐるしい。でも随所に主題が現れるおかげか、曲の流れを見失うことはなく。。。11分頃の、フルート、オーボエ、クラリネット、ホルンが順繰りに主題を奏でるところがとても好きだったりします。

以上はすべて第1楽章です。第2・第3楽章は、あんまり聴いてません。/★(x_x)バキッ!

1.アルゲリッチ+シャイー

Argerich_rach_c3_tc_c1_1  マルタ・アルゲリッチ(p), リッカルド・シャイー(cond)

  ベルリン放送交響楽団

 録音年月:1982年12月

 ピアノが縦横無尽に駆け巡っているように感じます。音に丸みがあって、くるくると多彩に、ときに凄く激しく響くと思います。ちなみにワタシの初アルゲリッチ。のっけから強い印象が残りました(笑)。録音年月は古いわけではないですが、激しい演奏の箇所で音がボヤけてしまってるような気がしないでもないです。

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ラヴェル ボレロ(その2)

2.アンセルメ 

Ravel_ansermet  エルネスト・アンセルメ(Cond)

 スイス・ロマンド管弦楽団

 録音年月:1963年

 開始から、テンポがかなり快活だと思います。リラックスした雰囲気と、勢いも感じられ、快調に盛り上がって行きます。前述のカラヤン版がおごそか~な感じで、神妙にじっくりと、徐々に徐々に盛り上げて行くのとは、かなり対照的な気がします。明るい雰囲気を保ちながら、滑らかに盛り上がっていく演奏は、かなりの快感でございます。

 ラヴェル、ドビュッシー、ストラヴィンスキーと親交があったという、アンセルメさん+自ら立ち上げたスイス・ロマンド管弦楽団による演奏です。録音時期は古めですが、かなりヨイ音だと思います。

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ベートーヴェン 交響曲第5番 ハ短調 op.67 「運命」

出た~!(爆)。まず、誰にでも知られているクラシックでは一番知名度の高い曲(主題だけとしても)。あの強烈な主題「ジャジャジャ、ジャーン!」のインパクトは大変強くて、一度聴いたら忘れません(^^;。あまりに有名すぎるので、クラシック好きになり始めてからも「あまりにベタすぎる 」と思ってしまい、正直ちょっと距離を置いておりました。この曲も指揮者・奏者(オケ)によっていろんな表情があるんだろうな~、と思い、これからいろいろ聴くのが楽しみです(^-^)。

1.カルロス・クライバー ★★★★☆

Bet_sym5_7_kleiber

 カルロス・クライバー(Cond)

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

 録音年月:1974年3~4月

聴いて最初に思ったのは、「運命って、こんなに彩りを感じる曲なんだ?!」です。自分の記憶に残るイメージはもっと重々しい感じだったので、このテイクで聴こえる優美さ、彩りにはちょっと驚いた次第です。。。。それだけ自分が偏見持ってたってことかな(^^;。厳粛さはもちろん感じますが、もっといろいろな角度から訴えかけてくるような気がします。奥行きも感じられ、かなり気に入っております。

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ブラームス 交響曲 第1番 ハ短調 OP68

のだめファンならご存知、「千秋真一&R★Sオーケストラ」初演のメインだった曲です。千秋+R★SオケのクレジットでCDも出てますね(5万枚も売れたとか)。とてもメジャーな曲ということですが。。。お。。。重い!!出だしの重々しいティンパニーとシリアスな左右弦楽の響きにワタシは当初かなり面食らいました。とっつきにくいというか。印象が大きく変わったのは、N響でライブ観てからです。大編成のオーケストラが音でも姿でも激しくうねって響きあう様がとても壮観だったのです。それからは曲が耳にすんなりと馴染んでくるようになりました。今のところ、ライブでこそ聴くべき曲だと思っています。

第1楽章は前述のとおりの重いスタートに圧倒されますが、慣れるとその重厚で奥深い響きに強く惹かれるようになります。第2楽章はオーボエ、ホルン、そしてなんといってもヴァイオリンの伸びやかで美しいソロが印象的。第3楽章は思いがけずダンサブルでワルツっぽいところがあり、ややびっくり。4楽章中一番馴染みやすい曲だと思います。最後の第4楽章は開放的で安らかなメロディーが大きく前面に出てきますが、思いっきり楽天的になるわけではなく、最後まで重厚さを保っていって終わります。

1.バーンスタイン ★★★★☆

Bernstein_bra_sym1 レナード・バーンスタイン(Cond)

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

 録音年月:1981年10月

 バーンスタインさんは陽気なお方という認識だったのですが、この曲は思いっ切り重厚です。音楽とともに泣き、苦悩し、笑ったお方だそうだから、この曲ではどっぷり苦悩に身を委ねられたのでしょうか。演奏のところどころで、バースタインご本人の「む~ん、む~ん!」という唸り声も聞こえてきます(^^;。さすがはウィーン・フィルat楽友会館ホールで、音の響きもとても良いです。。。それでもワタシは、(ウィーン・フィルじゃなくてもいいから)生演奏を一度聴くべし!と思いますが。

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ベートーヴェン 交響曲第4番 変ロ長調 op.60(その3)

 3.カルロス・クライバー ★★★★☆

Bet_sym4_kleiber カルロス・クライバー(cond)

バイエルン国立管弦楽団

録音年月:1982年5月

2年前に亡くなられたカリスマ指揮者のクライバーさん。まぁ、なんてカッチョええお姿なんざましょ。指揮姿は本当に華麗でカッコよかったらしく、演奏が今イチになってもそう思わせなかったとか。レパートリーの少なさ、恐怖のキャンセル魔という点ではピアノのミケランジェリさんといい勝負というお話も聞きますが、それくらい群を抜いて素晴らしい演奏が見れた・聴けた、ということなんでしょうね。いろいろCD聴いて(DVD観て)みたいお方です。

結構テンポは速いですが、緩急もあって、グイグイ引き込むようなねじ伏せるような勢いとカッコよさを感じます。ムラヴィンスキーさんのような一糸乱れぬという感じではないですが、オケも大いにノってる感じがします。あと、ティンパニーが奥に引っ込んでいるような感じで、もう少しズンドコした迫力があってもいいのになあ~と思いました。ワタシがムラヴィンスキーさんにハマっているからそう思うのかも知れません(^^;。

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ベートーヴェン 交響曲第4番 変ロ長調 op.60(その2)

2.フルトヴェングラー ★★★★☆

Furt_bet_sym4 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(cond)

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

 録音年月:1952年12月(モノラル)

 聴いてみたいと思ってたフルトヴェングラーさん指揮のテイク。すでに没後50年を経過しているので、音質でガッカリするんでは?という不安があり、入手をためらっておりました。そこへ見つけたのが、平林直哉さん企画の、程度極上の名作LPから起こした復刻版CD。録音当時のマスターテープ原盤は、経年劣化が進んでCD化しても昔のLPに音質負けすることが少なくないのだそうです。 聴いてみると、モノラルながら奥行きや瑞々しさがあって、なるほどなかなかの音質!と思います。レコード上を這う針の音が入っているのも、なんか懐かしいような気がして悪くないです。

 で演奏ですが、テンポがかなりゆっくり。それも緩急の差がかなり大きく、タメるとことはじっくりじんわりタメる演奏。とても伸びやかで優雅な奥行きのようなものを感じます。『振ると面食らう』なんて云われ、小刻みに微妙に震える指揮で演奏者は合わせるのが大変だったそうですが、その指揮が伸びのある音色を引き出してるのかな?と思います。かなり面白いCDだと思います。

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NHK交響楽団 創立80周年記念演奏会

Nkyo80_2006_1  

 

 

 

 

2006年6月25日 渋谷 NHKホール

 ウラディミール・アシュケナージ(cond)

 NHK交響楽団

1)武満徹 3つの映画音楽から「ホゼ・トレース」~訓練と休息の音楽

2)武満徹 オーケストラのための「波の盆」

3)武満徹 3つの映画音楽から「他人の顔」~ワルツ

4)モーツァルト ピアノ協奏曲 第12番 イ長調 K.414

 ソリスト: レオン・フライシャー(p)

5)ブラームス 交響曲 第1番 ハ短調 OP.86

2月に「アシュケナージがモーツァルトを弾き振りする!」と聞いて速攻予約してたコンサートは、コレでございます。その後プログラムが変わり、ちょっと不安になってたのは先日書いたとおりでございます。

ワタシはNHKホールは当然はじめて。紅白ほかでTV露出多いので、郷里戻ったら叔父・叔母に自慢してやろう(笑)。じっさい、この前のツィマーマンさんの公演よりも客層も親しみやすい感じ(爆)。ホールの中はずいぶん広い。クラシック演るところで3000人以上入るのは珍しいようですね。席はS席で12列目。ステージにかなり近い♪・・・ただし、かなり右よりの席。

いよいよ開演時間。お、オーボエの茂木さん(『のだめ』に取材協力されておられる)だ。おお、フルートの菅原さん(秋田出身)だ!と見てたら指揮のアシュケナージさん登場!!

まずは、やや小ぶりの編成で開始。武満さんの曲はとても聴きやすく、あっという間に終わり。続いてピアノがステージ最前面へ設置され、レオン・フライシャーが登場。かなりの大柄で恰幅もよいお方(^^;。でも御年からするとお若い感じ。

モーツァルトのピアノ協奏曲12番はかなりわかりやすい、モーツァルトらしさ満開の曲かと。フライシャーさんのピアノも軽やかに華やかに、時に力強く活躍します。CDで聴いた内田光子さんの音よりも、音が明瞭でメリハリが強めな感じに思いました。アンコールにも応え、バッハの『羊の~』(スミマセン、覚えきれませんでした)を奏でていただきました。フライシャーさんは長年苦しんだジストニアを完全に克服し、2年前からビシバシ公演活動されているとか。先日の日記に書いた不安は杞憂に終わり、十二分に楽しませていただきました(^-^)。

休憩を挟み、オーケストラもフル編成になってブラ1へ。この曲はCDゲットして事前学習(^^;してたもののなかなか馴染めず、正直不安を感じて臨みましたが・・・。

出だしから分厚く、テンションの高い音の大波!

オーケストラも波打つように激しく躍動しています。アシュケナージさんは小柄なお方ですが、全身を使って指揮されるお姿は存在感が大きい。肩のいからせ方を微妙に変えたり、膝を柔軟に使って音をしなやかに導いたり、一気にバシっと振り下ろしたり。TVで見た以上に激しく動いておられます。それに応え、オーケストラも鋭く力強く演奏して行きます。左右の弦楽器群が交互に・あるいは共に奏でる迫力ある演奏。第2楽章での美しいヴァイオリン・ソロ、終始頑張るホルン・オーボエの音色に、ワタシはグイグイ惹き込まれました。自分でCD聴いてたときは長く感じていた曲が、あっという間に終わってびっくりでしたし、正直かなり感動しました。

前半の武満・モーツァルトもワタシ的になかなか良かったのですが、後半のブラームスには、圧倒されました。フル編成オーケストラによる交響曲は初めてだったのですが、このブ厚い音の魅力には、かなりハマってしまいそうです。。。(^^;;;。

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ラヴェル 水の戯れ

のだめ15巻では、のだめが初リサイタルで煌めくような演奏をして大好評を博してましたね。出だしはちょっと気だるげな感じ。水中に潜っているような真空っぽい雰囲気なのがだんだんテンポが速まり、超快速にきらめき、そして目の覚めるようなクライマックス!!しかし再びけだるげな雰囲気に戻り、やがてやさしげな寂しげなエンディングへ。クライマックスの音の輝きと爽快さ(+直後の気だるさとの落差)。せつない余韻の残るエンディングが大好きです。

1.アルゲリッチ ★★★★★

Ravel_panorama_2  マルタ・アルゲリッチ(p)

   録音年月:1960年7月

  

 

録音当時10代のアルゲリッチさんによる、スゴすぎる演奏です。ホントに水の立体感を感じるような豊かな音だと思います。特にクライマックスの煌めき・輝きは本当に息を呑む美しさと広がりだと思います。おだやかなエンディングもじんわりと印象に強く残ると思います。

のだめのピアノ演奏のモデルは、アルゲリッチさんではないか?とワタシは思うんですけど。超絶技巧もさらりとやってしまうところ、奔放自在でしばしば飛んだり跳ねたりするところ?など共通点は多いのでは。。。

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ベートーヴェン 交響曲第4番 変ロ長調 op.60

ベートーヴェンの交響曲は1番から9番まであるけど、さてどれから行くベ・・・まったく聴いたことのないこの曲からにしたのは、ムラヴィンスキーを聴いてみたい!を優先したためと、ワタシがヘソ曲がりだからであります(^^;

明るくて元気な曲ですねー。ズイィン!ズイィン!と歯切れのいい弦楽器群、元気にドンドコ打楽器群、美しいけどヒョロリと愛嬌のある管楽器群が、テンポよくグイグイ演奏していくので、聴いてる方も元気になりますね、これは。

1.ムラヴィンスキー日本公演 ★★★★★

Bet_sym4_mravinsky  エフゲニー・ムラヴィンスキー(cond)

 レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団

 録音年月:1973年5月

 

東京文化会館での初来日公演初日の伝説のライブ。待望の来日だったこと、期待を上回る熱演だったことをいろんな書籍で目にしたので探しておりました。2メートル近い長身で痩躯で、いかにも厳格で厳しそうな風貌のムラヴィンスキーさんのジャケ写真もすこぶるカッコよい。演奏はものすごい勢いで、一糸乱れずズンズン突き進むという感じです。「鉄の結束力」と云われたのがよくわかるような気がします。

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ブルックナー 交響曲第4番変ホ長調”ロマンティック”

ブルックナーは19世紀後半に大活躍された作曲家。教会聖堂のオルガン奏者を勤めながら、多数の楽曲、特に壮大な交響曲を多数創られたお方。肖像など拝見するに、どこか朴訥・素朴な雰囲気のお方ですが、認められるまで非常に長い年月がかかったとか。。。

ブルックナーの交響曲で、最もわかりやすい曲が第4番なのだそうで、素直に飛びついてみました。(^^; とてもドラマティックで、確かにわかりやすい・・・ような気がします(^^;;;。

出だしの、静かに震える弦楽器群の音。「ブルックナー開始」、「ブルックナーの霧」などと呼ばれるそうですが、のっけから心洗われるような響きで、どんどん引き込まれます。

1.朝比奈 隆 + 大阪フィル 

Asahina_bruckner4  朝比奈 隆(cond)

 大阪フィルハーモニー交響楽団

 録音年月:2000年11月

ワタシ的には、まず朝比奈さんの演奏を聴きたい!ところからはじまりました。クラシック興味ない頃から朝比奈さんは知ってたし、カッコイイお方だと思っていましたので。んで、朝比奈さんならブルックナー、オケなら朝比奈さんが手塩にかけて育てた大阪フィル!ってことでこのCDをゲットしました。荘厳で厚みがあって、とてもダイナミックで、思ってたより遥かに、良さがわかりやすいように思いました。聴くたびに感動が増して行ってます、ワタシは。

朝比奈さんが亡くなられる1年前の録音。

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ラヴェル ボレロ

タッ、タタタタッ、タタタタッ、タッ・・・ワタシは20年くらい前にホンダ・プレリュードのCMで覚たんですが、この曲がラスト以外このリスム・メロディを延々15分繰り返している曲だとは知りませんでした、「のだめ」読むまで(^^;。しかしながら、異なる楽器がソロまたは複数の組合せでとっかえひっかえ演奏して行くため、とっても多彩です。徐々に編成が増えていってテンションが高まっていき、やがて大編成のオケ演奏で最高潮となります。ほんとにカッコイイ曲だと思います。

いっぽうで、オケの実力があからさまに出てしまう恐ろしい曲とのこと。「のだめ」では、千秋がル・マルレ・オーケストラでのデビュー公演(3日前に急遽決定)で演奏、散々な結果になってましたね。ル・マルレ・オケ、オーディションがうまく行って、ぜひ建て直し・リベンジしていただきたいものです。

1.カラヤン+ベルリン・フィル

Ravel_panorama_1   ヘルベルト・フォン・カラヤン(cond)

  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

  録音年月:1966年3月

 

のっけから高い緊張感のもと、格調高くソロが繰り返されて行きます。着実にテンションが上がって行き、聴いてる方もワクワクしてくる。やがて、力強くてよ~く響くオーケストラ演奏へ。これだよ、これ!という感じ。これがベルリン・フィルの音なのね♪と素直に喜んで聴いてます。

ちなみにこのCDは昨日の「パヴァーヌ」と同じものです。特定の作曲家のオムニバス版"PANORAMA"シリーズです。元々個々に発売されて高い評価を得た演奏をまとめており、演奏家も有名なお方ばかり。それで2枚組1500円。有名な作曲家のテイクはほぼ出揃っている模様です。特定の演奏家の曲をいろいろ聴いてみたい!でも、どこから手を出せばいいのかわからない・・・という場合にかなりお役立ちかと。ちゃんと解説もついてて勉強になるし、ここから深みにハマって行くのもよろしいかと(^^;;。(購入年月:2006年3月)・・・ワタシはレコード会社の回し者ぢゃないよ(汗)。

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ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ

「のだめ」で、千秋がプラティニ国際指揮者コンクールで振った曲です。千秋はこの次の曲でミスってしまい激しく落ち込みますが、レストランでコンクール見たというムッシュに出くわし、「最高に良かったよー。本選頑張れよー。」と励まされるのでした。ムッシュは「亡くなった自分の娘を夢見てるようだった。。。。実は娘は生きてるんだけど」。。。て、おい!って思いましたけど。ラヴェルご本人も「亡き王女」への深い想いがあったわけではなく、フランス語での語感がいいからって命名したんだそうで、そうゆームッシュの楽しみ方は正解なんでしょうね。

心に染み渡るような、悲しげだけどゆったり優しく、とても感動的な曲。じ~ん。。。と来て、思わずよよよ。。。と涙腺が緩んでしまう。これはわかりやすい曲だと思います。主題が何度も繰り返されるけど、そのたびにジーンと来てしまうので、「またやられた!」と思うこと請け合いです(^^;;。ピアノ版と管弦楽版があるそうです。

1.小澤征璽+ボストン交響楽団

Ravel_panorama  小澤征璽(cond)

 ボストン交響楽団

 録音年月:1974年10月

出だしからの、ほろっとしたホルンの独奏が心地いい。なるほど、ここでのホルンは弱く吹かないといけないんですね。千秋が「もっと弱く!」と奏者と険悪になってまでこだわったのがわかるような気がします。

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クリスティアン・ツィマーマン ピアノリサイタル2006

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2006年6月10日 横浜みなとみらいホール(大ホール)

    1)モーツァルト ピアノソナタ第10番 ハ長調K.330

   2)ベートーヴェン ピアノソナタ第8番 ハ短調OP.13「悲愴」

    3)ショパン バラード第4番 ヘ短調OP.52

    4)ラヴェル 高雅で感傷的なワルツ

  5)グラジナ・ハツェヴィチ ピアノソナタ第2番

待望の『生』ツィマーマンを観て参りました。会場のみなとみらいホールは当然ワタシは初めて。みなとみらい駅から噂に聞いた長~いエスカレータ(ワタシには羽田空港で慣れてる長さでした)に乗ってホールへ。エントランスに入ると綺麗なお姉さんからチラシの束をいただく。ここ数ヶ月のコンサートのチラシでした。開いてみると。。。おお、サンクト・ペテルブルグ・フィル(旧レニングラード・フィル)やウィーン・フィルも来るのかぁ♪こりゃあ観ないと。。。でもウィーン・フィルはS席31,000円かい!なんてひとりごちていると開場時間。

確か2000人以上収容できる大ホールは、長方形で天地もかなり高い。この前TVで見たルツェルンのホールに似てるような。ワタシは3階席ってことでステージからやたら遠いんでは?と不安でしたが、かなり高い位置からステージを見下ろす感じでピアノ弾く腕の動きなんかも見えそうな、なかなかの席と思いました。ちなみにB席9,000円です(^^;。

開演。ツィマーマン登場!小柄なお方かと思ってたらそうでもない、すらっとしたお姿。さすがに顔まではハッキリとは見えない。驚いたのは、椅子に座った途端に演奏を始めたことでした。ホットスタートってところですが、全開!みたいな派手で粗いのではなく、いきなり洗練された美しい世界が始まるのでした。ツィマーマンさんのピアノは、CDで聴き惚れた音そのままでした。まろやかで味わいがあるんですよね~。激しく力強く弾く場面(全体的にかなり多かった)でも粗っぽさなど全くないのにダイナミックで深みがあると思います。悲愴は特に素晴らしかったです。独奏でピアノ1台なのに、なんて豊かで厚みがあって奥行きのある音なんだろう!!いっぽう、ものすごく弱い音の場面も、しっかりと耳に届くように思いました。

あっという間にプログラム終了。果たしてアンコールやるんだろうか?と不安でしたが、万雷の拍手に負けたのか?短い曲を2曲弾いてくれました(バッハとガーシュウィン)。ガーシュウィンの時は客席向いて、ちょっとおどけてました。

たいへん素晴らしいコンサートでしたが、ワタシ自身には反省するところ大。演奏曲目は2週間前くらいに知ったんですが、それらを全くリサーチすることなく当日を迎えたこと。知ってる曲は悲愴だけ!だったのです。。。バキ!/★(x_x)。各曲を知っておいたら、もっともっと楽しめたはずで、ひょっとしたら、かなり勿体無いことをしたのかも知れません(爆)

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ムソルグスキー 組曲『展覧会の絵』(その2)

2.フェルツマン ★★★★☆

Feltsman_mus_p ウラディミール・フェルツマン(p)

録音年月:2002年5月

なるべくアファさんとは違う演奏をしてそうなお方!を自分なりの条件として探してたら、ファルツマン盤を発見。プロコフィエフのピアノ協奏曲での、きらめくしなやかな演奏を思い起こし、「こ、これは。。すっごい違うはず。」と思い込んでゲットしました。

・・・のっけからはっきり違うのは。。。テンポが速い。アファさんが遅すぎるだけかもですが、え、え~、そうゆうテンポなんだ?ってな具合です(^^;;。2曲目のグノームスなんて全然違う曲で、稲妻のような激しい響きが繰り返されてビックリ。。。え、3分で終わり?アファさんは5分以上弾いてまっせ(爆)。。。このような感じで、速めのペースで最後まで行きます。テンポの違いは大きいですが、ピアノがガンガン響き渡る、余韻が大事よってな雰囲気は共通かな?と思いました。星一個足りないのは、期待したほど音がクリアーな感じではなかったことです。録音の問題かな?(購入年月:2006年6月)

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チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 OP23(その2)

4.ポゴレリチ+アバド ★★★★★

Pogo_tcha_c1  イーヴォ・ポゴレリチ(p)、クラウディオ・アバド(cond)

  ロンドン交響楽団

  録音年月:1985年6月

先に書かせていただいた前3演奏とは、かなり違う演奏だと思います。曲進行が結構ゆっくりで、ピアノのひとつひとつの音にメリハリがあって力強いと思います。この曲は縦横無尽に駆け巡るようなピアノが大きなポイントかと思いますが、ポゴレリチさんの演奏はそのようなドライブ感をしっかりキープしつつ(滑らかにいって欲しいところはしっかり滑らか)、一音一音のインパクト・余韻がより強く印象に残るように思えます。第1楽章後半と、第3楽章にそういう思いを致しました。特に第3楽章ラストの力強い打鍵による締めは、男気たっぷりではないかと思います(^^;。

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ベートーヴェン ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 OP37

「何かと云うとベートーヴェン。あれは良くないな。」って、どなたのお言葉でしたっけ?(滝汗)うーん、思いだせん。。。しかし、現在のワタシは非常に高い頻度でベートーヴェンの曲を聴いてます。ワルトシュタイン、月光もしょっちゅう聴いてるし。クラシック聴き出すと、やっぱりベートーヴェンは素晴らしい!と強く思います。

ベートーヴェンのピアノ協奏曲って、モーツァルトのそれと結構似ているところがあるかと。厚みと表情の豊かさを感じるオケ、待ってました!とばかり始まるカデンツァ(第5番にはない)など。でも印象はけっこう違ってて、よりドラマ性が高いかな~って思って聴いてます。第3番は特に好きです。とても豊かさがありますが、それが華美になり過ぎず、ちょうどいい塩梅だと思っております。一番有名で一番人気と云われる第5番「皇帝」は、ワタシにはゴージャス過ぎるのです、現時点では(^^;。

1.ツィマーマン+バーンスタイン ★★★★★

Zimerman_bet_c3  クリスティアン・ツィマーマン(p)、レナード・バーンスタイン(cond)

  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

  録音年月:1989年9月

バーンスタインさん、亡くなる前年の録音なんですね。でも晩年って感じは全然しないです。まだ30代になったばかりのツィマーマンさん、まろやかですが勢いもあると思います。オケの音も伸びやかで膨らみ・幅があると思います。とても好きなテイクです。録音場所のムジークフェラインザール(ウィーンの楽友協会ホール)の音響もアシストしているんでしょうか?(購入年月:2006年3月)

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ムソルグスキー 組曲『展覧会の絵』

この曲を初めて聴いたのは高校生のとき、かのエマーソン・レイク&パーマーの演じたロック版でした(古いね~^^;)。毎週水曜4時限目は、必修クラブってやつで音楽鑑賞クラブなんてのに入ってました。メンバーが推すレコード(まだCDじゃないよ)を皆で聴くとゆーやる気のないダラけたクラブで、実際には音楽そっちのけでダベってる人・本読んでるヒトが多かった。ワタシはフケて校外の喫茶店にいることが多かった(^^;)。。。。で、この曲。。。率直に言って、眠かった~(笑)。名作と言われてたけど、どこがいいのか自分にはさっぱりわからんかった(^^;;。。。

長年のブランクを経てまた聴いたのは、ひとえにアファナシエフ版のジャケットデザインの強烈さからです。正直、かなり気に入っております。お馴染みのプロムナードも好きですが、ラスト4曲がドラマチック。特にキエフの大門はとても聴き応えがあると思います。ラベル編曲のオケ版も聴いてみたいです。

1.怪人アファナシエフ ★★★★☆

Afa_mussorgsky_1 ヴァレリー・アファナシエフ(p)

録音年月:1991年6月

クラシック興味持ち始めってことで、ピアニストのガイド本などいろいろ漁ってたんですが、頻繁に載ってたのが、このCD。アク強いけど、なんかカッコいいじゃん!と興味を持ったわけ。。。手を広げてるのはアファナシエフ本人でした(^^;。お馴染みのプロムナードから、ゆっくり目に演奏が展開。ゆっくりで力強い演奏に、じっくりと荘厳な響きと余韻を感じます。特にラストのキエフの大門は、劇的な響きだと思います。ワタシはすんなりとこのCDを気に入ったわけですが、ものの本によると、たいそう特異な演奏なんだとか。他のピアニストの演奏も聴かねば!ですが、このCDには相当強いイメージが刷り込まれちゃったかも。。。(購入年月:2006年3月)

 

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モーツァルト ピアノ協奏曲第26番ニ長調 K537『戴冠式』

実はワタシは5・6歳の頃、クラシック好きでした。自宅に古いクラシックのレコードが数枚あり、壊れかけたプレーヤーとともに与えられ、喜んで繰り返し聴いてたらしいです。その頃聴いてた曲ではっきり覚えてるのが、この曲です。あとは『運命』とか。当時、両親は『この子はひょっとしたら、芸術の才能があるんでは。。。』と多少期待したようですが、ワタシは小学校入ったとたんパッタリ聴かなくなってしまったのでした(^^;。再び?!クラシックを聴くようになって、初めてコンサートで聴いたのも、この曲です。ピアノは久元祐子さんでした。ピアノもオケも、生はいいな~。と実感したコンサートでした。

とても優雅で楽天的な曲だと思います。心に刺さってこない(第20番以前のものよりは複雑だそうですが)いっぽうで、ゆったりまろやかな味わいで、豊かな気分に浸ることができます。誰にでも安心してお奨めできる曲かと思います(^^;。

1.内田 光子 + ティト ★★★★☆

Uchida_mor_c26  内田 光子(p)、ジェフリー・ティト(cond)

 イギリス室内管弦楽団

 録音年月:1987年6月

ワタシが幼少時聴いてたもの(演者不明)よりも、ややくぐもったような、ほんわかとした感じのピアノの音。これがしっとりまろやかで、また奥行きの深さや余韻を感じます。演奏全体もまろやかで、とても聴き心地がよいと思います。

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ショパン ポロネーズ第6番 『英雄』 変イ長調 OP53

80年代に化粧品のCMで使われていたような記憶があります。この曲はカイもまだ弾いてないですね。きっとショパコン参戦中に弾いてくれると思いますが。

明るくドラマチックで、とても勇壮な曲だと思います。落ち込んでいるときに聴くと、けっこう元気が出ます。ショパンの曲の中でもひときわ人気が高いようですが、ワタシも特に大好きな曲です。

1.ショパコンでのブーニン ★★★★☆

Bunin_chopin2

 スタニスラフ・ブーニン(p)

 録音年月:1985年10月

ブーニンの、第11回ショパン国際コンクール一次・二次予選での演奏を集めたCDです。当時はレーザーディスクだったのかな?本選のコンチェルト同様の力強く突っ走る演奏が、この曲にもよく合っているように思います。

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ブラームス ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 OP15(その2)

2.グールド VS バーンスタイン! ?????

Gould_bernstain_bra_c1 グレン・グールド(p)、レナード・バーンスタイン(cond)

ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団

録音年月:1963年2月(モノラル)

グールドって、バッハばかりかと思ってました(^^;;。グールドが通常では考えられないような遅いテンポでの演奏を要求してバーンスタインと激しく対立。けっきょくグールドの望むテンポとはなったものの、演奏前にバーンスタインは約4分も、このテンポが自分の本意ではないことをスピーチしてます。訳文がないのでよくわからないのですが、皮肉やジョークがたっぷりらしく、客席からは笑いが絶えません。大爆笑もあるし。この録音の1年後、グールドは コンサートからのドロップアウト宣言→スタジオ引きこもり になったそうだから、かなり貴重なテイクかも。。。

で、演奏は。。。おっ。。。遅い!!(爆)。もともと速くないテンポが体感で倍増って感じ。実演奏時間は約26分なので通常より3~4分増し程度なんですけど。『うん、次はこのフレーズが。。。』なんて待ち構えてると、ズッコケそうになる。聴きなれた感覚はいったん抜きにして聴いたほうがよさそうです。。。(^^;;;。(購入年月:2006年5月)

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ブラームス ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 OP15

ブラームスは、のだめで交響曲第1番が千秋真一+R★Sオケで演じられております。そちらも聴いてみたいけど、まずピアノの曲が聴きたいワタシは、こちらへ来ました。

第1楽章は、その分厚い音にまず驚きました。ティンパニーの大活躍をはじめ、オケの演奏がぶ厚いのです。ピアノも強く主張しており、厳しくときに激しく奏でられるのですが、ピアノが主役・オケは脇役!とはならず、両者とも主役であり続けます(第2楽章以後はピアノの主役度が高いけど)。 軽やかではない、ゆったりとした厳格さのある調べの中、両者がずっと屹立して展開し続けるので、たいへん聴き応えがあります。また、ところどころでうっとりまろやかな旋律も現れるので、合間合間にゆったりした気分にも浸ることができると思います。。。でも最初は重すぎるかな?と思いました(^^;。。。いやいや、この聴き応えには病みつきになってしまう魅力があると思います。

1.ツィマーマン+ラトル ★★★★★

Zimerman_brahms_c1 クリスティアン・ツィマーマン(p)、サイモン・ラトル(cond)

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

録音年月:2003年12月

俄かクラシックファンにも有名なラトルさん。ぜひ聴いてみたいと思ってたら、なんとツィマーマンさんと共演してるとは、なんてナイス!!

出だしから激しいオケの演奏で盛り上がります。音量もデカそうな感じで、これが出だしから継続。このぶ厚さがベルリン・フィルなのかしら。。。ツィマーマンさんも入魂の演奏。やはり、まろやかさを感じる演奏ですが、この曲ではたいへんな力強さも感じます。

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ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第2番ハ短調 OP18

ラフマニノフの第2番は、のだめ第5巻がきっかけです(いや~安直^^;)。最初はのだめのCDブックで館野泉さんの演奏を聴いたのですが、抜粋なのが気に喰わず、フルで聴くべし!と探したのでした。ちなみに館野さんのフルはまだ探せておりません。

ラフマニノフは第3番を先に聴いてたんですが、ワタシにはかなり難解。しかし2番は、のだめの中では『超有名な曲』と佐久間さんが仰ってるので、もっとわかりやすいだろう、と予測。で、予想どおり(^-^)。とってもロマンティックで叙情性た~っぷり。ゆったりうっとりと、でもわかりやい曲だと思います。なんたって第1楽章!とワタシは思いますが、映画『逢いびき』で使われたという第2楽章も、とてもしっとりとした美しい曲です。第3楽章は1・2章をまとめて総括してるような印象を持ってます。

シュトレーゼマンが言うようなお色気でクネクネした演奏には、まだ出会っていないかな?(^^;;

1.ツィマーマン+小澤征爾  ★★★★★

Zimerman_rachmaninov_c1_c2_1 クリスティアン・ツィマーマン(p)、小澤征爾(cond)

ボストン交響楽団

録音年月:2000年12月

なにしろショパンのピアノ協奏曲で大好きになったツィマーマンと、日本の誇り:小澤さんの取り合わせなので、真っ先に飛びつきました。やはり。。。というか、まろやか~なツィマーマンの演奏は、しっとりと美しいです。やや控えめな感じのオケとのバランスも含め、音がトンがることなくじんわりと印象深いと思いました。(購入年月:2005年12月)

2.グリモー + アシュケナージ ★★★★☆

Grimaud_rach_c2 エレーヌ・グリモー(p)、ウラディミール・アシュケナージ(cond)

フィルハーモニア交響楽団

録音年月:2001年

出だしのピアノがかなり速い。というよりツィマーマンの方が遅すぎるのかな。一瞬別の曲かと思ったくらいですが、こちらのテンポの方が定石なのかな。予想したよりもずっと硬質でシャープなピアノ。ご自身ピアノでも名録音のあるアシュケナージの指揮するオケも、けっこう音が前に出てきます。全体に力強さが出ている演奏と思います。星の差は、序奏のピアノの好みと思って下さい。。。でも。。。やっぱり、グリモーさんって可愛いなあ。。。(^^;;;。(購入年月:2006年4月)

3.スルタノフ 

Suitanov_rach_c2_1 アレクセイ・スルタノフ(p)、マキシム・ショスタコービッチ(cond)

 ロンドン交響楽団

録音年月:1989年

中央アジアのタシケント出身のスルタノフ。1995年のショパン・コンクール本選で、颯爽と豪快にショパン第2番を弾き、聴衆は大熱狂!。。。という場面を、とあるビデオで見たので、このお方には興味を持っていました。けど、なかなかCDが見つからなかったわけで、このCDに飛びついた次第です。まだ聴き足りないので星は後日。(購入年月:2006年4月)

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ベートーヴェン ピアノソナタ第14番嬰ハ短調 OP27-2『月光』

とうぜんピアノの森がきっかけです(^^;。カイがソリストコンクールで弾く場面に大いに触発されたわけです。カイは第3楽章でピアノの弦が2本切れるアクシデントに見舞われますが、瞬時に失った音をアレンジして埋めてしまうのでした。コンクールではアレンジご法度ってことでカイは、得点順位とは無関係の(審査員も存在を忘れていた)ソリスト賞を受賞するのでした。

第1楽章はかすかに聴き覚えがあるイメージどおり、ゆったりおだやかで、どこか沈鬱な気配のある曲。『月光』の名前はベートーヴェン本人ではなく、後世のお方が付けたものだそうですが、確かに夜空に浮かぶ月のイメージに合うように思えます。ただし雲ひとつない夜空で煌々と輝くのではなく、雲も行き来して、どこか険しい気配もあるようにも思います。第2楽章もゆったりしたペースですが、第1楽章よりは明るくて軽め。リラックスした雰囲気があり、ワタシにはなかなか好きな曲です。

一転するのが第3楽章。約7分間、激しくてシリアスな演奏が展開されます。感情を強くぶつけるような場面もあり(カイはここで激しく弾きすぎて弦を切った)、ダイナミックかつとてもドラマチックな曲です。カイの弾く姿へのイメージとドンピシャ!でした。

正直、『月光』って名前は第3楽章には合わないと思います。命名者のお方は第3楽章をお気に召さなかったのかなあ。。。でも、ワタシは第三楽章が一番好きですし、一番聴きごたえのある曲だと思います。

1.グルダの1967年録音 ★★★☆☆

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フリードリッヒ・グルダ(p)

録音年月:1967年7-8月

実はワタシが初めて買ったクラシックCDです(^^;。CD店行って、さっぱり訳ワカメな中から選びました。そのときは他にバックハウス、ケンプのCDもあったと記憶しておりますが、これを選んだのは廉価版で一番安かったからです(汗・・・グルダファンの皆様ごめんなさい)。

初めてじっくり聴くクラシックってことで、最初自分としてもどう捉えたらいいのかわかりませんでしたが、徐々に曲の素晴らしさがわかってきました。また、他の演奏も聴くことで、グルダの演奏の特徴も少しわかってきました。↓に比べるとまろやかでスマートな印象で、激しい第3楽章も、抑制の効いた落ち着いた演奏かと思います。。。でも、まだワタシには聴き込みが足りないなあ。後日印象が変わる可能性高し、です。(購入年月:2005年8月)

2.ブーニンの4大ソナタ ★★★★☆

  スタニスラフ・ブーニン(p)

  録音年月:不明

レンタル店で発見。こちらは音のメリハリが強いという感じです。特に第3楽章は強く激しく、荒っぽいような感じすらします。ですが、カイの『荒削りでちっとも完璧な演奏じゃないのに、愛しい』演奏イメージにはこちらが、より近いように思います。実際、一色まこと先生はカイの演奏のモデルはブーニンと仰ってますし。。。ていうか、そういう話を知ってるから尚更そう思うのかも(^^;。(レンタル年月:2005年9月)

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チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品23

14巻までに、のだめではチャイコフスキーは演奏されていません。ピアノの森には全く出てきません。たまたまCDのカップリングで出会い、テレビで認識を新たにし、大好きになった曲でございます。

チャイコフスキー35歳頃の作。献呈しようとした恩師ニコライ・ルビンシュテインに酷評され、本人は大ショック。でもほとんど変えずに出版し、演奏されるにつれ評判が上がり、ルビンシュテインさんも当初の評価を撤回されたそうな。

第一楽章が、とても特徴があるんですよね。勇壮で誰でも聴いたことあるはず!な荘厳な序奏(第一主題)。しかしこの序奏は二度と繰り返されない。第二主題ベース(こちらもたいへん有名)でひととおり進んだあとは、いろんなメロディがとっかえひっかえ現れる感じ。聴きなれてくると統一感を保った上で展開されていると理解できましたが、最初はなんだかバラバラな感じに感じました。このあたりがルビンシュテインさんが酷評なさったポイントなのかしら。。。今は大好きになってるんですが(^^;;。

第二・第三楽章は各々わかりやすいと思います。第二楽章はオーボエ独奏が好きですし、おだやかでゆったりした演奏はなかなか好きです。第三楽章は一転、ドラマチックで激しいです。終始高い緊張感の中、ピアノとオケの掛け合いが繰り広げられます。特にエンディングのハイテンションぶりには唖然としました。

1.アルゲリッチ+コンドラシン ★★★★★

Argerich_rach_c3_tc_c1 マルタ・アルゲリッチ(p)、キリル・コンドラシン(cond)

バイエルン交響楽団

録音年月:1980年2月

このCDは、同じくアルゲリッチさんのラフマニノフ・ピアノ協奏曲第3番とのカップリング。実はラフマニノフ目当てで買ったのです(^^;。買ってからもあんまり聴いてなかったんですが(汗)、下記2.のTV放映で『あ、そういえばオレこの曲CD持ってる!』と引っ張り出し、以後愛聴盤になったのでした。華やかに駆け巡るというか、激しいけどまろやかできらびやかなピアノと、なんのどうした!で応酬している(と思う)オケの掛け合いが楽しいです、全楽章。第三章は特に激しくて、最後は開いた口が塞がらなくなるようなアルゲリッチさんの超絶演奏と、怒涛のように地響きのように迫り来るオケで締めます。(購入年月:2005年10月)

2.小菅優+広上淳一 ★★★★☆

  小菅優(p)+広上淳一(cond)

  読売日本交響楽団

  2005年7月、東京芸術劇場での公演

偶然に、2005年11月にBS日テレの『ブラボー!クラシック』で観たライブ録画です。よってCDは出ておりません。たまたまこの放映(特に第三楽章)を目にしたことで、この曲の魅力に気づくことができたという意味で、ワタシには大変貴重です。

3.ホロヴィッツ+トスカニーニ ★★★★★

Horowiz_tcha_c1   ウラディミール・ホロヴィッツ(p)+アルトゥール・トスカニーニ(cond)

  NBC交響楽団

  録音年月:1941年5月

録音年月にご注意。とうぜんモノラルですが、何度かこの録音を激賞している記事を見たので、かなり興味を持ってたわけです。凄い演奏なら音質云々でなくなることもあるかと。ちなみにワタシは、マーヴィン・ゲイのライブ録音でそーゆーのに当たったことがあります。

モノラルの物足りなさはほとんど感じません。『ここはしっかり聴こえて欲しい』箇所がワタシ的には沢山あるんですが、それはすべて聴こえると思います。おそらく、指揮者も奏者もエンジニアも、当時の録音技術を踏まえた上で、レコードの聴き手に伝えたいことが最大限伝わるよう、力を尽くされていたのではないかと思います。

全体にテンポはやや速め。若き日のホロヴィッツのピアノはパワフルな感じがします。特に第三楽章での華やかで豪快な演奏ぶり!3分50秒目の前後、エンディングは特にもの凄いです。タイムマシーンがあったら、ぜひ生の演奏を聴きに行きたいです。(購入年月:2006年5月)

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ストラヴィンスキー ペトルーシュカからの3楽章

この曲を聴こうと思った理由は・・・おわかりですね(笑)。のだめがマラドーナ・コンクール本選で弾いてたのに興味を引かれたからです。まったく準備不足だったのだめちゃんは、第一楽章途中で頭が真っ白になってしまい、しばし自分で作曲しながら弾いてしまい。。。(コンクールでは編曲は論外だそうで)。

命を吹き込まれた操り人形が主人公のバレエ音楽。もともとオケ用だった曲ですが、巨匠ルービンシュタインがスラヴィンスキー本人に要望して、ピアノソロとして編曲されたのだそうです。とてもリズミカルできらびやかな一方で、人形のぎこちなさ、ユーモラスな感じが表現されていると思います。

1.ポリーニ ★★★★★

Pollini_stravinsky マウリツィオ・ポリーニ(p)

録音年月:1972年

冒頭から終始一貫、ダイナミックでクリアーで、たいへんに精緻な演奏が怒涛のように展開され、本当に圧倒されます。ピアノの技術云々はワタシは全然わかりませんが、聴いたとたん、とにかくものスゴい演奏なんだ、ってことはわかりました。一時は毎日聴いてました。ポリーニが正確・精緻な演奏を行う人とは聞いてはいましたが、予想を遥かに超えるインパクトがありました。てっきり正確・精緻=退屈になるのかと思ったら、トンだ大間違いでした。最大の聴き所は第三楽章のラスト2分ほどかと思います。一気にテンポが速まって激しい嵐のような演奏。ところがラスト30秒あたりで、きらびやかで奥行きのある、うっとりするような場面が一瞬現れます。すぐにシリアスかつアンハッピーと思われるエンディングに移っていきますが、この一瞬の美しさはワタシの一番好きなところです。他に、とある名ピアニストの演奏も聴いたんですが、このラスト部分の美しさを表現しきれていないように思いました。。。というか、ポリーニが凄すぎるのかも。(購入年月:2006年2月)

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ショパン ピアノ協奏曲第2番ヘ短調作品21

第1番に比べると、どっか地味な存在?のようにも思われる第2番です。ホントはこっちが先に作曲されたんですが。ショパコン(ショパン国際コンクール)の本選では第1番・第2番どちらかを弾くんですが、昨2005年のコンクールでは第2番弾いたヒト、いなかったような??

3楽章の構成、第一楽章の出だしの長いオケ序奏やピアノとオケの掛け合い加減などは第1番とよく似た印象です。ただし。ワタシは第一番にハマってからこの曲を聴いたのですが、最初はややとっつきにくいように思いました。好きになってから、また第1番との対比で思うのは、それは第2番の方がショパンの想いの強さがガツンと感じられるためではないか、と思っています。切迫感というか、もがき苦しんでいるようにすら感じます。しかしながら(そのため?)、曲の展開・メロディは美しくドラマチックで、心を揺さぶる素晴らしい曲だと思います。ワタシ的にはやはり第1番の方に軍配上げますが、決して負けず劣らずであると思います。

1.ツィマーマン/祝祭管弦楽団 ★★★★★

Zimerman_chopin_c1c_2_1999_1   クリスティアン・ツィマーマン(p,cond)

    ポーランド祝祭管弦楽団

    録音年月:1999年8月

ツィマーマンさんの強~いこだわりのもと、ショパン没後150周年に第1番とともに録音されています。アプローチは第1番と同様、従来よりもゆったりしたテンポと、じっくりタメのある、ロマンティックな演奏だと思います。このアプローチは第2番にこそ、ピッタンコなのではないか?と思います。他の演奏ではさらっと流れてしまうような部分も味わい深く印象に残るように思います。(入手年月:2005年12月)

2.アシュケナージ  ★★★★☆

Chopin_panorama     ウラジミール・アシュケナージ(p)、ディビッド・ジンマン(cond)

    ロンドン交響楽団

    録音年月:1965年1月

ピアニストの巨匠にして、現N響音楽監督で指揮者としても巨匠のアシュケナージ。これは若き日の録音です。第2番の聴き始めがこの演奏でしたが、やや流れていってしまう?感を感じたのでした。その後↑のツィマーマン演奏で第2番の魅力にはまったワタシですが、改めてこの録音を聴くと・・・これが、か~なり好印象。特に特徴というものは感じないのですが、でも聴き応えがあると思った。。。ワタシが魅力に気づかなかっただけかも知れません(^^;;。1.よりはテンポ早めです。(入手年月:2005年11月)

3.ポゴレリチ+アバド   ★★★☆☆

Pogo_chopin_c2     イーヴォ・ポゴレリチ(p)、クラウディオ・アバド(cond)

    シカゴ交響楽団

    録音年月:1983年

ショパン・コンクールの大騒ぎから日が浅い時期の録音なんですね。聴いてみると、テンポがかなり速い演奏。颯爽としたカッコよさを感じましたが、ワタシ的には、もっとじっくり感があったほうがいいなあ。。。時間が経てば印象変わるかも知れませんが。(入手年月:2006年1月)

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ショパン ピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11

ブーニンのショパンコンクールにおける演奏がスゴかったのだ!との評判から、まず飛びついた曲。ピアノ協奏曲って何?状態でしたが(笑)。けっきょく心の底から大好きな曲となりました。自分には非常に思い入れの強い曲です。

第一楽章は19~20分の大作。最初の4分ほどオケの序奏が続き、ピアノの登場を劇的に盛り上げます。ピアノは登場すると時にスローに、時にスピーディに、時にパワフルに駆け巡ります。悲しみ・やさしさ・戸惑い・ときめき・挫折感といった様々な心象が表現されているように思います。とても劇的な曲だと思います。

第二楽章は一転して、ゆったりおだやか。センチメンタルに盛り上がりますが、総じて暖かみを感じる、しっとりした曲だと思います。ワタシは効き始めの頃は第二楽章をトバすことが多かったのですが(^^;、わかってくるととても心地のいい、素晴らしい曲だと思います。

第三楽章は、3楽章中一番わかりやすい曲かな・・・。オケもピアノもリラックスした明るさがあり、テンポもよいと思います。

総じて、徹底的にピアノが主役かと思いますが、オケのしっとりした盛り上げも捨てがたい魅力があると思います。

ショパンは作曲時まだ20歳。初恋に胸躍らせ・もがいていたときの作曲だそうです。ホントは第2番のあとに作曲されたものの、出版の順序がこちらが先になったため一番になったとか。確かに第2番よりもこちらの方がスムーズでこなれているような気がします。

1.衝撃のショパン・コンクール・ライヴ ★★★★★

Bunin_chopin1 スタニスラフ・ブーニン(p)/タデュウシュ・ストルガーワ(cond)

 ワルシャワ国立フィルハーモニー交響楽団

 録音年月:1985年10月

いわゆるブーニン・シンドロームのきっかけとなった、第11回ショパン・コンクール本選でのライブ録音です。当時ワタシはまったく興味ありませんでしたが(^^;。会場の緊張感がビシバシ伝わってきますが、ブーニンは颯爽と一気呵成に弾いてます。第二楽章で見事なミスタッチがありますが(^^;;;。勢いと疾走感を感じる一方で、泣かせるところはしっかり泣かせてくれ る展開に、ワタシはすっかり参ってしまいました。しばらくは毎日複数回聴いてました。その後、何人もの有名ピアニストの演奏も聴いたのですが、いまだ、このトラックが一番好きです。(入手年月:2005年10月)

2.ツィマーマン/祝祭管弦楽団 ★★★☆☆

Zimerman_chopin_c1c_2_1999

クリスティアン・ツィマーマン(p,cond)

ポーランド祝祭管弦楽団

録音年月:1999年8月

ブーニンの10年前のショパン・コンクール優勝者、ツィマーマンがピアノのみならず指揮も担当(いわゆる弾き振り)。。。に留まらず、オケのオーディションから録音やツアーの運営に至るまで取り仕切ったのだそうです。演奏はロマンた~っぷりな感じでコクとまろやかさを感じる。。というか(^^;;。でもワタシ的には、この曲は勢いを持ってイッキに弾いていただいた方が好きです、今のところ。。。(入手年月:2005年12月)

3.デュトワ+アルゲリッチ ★★★☆☆

    マルタ・アルゲリッチ(p)/シャルル・デュトワ(cond)

    モントリオール交響楽団

    録音年月:1998年

アルゲリッチが元夫のデュトワと共演した録音。アルゲリッチは軽やかにスピーディに駆け巡ります。その音はうねりというか、クルクルしたような軽やかさ?柔らかさ?を感じます。また、凄い勢いで駆けるので、オケが合わせるのに大変そうにも感じました。

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はじめに。。。

ようこそ、のんべのクラシック日記へ!

このブログは、突如クラシック音楽を好きになったワタクシが、CDやコンサートなどについて徒然なるままに書き綴ってまいります。当面はピアノもの(ソロ、またはピアノ協奏曲)の記事がほとんどになると思いますが、いろいろ広がっていくかも知れません。

モーツアルト生誕250周年などで、クラシック音楽が盛り上がっている、と言われる昨今でありますが、ご同好の方々にもご意見・ご感想などいただければと思います。

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